2009年11月14日

☆☆☆  「山本七平ライブラリー「空気」の研究」山本七平著

日本の組織・社会は、空気で動く。
「空気」を固め読みのテーマにして、これまで、スゴ本「「関係の空気」「場の空気」」をはじめ、多くの空気本を読んできました。本書は、あちこちの空気本で空気本の古典として引用されていたことから、読んでみました。

本書の構成は以下のとおり
「空気」の研究
  「空気」の研究
  「水=通常性」の研究
  日本的根本主義について
「あたりまえ」の研究
 T.指導者の条件
 U.世論というものは
 V.国境をでれば
「空気」の思想史
対談 「空気」が「ドグマ」にならないために
解説 山本さんの四つの世界


「空気」を分析・読解し、変化させるための視点として、以下は覚えておきたい。

われわれは常に、論理的判断の基準と、空気的判断の基準という、一種の二重基準のにもと生きているわけである。そしてわれわれが通常口にするのは論理的判断の基準だが、本当の決断の基本となっているのは、「空気が許さない」という空気的判断の基準である。

決めているのは論理じゃないのだ。

昔から日本は空気で動いてきたが、その空気に対し、全く無抵抗だったわけではない。
明治時代までは「水を差す」という方法を、民族の知恵として、われわれは知っていた。

具体的には
ある一言が「水を差す」と、一瞬にしてその場の「空気」が崩壊するわけだが、その場合の「水」は通常、最も具体的な障害を意味し、それを口にすることによって、即座に人びとを現実に引き戻すことを意味している。

「水を差す」という行為は勇気がいる。空気を読んだ上で、おかしな方向に行きそうになったら、あえて「水を差す」。最近、この役割を担うことも時々あったなぁ〜。難しく、リスクもある役割だけど、この役割がないとおかしな方向に行ってしまう。頑張ろう。
ただ、「水を差す」だけでは、空気を壊すだけで、建設的ではない。壊した後で、次の空気を作れるか、それが課題だ。

それにしても、この表現は上手い。
日本人は「情況を臨在感的に把握し、それによってその情況に逆に支配されることによって動き、これが起こる以前にその情況の到来を論理的体系的に論証してもそれでは動かないが、瞬間的に情況に対応できる点では天才的」という意味のことを、中根千枝氏は大変面白い言葉で要約している。「熱いものにさわって、ジュといって反射的にとびのくまでは、それが熱いといくら説明しても受け付けない。しかし、ジュッといったときの対応は実に巧みで、大けがはしない」と。


指導者の条件も、今、テーマとしているチームのメンバーや他部門とのコミュニケーションに役立つ内容が書かれており、勉強になった。
しっかり話しを聞き、相手の論理に一旦のって、そこから・・・、とこの先は読んでのお楽しみということで!

posted by J at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本人論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マイケル映画「This is it」(2)

マイケル・ジャクソンが自分の頭にある世界を表現するために、数多くのミュージシャン、スタッフに、丁寧に、相手の立場にたってわかりやすく
説明を繰り返す姿に感動した。

彼のような才能に満ち溢れた人でも、自分の世界を表現するために、粘り強く説明を繰り返さなければならないんだな。

この点は、ずいぶん意識して、少しはマシになったと思うけど、それでも、うまく伝えられなくてイライラしてしまうことがある。要反省。
posted by J at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マイケル映画「This is it」

マイケルジャクソンの映画「This is it」を観る。

マイケルの死によって中止になったコンサートの準備・リハーサルを映画にしたもの。
冒頭でマイケルの魅力を再認識させられ、大きな喪失感をもつも、どんどんマイケルの描き出す世界に引き込まれ、ワクワクした気持ちになる。
音楽がキラキラしていて、音楽以外の世界にも大きな影響を与えることができた時代の王様だった。

帰宅後、こんなの発見。大人になったジャクソン5
posted by J at 16:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月11日

正月って何日まで休み?

皆さんの会社は、正月って、何日まで休みなのでしょう?

「高速1000円」、元旦から5日間に決定 年末は割引なしって、普通の会社の休みとズレてない?
posted by J at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆  「「伝説の社員」になれ!」土井英司著

もやもやを吹っ切ったせいか、最近、さっぱりした気持ちで仕事ができており、気持が良い。更に、自分がやっている仕事の価値を図りたく本書を読んでみました。

著者は、元アマゾンのエディター・バイヤー。現在は出版コンサルタントで、ビジネスブックマラソンでも有名。

本書の構成は以下のとおり
1.自分の値段は自分でつける!
2.付加価値をつければ人生が変わる!
3.最強の自分マーケティング
4.「伝説の社員」になれ!


