2009年07月05日

☆☆☆☆☆「天才!」マルコム・グラッドウェル著

勝間和代さんが翻訳の本書、スゴ本でした。

能力だけじゃあないんだ。
環境、タイミング、文化等、全てが噛み合ったときに、成功する。

当たり前かもしれないけど、それを証明したのが本書。
息子への教育という視点だけでなく、自分についても、まだまだ役立つ視点が満載。
子供と違い、大人なら、与えられるのを待つだけでなく、環境も、タイミングも、文化もある程度、選択可能。

であるならば、出来るだけそういう状況に身を置くことが必要だ。
なんとなくの方向性を持って、これまで環境を選んできましたが、本書で裏付けられました。

つい、一緒にしがちですが、「能力」は「成功」のための条件の一つに過ぎないのですね。スゴ本でした。



posted by J at 15:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆☆ 「会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール」福沢景子 勝間和代

本書は、キャリアに悩む女性向けにまだまだ男性社会の「会社」で生きて行くためのルールを解説した本。
男性でも、「本当のルール」を理解してる人って、そう多くないと思う。女性だけでなく、男性も必読ですね。

本書に書かれているルールは、以下のとおり

1.組織で働く以上、出世をしなければやりがいも生まれない。
2.自分で有能だと思っている人が、はたから見て有能だとは限らない
3.社内政治は仕事をスムーズに進めるための情報交換のシステムとして活用する。
4.働きに見合った報酬を要求しないと、なめられる。
5.企業では、一匹狼よりも、チームワークのとれる人が求められる。
6.上司のほめ言葉は下心ありのリップサービスの可能性が高い。
7.たとえ正論であっても、本音を言って相手を否定してはいけない。
8.攻撃されたら反論する。
9.誰からも嫌われないでいることなど、ありえない。
10.時間数ではなく、成果(アウトプット)が評価の対象となる。
11.一見、ごますりに見える行為や習慣も、仕事を協調して効率よく進めるためには必要だ。
12.叱られたときこそ、成長のチャンスとなる。
13.仕事もプライベートも充実すると、きっちり分けるという意識が消える。
14.産休・育休の取得を当然の権利と考えない。
15.ルールにこだわらない。


なかでも、響いたのは
「出世」とは、他人のリソース(=資源)や会社のリソースをもっと自由に使えるようになること、そしてそれにより成果・利益を生む仕組みをつくることなのです。

より楽しむためには、「出世」が必要なのです。

そうそう、これも
「嫌われてもいい」という姿勢を貫けるようになると、仕事も断れるようになるし、精神的にも物理的にもはるかに楽になると思います。
繰り返しになりますが、私たちには嫌う権利もあるし、嫌われる権利もあるのです。

最近、ようやくこのルールが身につき、ラクに仕事が出来るようになって来た。

ルールを理解し、「したたかに」生き抜かねばならんのです。







posted by J at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆  「キャリアの教科書」佐々木直彦著

今朝は、息子だけじゃなく、両親、妻と娘の合計6人で散歩。
息子が山を案内し、かなり得意げ。いい汗かいた。
次週は、違うコースを開発してみようかな。

さて、本書。友人/知人の転職が続き、キャリアについて考えることが多く、読んでみました。

当たり前だけど、忘れがちなのが、「キャリアについて考える」というと一足飛びに転職ってなりがちだけど、違うんだな。

エンプロイアビリティ3つの観点
1.所属する組織に雇われつづけるためのエンプロイアビリティ
2.好条件での転職を可能にするためのエンプロイアビリティ
3.やりたい仕事をやりつづけるためのエンプロイアビリティ


3.やりたい仕事をやりつづけるためのエンプロイアビリティ
について、模索していこう。もちろん、「好条件」ってのは外せないけど。


posted by J at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | キャリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆☆☆「人生は「世渡り力」だ!」岡野雅行著

著者は、痛くない注射器等で有名な岡野工業株式会社の代表。
気になってはいたんだけど、著者の本を読むのは初めて。

いやぁ、スゴ本でした。
構成は以下のとおり

1."おいしい情報"を手に入れる「世渡り力」
2.人を引き寄せ、動かす「世渡り力」
3.自己演出で評価を上げる「世渡り力」
4.仕事の"敵"から身を守る「世渡り力」
5.遊びから最高のアイデアを生むコツ
6.どこでも生きていける「腕」の鍛え方


実際に、現場で成果を上げてきた人のコトバだけに、響くコトバが多いですね。

まず、私の仕事は、情報を扱うことも多いので、以下は覚えておきたい。

勝手に向こうから入ってくる情報は、たいげい当てにならねぇもんだってことは、知っといたほうがいいよ。

人と人との触れ合いのなかで、さりげなく語られる情報は信用できる。もったいをつけて出てくる情報は、たいがい「目黒の秋刀魚」だから気をつけろよ。



また、いつも、両親からは、「お前はツイている」で片付けられるオレ。
ついてる人間は、ツキを引き寄せるだけのことをしてるってことだ。

うんうん。いいコトバだ。両親に言ってやろう。
不思議なことに、ツキっていうのは周囲の人にも波及するんだよ。実際、俺と縁が切れた会社も人間も、たいがいダメになっている。反対に長くつきあっている会社や人間には、いいことが起きてるんだ。
そんな俺自身の経験から言うんだけど、絶対、ついている人間とつきあわなきゃダメだな。


まわりにいる、ついている人間をよく見てみな。何か見えてこないかい?律儀さ、熱っぽさ、粘り強さ・・・何だっていいんだよ。「いいな」と感じたところは、その人が持っている世渡り力だ。ありがたく勉強させていただいちゃえばいい、まんまマネしたっていいんだよ。

ツキを持っている友人や同僚といえば・・・、上、前職の同僚、弁護士の姉さん等々、近くをウロウロして勉強しよう。


他にも
ゼロを「10だ」っていうのはウソになるけど、一を「100」はウソじゃない。大風呂敷ってやつだな。

仕事が出来る人は、コレが上手い。オレも時々広げてみようと思う。

イヤなヤツを使いこなす知恵ってのも載っているんだけど、これが実践的。これまで、「相手にしない」という手法をとっていたんだけど、こういう方法もあるのね。

したたかでなきゃ「世渡り」できない。したたかに仕事しようと思う。
そうそう、落語は世渡り力の教科書だってのもあった。そろそろ、行きたいな。

うまくまとめられないけど、スゴ本でした。



posted by J at 11:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月04日

☆☆☆☆☆「野茂英雄「大リーグ30試合」」江夏豊著

こんな本があったとは・・・、出会えて良かった。

野茂選手がメジャーにデビューした5日前、江夏豊氏は、2年2ヶ月もの刑務所生活を終え出所したのだそうです。
大リーグに挑戦した経験を持つ大投手である江夏氏が、日常に戻って来て、野茂のメジャーへの挑戦を観戦する観戦記が本書。

文章の端々に、野球・大リーグへの思い、野茂への期待や愛情が溢れております。そして何といっても、観戦を進めるにつれ、年下の野茂のファンになっていくのがすごく素敵だ。

スポーツノンフィクションの大家の二宮清純氏の著作で、二宮氏と野茂、二宮氏と江夏のつながりは知っていたが、江夏氏が野茂について書いた本があったとは・・・、臨場感と愛情に溢れた最高の1冊です。


posted by J at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆  「原辰徳」今井美紀 取材・編

私、元巨人ファン。
僕が一番TV観戦をしていた頃の4番は原選手でした。
でも、チャンスでゲッツー、大差で勝ってるときにソロホームランという印象が強かったせいか、クロマティ選手や中畑選手の方が好きだったなぁ。
人事異動で監督を辞めさせられた際も、あんまりだなぁと思いつつも、一方で、現役の印象と重なり、まぁまぁと自分をなだめることが出来たのも、原監督ならでは。

なのに、最近、妙に気になる。
自信に満ち、軸がぶれていないように感じるのです。

で、本書を読んでみました。
本書で、「原辰徳」について述べているのは
長嶋茂雄、王貞治、江川卓、松井秀喜、阿部慎之助、坂本勇人、江本猛紀、牛島和彦、仁志敏久、徳光和夫、テリー伊藤、小倉弘子、横尾要、岩井美樹、原貢

本書を読んでわかった。

昔から原辰徳はぶれてないんだ。
選手時代は、ある種の「正しさ」を感じて、好きになれなかったけど、
その正しさを続けてきたことが、現在の魅力なんだなと。

ある時期は格好悪く思われることもあるかもしれない。でも、ぶれなく正しいことをやり続けることって、格好いい。
これから彼の言動はチェックしてみようと思う。



posted by J at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆  「国語 算数 理科 しごと」岩谷誠治著

娘の夏休みの宿題「お父さんの仕事」を手伝うにあたり、娘がなりたい職業である花屋さんを例に、会計(PL/BS)を解説したのが本書。

「仕事」とは、働いてお金をもらうこと。
会社という組織で細分化された「仕事」をしていると、その「仕事」によっては、あまり全体のお金の流れは意識する機会って多くない。
でも、シンプルに、会社ではなく、個人で「仕事」をすると、お金の流れを把握するのは必須だし、本質であるということを再認識することが出来ました。

ただ、お金の為だけに、こんなに一所懸命やっているのではないのも確かにある。

「約束を守れれば、信用も増えて行くし、その信用が増えて行くのが楽しいのね。」


確かに!自分の力がつき、それを尊敬する人等に認められ、信用が増えて行く、そのプロセスは面白い。ただ、もう一つ、本書には書かれていない「好奇心」という要素も大きいと思う。

明日は、息子と散歩しながら、「仕事」の話をしてみようかな。




posted by J at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆   「ぼくが教えてもらった「仕事で大切なこと」」福島雄一郎著

著者が携帯電話ショップで働き、多くの先輩・上司から教わったことを書いた本。

こういう現場で働く人のコトバには、響くものがあります。
今回、特に響いたのは

「信用」の基準は、責任感にある。
仕事に責任感のある方は、体調管理も怠りません。だからこそ、安心して仕事を任せられるのです。

つい、がむしゃらにやって、体調を壊してしまうことが・・・。
意識してペースを守ることも必要だなと、最近、ようやくわかってきました。

社会人として新人時代に必要なことは、「もう1人の自分」をつくりあげることなのかもしれません。ふだんの自分とは違う、「仕事のときの自分」をつくりあげることが、社会人としての成長であり楽しみでもあると、今は思います。

とっくに新人ではありませんが、最近、3つの自分を意識してます。
1.社外
2.社内部外
3.社内部内
「2.社内部外」も、会社という組織を考えると、重要ですね。
働く会社の規模によっても、この意識はかなり違いそうですが・・。

あくまでも管理職は演出家で、主役は社員なのです。

多くの上から指導され、つい自分でやっちゃおうとする悪癖はかなり抜けたかな。ただ、ここは常に意識しておきたいと思ってたところ、「演出家」というコトバは、ピタッとはまった。


そうそう、本書は、タイトルが良い。
僕も、「仕事で大切なこと」は、多くの上から教わってきたし、これからも、貪欲に吸収していきたいと思う。ぐるりと見渡すと、うん、いい感じ。どんどん吸収するのだ。


posted by J at 20:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆  「プロフェッショナル」仁志敏久著

こないだのムチャクチャ忙しかった時期、なかなか寝付けなくって、晩酌の悪癖が復活。大体、スポーツ関連の本を読みながら飲むのが好きなんだな。

そんなんで、スポーツ系の本を何冊か読んでおりますが、スゴい選手だとは思うけど、松井やイチローといったスーパースターではない「仁志」選手が書いた本というのに惹かれ、読んでみました。

仁志選手と言えば、プロ野球を観ていた最後の頃の時期に、巨人で活躍していており、運動神経の固まりのようなイメージを持っていましたが、本書を読んで印象が変わりました。
伝統に縛られず、ロジカルに考え、一つ一つのプレーを選択していたのですね。

野球って、根性論やロジカルでない練習のイメージが強く、実際、今までは、いろんな悪い慣習が多く残っていた世界だと思うけど、こういうロジカルな選手が指導者として入ってくると、ずいぶん変わるし、もう既に変化してきているんでしょうね。


posted by J at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆☆ 「世界一受けたいお金の授業」和仁達也著

本書は、ブロックパズルを用いて高校生向けに3ヶ月、計6回行った会計の課外授業をまとめたもの。

最近、ビジネスプランニングにも関わるようになったけど、そこでもブロックパズルを使って説明した方がわかりやすかったな・・、と反省。

一番左に売り上げを置き、
売上高を100とし、
まず、変動費を引いたものが粗利
粗利の内訳が、固定費と利益
固定費の内訳を人件費とその他とする。

このシンプルなブロックで考えると確かにわかりやすい。
数字が出て来たら、まずはブロックに置き換えてみようと思う。
(そいえば、上はいつもブロック書いてたな。)

そうそう、投資の章に出て来たこのコトバは意識したい。

最もリーズナブルな投資は、「本」と「二人きりのランチ」です。

本はほっといても読むので、特に「二人きりのランチ」!

週明けにアポ入れており、早速、実践です。





posted by J at 19:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする