2011年10月30日

☆☆☆☆ 「仏弟子の世間話」玄侑宗久 あアルボムッレ・スマナサーラ

引き続きスマナサーラ本。
本書は、臨済宗の住職で作家でもあり玄侑氏との対談です。

構成は以下のとおり
第1章 日本人の器
人格は立ち居振る舞いに表れる
型はあとから従いてくる ほか
第2章 空即是色は間違い?
仏教は質問と答えでなりたつ
概念と観念の違い ほか
第3章 生命はみな対等
やむを得ず概念の世界でやっている
本能を概念で増幅して妄想する ほか
第4章 もったいない!の勧め
一神教に精神の自由はない
国民が納得できたら民主主義 ほか
第5章 よく死ぬための生き方
満たされた死に方
瞑想で死を体験する ほか


玄侑氏に対する臨済宗やその他の日本の仏教のおかしい点を「空即是色は間違い」等と、ズバリと突くスマナサーラ氏の鋭い指摘が印象的。



日本の仏教がいかに方便に満ちているか実感できた。

という玄侑氏のこの素直な姿勢も素敵だ。

スマナサ―ラ氏のこれらの言葉はいいなぁ〜。
気楽でいれば、人間は無理なく成長します。だからといって、頑固になることを勧めているわけではありません。フォークとナイフの使い方でも、他の何を学んでも人間は成長できますから、いろいろ気楽に学んだほうがいいに決まってます。「私はこうだ」「他のものは嫌だ」と頑固になりすぎると、精神的な気楽さや穏やかさが壊れてしまいます。

気楽&素直が一番♪

我々は常に捨てていくという話をしました。子供が親を捨てて幼稚園に行く、我々はそれをいいことだと思っているでしょう?だから成長できない環境を捨てて、もうちょっと成長できる。さらにいいものを取って過去を捨てるんです。それが物質的な成長です。例えば子供が小学校、中学、高校、大学と進学していって、学生を卒業して会社に入ったりするでしょう?俗世間で我々はいつでも過去を捨てていくのです。
同時に、心の中でも今の状況よりはいい心の状況を目指して、今の心を捨てなくてはいけません。今の心が怒りっぱなしだったら、怒らない心はもうちょっとかっこいい。それでそちらを取って怒りの心を捨てるわけです。

ぽいぽい捨てちゃおう!

勧めてくれた友人が帰国するまでに、シリーズ全巻に目を通しておきたいな。
会って初期仏教話をするのが楽しみだ。
仏弟子の世間話

仏弟子の世間話
著者:玄侑宗久
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posted by J at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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