2012年05月12日

☆☆☆  「代官山オトナTSUTAYA計画」増田宗昭著

話題の代官山TSUTAYAの企画のエッセンスをまとめた本。

構成は以下のとおり
第1部 プレミアエイジという可能性
 1.世界初を目指してはならない!
 2.顧客の皮膚感覚との距離
 3.顧客価値の鏡像関係
 4.大人を変える大人の誕生
 5.人がポジティブになれる場所
 6.モノとコトのベクトル
 対談 糸井重里×増田宗昭「プレミアエイジの楽園」
第2部 コミュニケーションの力学
 7.オンとオフの溶解がもたらすもの
 8.代官山と軽井沢という森の磁場
 9.編集権が移行する時代
 10.リコメンド進化論
 11.コンテンツは有料か無料か?
 12.オンラインは体温を持てるか?
 対談 飯野賢治×増田宗昭「コミュニケーションの価値と質」


本書に刺激を受け、読み終わった後、早速、現地に行ってみました。
大人な雰囲気がイイ!!もっとゆっくりしたかったなぁ〜。

と、本書で響いたのは、オンとオフの関係を表現したこの文章。
本来オンとオフとは、やはり逆のベクトルを持っているものなのだ。そしてそれを両立させることで、人は自らのバランスを保ってきたという面が確かにある。だからここでもう少し、オンとオフ、それぞれの持つベクトルについて考えてみよう。
単純に図式化すれば、オンとはお金をもらうための時間、オフとはお金を使うための時間という言い方もできるだろう。そしてこのとき、お金をもらうためには、人は他者を視る必要がある。顧客や上司、同僚といった他者から求められているものを把握し、それを提供することで、人は代価を得るのだから。逆にお金を使うためには、人は自分を視る必要があるのだ。自分自身にとって大切なものは何かを見極め、それを手にするために人は出費する。


増田さんの視点は高くて、大きな時代の流れを視る目等、ハッとさせられる言葉に満ちている。
こういう視点を持たなきゃダナ。

posted by J at 13:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆  「名波浩対談集」

元日本代表の著者と現役選手との対談本。

対談相手は、この14名
遠藤保仁/松井大輔/中村憲剛/岡崎慎司/今野泰幸/佐藤寿人&柏木陽介/山田直輝/前田遼一/渡邉千真/梶山陽平/松田直樹/高原直泰/小笠原満男/小野伸二


経験者同士だからこその距離感、相互にリスペクトしている空気感が伝わってきました。
また、プロのサッカーの見る視点は、勉強になったなぁ〜。

これは、真似しなければならん!
名波 シャビ(バルセロナ)は1試合で13キロ走るんだけど、それは30メートル、40メートルのフリーランニングじゃなくて、ほとんど自分のポジション修正。パス出してサポート、マークを外してサポートといった具合に。


posted by J at 08:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 広告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆  「待ってました!」吉川潮著

著者と噺家達の対談本。著者はこんな人
先日、聴きに行った「立川流邪道宣言」で、談之助・キウイの両師匠が著者を話題にしていたので気になり、読んでみました。

対談相手は以下のとおり
第1回 春風亭小朝ー伝えたいことは落語で
第2章 春風亭昇太ー存在自体がネタであり、落語そのものじゃないか
第3回 立川談春ーあの時、自信プラス、コツが掴めたんです
第4回 笑福亭鶴瓶ー一番大事なのは、時代と一緒に生きること
第5回 三遊亭円丈ーいくつになっても、変ったものを作りたい
第6回 立川志の輔ー落語はこうだ、みたいな考え方ではなく
第7回 桂あやめーいつの時代も、落語は女に門を閉ざしていない
第8回 三遊亭歌之介ー私小説のような新作落語を
第9回 立川志らくーメロディを持つ者が売れる
第10回 桂三枝ー人生を賭けて、古典落語三百年の挑戦している


落語家の表現力って魅力的なんだよね。

今回、特に響いたのは
釣瓶 大衆芸能を演る以上は、時代を連れていくような芸人でないとダメですよ。

「時代(トレンド)に乗る」のではなく、「連れていく」ってのが響いたね。

志の輔師匠に対する文珍師匠のこの表現もイイ。
「あんた、こまりの芸やなあ。あんたの困りはおもろいわ」

確かに、志の輔落語では、いつもおばちゃんやおっさんが困っていて、コレがイイんだな。

忙しくなる前に、一度、聴きに行きたいな。







posted by J at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 広告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆  「宇和島の鯛めしは生卵入りだった」太田和彦著

引き続き、太田本の固め読み。
いつものように、ぶらぶらと、全国の居酒屋を旅しております。
今回の行き先は
 宇和島
 大分
 会津
 喜多方
 静岡
 倉敷
 盛岡
 高知
 富山
 金沢
 京都
 尾道
 高松


その土地の酒や食事もイイし、土地の人との会話もイイんだな。
と、バイ貝って、煮たのは良く食べるのだけど、刺身でもいけるのだね。

うーん、地方の居酒屋巡り、してみたいねぇ〜。

posted by J at 08:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 広告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月08日

☆☆☆☆ 「そこまで言うか」勝間和代 ホリエモン ひろゆき

濃い3人の鼎談。こんな本が出てたのですね・・・。

構成は以下のとおり
 第1章 インターネットは規制すべき?
 第2章 ITは世の中をよくする?
 第3章 お金があれば幸せ?
 第4章 日本文化は素晴らしい?
 第5章 起業と就職、どちらがいい?
 第6章 政治で日本はよくなる?
 第7章 若者は日本を変えられる?


勝間さんって、優等生タイプかと思ってたんだけど、自分で律していたのだな。
勝間 私は自分のなかに規律がないと、だらしなくなってしまうことを知っているんです。その、だらしない自分をコントロールするために、決まりごとを作っていくんですよ。

ちょっと最近、ゆるいから、締めていかなきゃだな。

3人の個性といい感じでダラダラとした空気感が出ており、楽しんで読むことが出来ました。勝間さんのオタク&天然さが、ちょっと意外でした。

posted by J at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆  「一億総洗脳化の真実 国家の恥」上杉隆著

久々の上杉隆本。
ダイヤモンド・オンライン「週刊・上杉隆」をまとめたもの。

構成は以下のとおり
第1章 中国の「恥」地図改竄史に見る「尖閣領有の嘘」
第2章 韓国も「竹島は日本領」と認識していた
第3章 実際にあった「北海道・北方領土占領計画書」
第4章 靖國神社を拝観していた周恩来と世界のVIP
第5章 虚構の「遺棄兵器」問題の大転換
第6章 虚構の「遺棄兵器」問題の終結へ


テーマ毎に整理したものをまとめて読むと、新鮮味はないけれど、リアルタイムで読むのと違った良さがありますね。

以前、先輩から
「様々な主張があるけれど、入れる情報の量と質が異なるから、不要なコンフリクトが生じる。なるべくオープンに情報を出すようにすることで、無駄なコンフリクトを避け、有意義な議論が出来るようになるんだよ」
って、教わったことを思い出しました。
多くの人が、なるべく上質で多様で正確な情報に触れることって、大事だよね。

現在は、透明化が進み、過去の膿を出している最中だけど、その先にある世界が、ちと楽しみ。

posted by J at 10:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆  「会食力」山崎武也著

立食はずいぶんと経験し、「食べない」為のHACKS!も身につけたのだけど、フォーマルな会食は、まだまだ苦手・・・・。
といっても、いつまでも、ダメでだらしない飲みしか出来ないというのも、大人として、どうかと思い、本書を読んでみました。

構成は以下のとおり
第1章 まずは自分にどの程度の「会食力」があるか、客観視してみよう
 マナーは「堅苦しくて楽しみを半減させるもの」と思っていませんか?
 客より先に自分に料理が出たとき、「私は後で」といえますか? ほか
第2章 「会食力」を鍛えるためのマナー講座実践編
 何はともあれ相手の都合が第一-約束の取りつけ方と場所の決め方
 判断できないときは「格上」を選択するくらいがよい-ドレスコードについて ほか
第3章 アルコールを制するものが会食を制する-お酒にまつわるエトセトラ
 酒はうまく使えば本音を引き出す効果的な「触媒」になる
 ビジネスランチにも役立つ一杯 ほか
第4章 こんなとき、あなたならどうする?さまざまな会食シチュエーション
 立食パーティーではあなたの本当の品格が試されている
 大勢集まるレセプション、「自分一人くらい」という考えは大間違い ほか


本を読んだだけで身に付くもんじゃないけど、失敗の数は減らせるかもね。
「????、めんどくせーなぁ〜」
なんて思いつつ、上司にたたき込んでもらったことが、今となってはありがたい。
もっと、いろいろ教えてもらっておけばよかった。

会食力

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posted by J at 09:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆  「大世」森雅史著

2010年5月に発売の本書。読み逃していた。
著者のハートと身体が強い規格外な感じが好きなんだな。

構成は以下のとおり
 第1章 北朝鮮代表1-アジア3次予選
 第2章 日本に生まれて-民族学校の誇り
 第3章 朝鮮大学校-萌芽前夜
 第4章 広がった世界-2つの横断幕
 第5章 激闘の日々-川崎フロンターレ
 第6章 北朝鮮代表2-アジア最終予選
 第7章 世界への咆哮-BIG WORLD


厳しい環境にもかかわらず、ユーモアに溢れ、まっすぐなところが魅力的。
ウィキのこの記載も面白い。
テレビ番組『やべっちFC』では、「(`ε´)ノ」という顔文字で鄭が表されており、これはサポーターの横断幕にも描かれるほど定着している。本人のブログも、最後にこの顔文字が使用されている。敬語でも一人称は「オレ」を使う(マスコミ向けのインタビューでは「僕」を使用している)。

愛されてるよね。

それにしても、規格外。

人間ブルドーザー


2009 J1 第29節 大宮 2 - 3 川崎F


大世

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posted by J at 08:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 広告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆☆☆「ヒットを生み出す最強チーム術」佐藤章著

90人のキリンビールの商品開発チームを束ねる著者の仕事術をまとめたスゴ本。
著者は、NHKのプロフェッショナルにもとりあげられてます。(コレ

構成は以下のとおり
 第1章 「一番搾り」リニューアルの舞台裏
 第2章 落ちこぼれからのスタート
 第3章 “確信犯”がヒットを生む
 第4章 商品開発は異種格闘技
 第5章 言葉をいかに磨くかー会議とプレゼンの技法
 第6章 縄文サラリーマンのすすめ
 対談 佐藤可士和×佐藤章ーものづくりはコミュニケーション


この考え方は組織人として参考になる。
私は、こうした社内の開発者と社外の専門家たちとの関係を、「目利きと火知り」と称してます。
目利きとは芸術品などの鑑定が語源の言葉ですが、本書では物や人の良し悪しや特徴を見極め、チームをあるべき方向(ゴール)に導く人を意味します。いわゆるディレクター、あるいはプロデューサーという立場です。商品を開発するうえで、私に求められているのは、この目利きのセンスです。
火知りとは、文字通り「火を知る人」、つまり火を起こせる人です。
原始社会では、「火を起こすことは高度な知的作業でした。私たちが一緒に仕事をしているデザイナーやコピーライターなどは、火を起こせる人、つまり職人、クリエイターということになります。
ヒット商品は、目利きまかせでも、火知りまかせでも生まれません。
「目利きと火知り」がともに真剣に考え抜き、緊張感を持って向き合い、意見をぶつけ合う―ここに売れる商品を生み出す秘密があります。


この目利きである商品開発者の役割として、コレは大事だ。もっと意識せねば。
いいプレゼンをしてもらうには、商品開発者の球出し″がモノを言います。新しい「一番搾り」が打ち出したい本質を、どう言葉にしてクリエイターに伝えればいいのか、試行錯誤の連続です。火知りにいいアウトプットを出してもらうためには、目利きが正確な言葉で伝えていかねばならないのです。最終的には、どれだけお互いに本音を言い合えるか、相性も関係してきます。目利きチームメンバー選出のセンスが問われるところです。


この視点はなかった。取り入れよう。
世の中が大きく一方向に流れているときは、必ずどこかで現状に逆行するような違和感のある声″が上がり、巻き返し″が起こります。私は商品開発のポイントとして、こうした時代の潮目に注目するべきだと考えています。
世の中のメインストリームが、右を向いて突進しているときは、あえて左を見てみる。時代がダウナ―な(落ち込んでいく)ムードのときには、アッパーな視点を持ってみるのもいいでしょう。時代の逆に足を進めてみることで、潮目をいち早くつかむことができるはずです。


最近、意識してるのは、コレ。
仕事上、社外との接点がないという人だって、自分でどんどん会社外のネットワークと結びついていけばいいのです。最初は明確な問題意識がなくても構いません。相手を見つけ、おぼろげながら抱いている疑問や問題に対して意見を交換しあううちに、何らかのアウトプットにつながっていく可能性があります。
プライベートネットワークで「壁打ち」ができる人が二、三人でもいれば、自分の成長の伸びしろはグッと広がるはずです。

どんどん視野が広がっていきます。感謝!♪

ここのネットワークを自分自身だけでなく、会社、そして文化に繋げていくこの考え方は素敵だな。
目利きと火知りの関係を始め、私が築いてきたプライベートなネットワークを若いメンバーにつないでいき、それが会社の財産となって、新しいお酒文化の誕生につながっていく。そうなれば、ものづくりに携わってきた人間として、こんなにうれしいことはないと考えています。

会社人として、非常に参考になった1冊でした。

ヒットを生み出す最強チーム術

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posted by J at 07:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆  「40歳の教科書」モーニング編集部&朝日新聞社【編】

本書のサブタイトルは、「親が子どものためにできること」。
ということで、まだ40歳手前だけど、本書を読んでみました。
(タイトルで購買層を限定しすぎているよね・・・。「16歳の教科書」の番外編だから仕方がないんだろうけど)

構成は以下のとおり
1時限目 英語はいつから学び始めるべきか
 まずは日本語の土台を固めよう(大西泰斗)
 9割の日本人に英語は要らない(成毛眞)
 子供をカタカナ英語に染めないで(デーブ・スペクター)
 変えるべきは「学校」より「親の意識」
2時限目 中高一貫校は幸せへのプラチナチケットか
 有名私立中学への進学は人生の「保険」ではない(藤原和博)
 受験ストレスから逃げず、成長する機会と考える(田中ウルヴェ京)
 焦らず叱らず比較せず、子どもの成長を待つこと(関一夫)
3時限目 「お金」と「仕事」をどう教えるか
 人が人であるために仕事とお金がある(西原理恵子)
 ビジネスの原点は利他の精神にある(正垣泰彦)
 本当の豊かさは安さで実現する(似鳥昭雄)
感情を切り離して真実を見抜く力を(山崎元)
4時限目 挫折や失敗をした子どもにどう接するか
失敗をワクチンと考え、正解を押しつけない(畑村洋太郎)
自分の頭で考えてこそ、本物の答えが見つかる(工藤公康)
対等な立場からの勇気づけの言葉を(岸見一郎)


多様な意見が読みやすい文章・ボリュームでまとめれており、サラッと読めました。
俺が苦労してるだけに、英語は何とかしてやりたいんだよね。
どこかのタイミングで、どっぷりと英語の世界に浸る時間を与えたい。
小学校6年生ぐらいが、一番良いタイミングかな。

冒頭に書かれていた、この言葉は響いたね。
親が成長しないことには、子どもの成長などありえないのである。

まだまだ、オレも成長できるハズ。

40歳の教科書

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著者:モーニング編集部
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posted by J at 07:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 広告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする