2009年10月31日

☆☆☆☆☆「頭のよい子が育つ家」四十万靖 渡邉朗子著

家という器によって変わる家族の在り方を書いたスゴ本です。決してガリ勉専用の器(家)を勧める本ではないのです。
有名中学の受験に成功した多くのお子さんとご家庭の実態はまったく違うのです。
まずー。
受験、受験、とギスギスした雰囲気が、家庭内にない。
それどころか、家族の仲が良く、会話が多く、早い話、家庭内が明るい。
そして注目すべきは、有名中学受験に成功した子どもたちのほとんどが、子ども部屋の机で勉強をしていない。

小さい子供がいる人は興味があるハズ。

うちは、現在のところ、子供達を私立の小学校、中学校、高校に入れることは考えてないし、ガリ勉にさせるつもりはないけれど、勉強はして欲しいし、楽しく明るい家族でありたい。
ということで読んでみました。

本書の構成は以下のとおり
1.「頭のよい子」たちはこんな家で育ちました!
  有名中学合格者の11家庭のおうち大公開
2.「頭のよい子が育つ家」とは、こんな家だ!
3.あなたの家をすぎに「頭のよい子が育つ家」に変える10カ条
4.建築学から考えた「頭のよい子が育つ家」の秘密

まず、何故、本書は中学受験に着目したか
中学受験の場合、受験するのは小学校6年生。自我も確立しつつある一方、まだまだ子どもっぽいところもたっぷり残った、非常に"中途半端"な時期です。自分でいろいろやってみたいけれど、一方で親に思いっきり甘えていたい。そんな矛盾をはらんだ年齢です。
だからこそ、中学受験の成否は、主人公たる子どもがどうやって勉強しているのか、という当人の問題と、子どもにどんな環境を与えてあげるのか、という親の問題との両方がかかわってくるのです。

別に、もっと小さくても、大きくても良いのだけど、モデルにはちょうど良いわけですね。なるほど。

本書で紹介されている家庭の要素をピックアップし、我が家にあてはめて、今後の方針/導入するものを決めてみた。

要素1:家族がいる場で勉強
   例)食卓で勉強する
     子ども部屋をリビングに
     ノマド式勉強法
 J家の方針:勉強の場をボクがブログを書く書斎に移動。
        →息子に断られる。
      子ども部屋でゴロゴロしてることにする。

要素2:コミュニケーション
   例)毎年、身長を測って柱に傷をつける→導入予定
     ホワイトボート→導入済み
    
要素3:子ども部屋を孤立させないように
   例)ドアを開けっ放しにする→自然に導入済み
     リビング階段→凄く欲しかったのだが、あきらめた(泣)

要素4:子どもと家族の記憶に残る空間を演出
   例)本棚の共有→やりたかったのだが、うまいスペースが・・
           引き続き検討
     
こんなとこかな。

家とは常に「未完成」なものです。そして、未完成な家を、家族が力を合わせて、より住みやすくしていく作業こそが、家族ののあいだのコミュニケーションを高め、生活空間への体験知を育ててくれるのです。

引っ越して3ヶ月。なんとかしっくりくる家に仕上げたけど、まだまだ改善の余地はあるな。

子どもがいる方は必読のスゴ本でした。




posted by J at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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