2011年03月05日

☆☆☆☆ 「海の帝国」白石隆著

アジアを旅する機会が増え、アジアの国々のそれぞれの個性を知っておく必要があり、本書を読んでみた。

本書の構成は以下のとおり
1.ラッフルズの夢
2.ブギス人の海
3.よちよち歩きのリヴァイアサン
4.複合社会の形成
5.文明化の論理
6.新しい帝国秩序
7.上からの国民国家建設
8.アジアをどう考えるか


東南アジアを理解するキーワードは「まんだら」
まんだらシステムには大きく二つのタイプがあった。そのひとつは、東南アジアの海域にあって、海上交通、河川交通の要諦を占め、かつてバレンバレンの地を王都としたシュリビジャヤ、マラッカのように東インド貿易、中国・インド・中東を結ぶ遠隔地貿易の中継地として栄えた「海のまんだら」である。もうひとつは、中部ジャワ内陸部、現在のジョクジャカルタ。スラカルタの地域を中心としたマタラム王国、上ビルマ、マンダレーの地域を中心としたコンバウン王国など、水耕耕作を基礎に人口の集住する地域で、人的資源の支配によって栄えた「陸のまんだら」である。


このまんだら間の関係に、欧米の力学が加わり、現在の東南アジアとなった。
同じ国でも、まんだらを意識してみると都市毎の歴史が異なるのがよくわかる。

その国を知るには、歴史を知る必要があるよね。もっと、勉強しなければ。



海の帝国

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著者:白石隆
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posted by J at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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