この視点で自分の仕事を見直したい。
自分にとって当然なことが、ほかの人にとっては新鮮な驚きということは往々にしてあります。その他人の驚きで、何か新しいことができないか考えてみましょう。

人は、ないものねだりをすることで、自分を否定する方向に走っていきます。
自分の個性、資質が、自分にとっていちばん価値が高いのにそれに気づかない。
原石を持ちながら、磨こうとしないようなものです。

他人から見たイメージと自己イメージが合致すると、そこからすごいパワーが出てきます。


私の場合、「業界」「業法」「政策」がテリトリーだとしたら、
この3つを支える、「知識」「アンテナ」「人脈」。
ここを徹底的に磨き、外と自分のイメージを合わせると、何かが起こる???
この意識は、体にしみこませておきたい。







posted by J at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | キャリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

霞ヶ関の楽しみ♪

霞ヶ関に行く機会が多いのですが、最近、楽しみが出来ました。
それは、ミスターハングリー!!(コチラで美味しそうな写真付で紹介されてます。)

虎カレーも気になるのだ。

霞ヶ関の楽しみが出来ました♪
posted by J at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

☆☆☆☆ 「モダンタイムズ」伊坂幸太郎著

久し振りに著者の小説を読む。
ゆったりとした前半を読み終え、後半に差し掛かると一気にぐいぐいと加速するこの感じ。久し振りの伊坂作品の疾走感に引っ張られ、読了。

以下のセリフは響いた。
「人間は大きな目的のために生きているんじゃない」
「もっと小さな目的のために生きている」


「くよくよ悩んで、だけど仕事だからやる、それなら分かるけど、ただ、何も考えずに、人を傷つけて、きゃっきゃっと騒いでるのは駄目だね」



posted by J at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆  「夢見る黄金地球儀」海堂尊著

最近、著者の軽いタッチの文章を読んでるだけで、気持が良い。

本書は、2013年の桜宮市を舞台に描かれた小説。
未来を題材に、病院以外の場所を舞台にしているせいか、これまで以上に軽いタッチで描かれており、それが心地よい。


posted by J at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月07日

☆☆☆☆ 「KAMIKAZE 神風」石丸元章著

特攻隊の生き残りの方々へのインタビューの旅をまとめた本なのですが・・・・。

派手なアメ車(カマロ)が足で、前日に遊んだキャバクラのお姉ちゃんを連れて訪問。
訪問される側の老人達も難しい顔をしてたら、モナカの皮が口の中にくっついて取れなかっただけだったり・・・。

ムチャクチャなんだけど、それだけに素のやりとりがリアル。

こんなにも重たいテーマに、このノリで取り組む著者がスゲェ。
だからこそ見えてくるリアルな姿がある。

本好きは必読。やられた・・・。


posted by J at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆☆ 「無趣味のすすめ」村上龍著

村上龍のエッセイは、読み手にエネルギーが不足してると、読んでて負けちゃうので、読む時期を選びます。最近、エネルギーが満ちてきたので、思い切って久し振りに読んでみました。

僕は、浅く広く遊ぶけど、突っ込んだ趣味を持てないでいます。そのせいか、この文章には共感。
趣味の世界には、自分を脅かすものがない代わりに、人生を揺るがすような出会いも発見もない。心を震わせ、精神をエクスパンドするような、失望も歓喜も興奮もない。真の達成感や充実感は、多大なコストとリスクと危機感を伴った作業の中にあり、常に失意や絶望と隣り合わせに存在している。
つまり、それらはわたしたちの「仕事」の中にしかない。

そうなんですよ。なので、休み中にも、つい仕事のことを考えてしまう。

この視点は新鮮。その通りだと思う。
「好き」は理性ではなくエモーショナルな部分に依存する。だからたいていの場合、本当に「好きなこと」「好きなモノ」「好きな人」に関して、わたしたちは他人に説明できない。なぜ好きなの?どう好きなの?と聞かれても、うまく答えられないのだ。(以下、省略)
逆に、他人にわかりやすく説明できるような「好き」は、案外どうでもいい場合が多い。


この言葉は響いた
自分は今どんな情報に飢えているのか、それがわかれば目標は八割方達成されたも同然だろう。

読書が重要なのではない。情報に飢えるということが重要なのだ。


今は、コミュニケーション術がテーマかな。
落語やお笑いは非常に勉強になる。






posted by J at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする