2009年11月28日

☆☆☆☆☆「ソニーVSサムソン」張世進著

ソニーとサムスンを比較し、両社の課題を浮き彫りにしたスゴ本。
非常に説得力があり、また、肌感覚にも合う。

インテルの副社長 アロニー氏の言葉
「サムスンが何かをしようとするとき、最高経営者が意思決定をしたら、すべての人たちがものすごいスピードでそれを実行に移す」


これに対し、ソニーは、最高経営者が意思決定をしても、なかなか実行に移せない。オーナー経営者+ハードの時代の組み合わせで大成功を納めたソニーだけども、サラリーマン経営者+インターネットの時代に、同じ企業文化でいいのか?

僕が社会人になった頃、ソニーの出井社長がピッカピカに輝いていて、彼の言葉には未来があった。僕は、出井さんが目指した方向は正しかったと思っている。現在のソニーは、その方向とは逆の古き良き時代に無理矢理戻そうとしているようにも見える。

サムソンは、普通の会社を極めて一流になった後、クリエイティブを加えて超一流になろうとしている。ソニーはクリエイティブで奇跡のメーカーとなり、ビジネス領域を拡張しようとしたが、現在は、原点回帰で奇跡のメーカーに戻ろうとしているのかな?

その先には、何があるのか?
ソニーは、どこに行こうとしているのか?

意思決定のプロセス=企業体質を自ら変えることってもの凄く難しいことだけども、それをやらないと自民党みたいになっちゃう可能性もあるのでは?
と、いろいろ考えてしまった。

好きな会社だけに、早く復活して欲しいのだけど・・・。


posted by J at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。