2011年11月07日

☆☆☆☆ 「生きる勉強」アルボムッレ・スマナサーラ 香山リカ

初期仏教、イイですね。本シリーズを読んできて、初期仏教って、宗教じゃないってことがわかってきた。
ラクに、正しく生きるための生き方を教えてくれるのが仏教なんだな。

ってことで、スマナサーラ本を、また読んでしまいました。
本書は、精神科医の香山リカ氏との対談。

構成は以下のとおり
第1部 仏教と医療は合流する
 「死にたい」はなぜ?
 妄想と瞑想 ほか
第2部 仏教を学ぶ
 「私」なんて幻だ
 仏教的な方法を学ぶ ほか
第3部 宗教の役割
 危険な言葉たち
 宗教はピエロ ほか
第4部 医療と仏教の共同作業
 正しい認識とは
 人間に向き合う技術 ほか

 
この言葉は響いたねぇ〜。
人が現実的に、具体的に生きているのは今の瞬間だけです。だから「今をしっかり生きよう」と仏教ではいいます。この「今の瞬間」という時間をできるだけ短くするのが理想です。1年間を「今」とするよりは一カ月のほうがいい。その「今」を一日、半日、一時間、30分、10分、1分になるように縮めていくんです。そして「今」を充実させるように努力する。そうすればうつに陥らないで、明るく活発に生きられるはずですよ。「今」という真理からはずれた生き方は「無知」に支配されています。「今」という真理を生きることこそ成功の道なんです。

別の本に、「取り越し苦労なんてするだけムダ」ってな趣旨の言葉があったけど、同じことを言葉を変えて言ってるんだと思う。「今」をコツコツ充実させていくことが大事なのだな。

この言葉もあっさりしててイイ。
ビシビシ生きてみて、「でも、だめでした」というなら、「じゃあ、いいや」と割り切る。生きるうえでそういう気楽さがあればね。


そのためには、コレだな。
しっかりと明るく元気で頑張って、生きている人間でありながらこだわりのない性格を、もっと余裕のある心を育てなくちゃいけないんですね。それは勉強して少しずつ時間をかけて育てていかなくちゃいけないんですよ。


香山さんの素直な姿勢がスマナサーラ氏の考えをグッと引き出している良書でした。
M氏が帰国したら思う存分、仏教話をするのだ。それまでに、本シリーズは読破しとかねば。

生きる勉強

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著者:アルボムッレ・スマナサ-ラ
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posted by J at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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