2012年02月28日

☆☆☆  「小澤征爾さんと、音楽について話をする」小澤征爾×村上春樹

風邪をひいて、布団の中で出来ることといったら・・・・、読書と音楽鑑賞。
ということで、以前から気になってた本書を読んでみました。

構成は以下のとおり
第1回 ベートーヴェンのピアノ協奏曲第三番をめぐって
第2回 カーネギー・ホールのブラームス
第3回 一九六〇年代に起こったこと
第4回 グスタフ・マーラーの音楽をめぐって
第5回 オペラは楽しい
第6回 「決まった教え方があるわけじゃありません。その場その場で考えながらやっているんです」



クラシックになじみがない僕でも、春樹さんと小澤さんのやりとりの表現が楽しく一気読み。
春樹さんのこの姿勢が素敵だ。
僕は素人だけれど(素人だからこそというべきか)、音楽を聴くときは無心に耳を澄ませ、その音楽の素晴らしい部分をただ素直に聴き取り、身体に取り入れようとする。素晴らしい部分があれば幸福な気持ちになれるし、あまり素晴らしくない部分があればいささか残念に思う。もしその上で余裕があれば、素晴らしいといとはどういうことなのか、あまり素晴らしくないとはどういうことなのかについて、僕なりに考えを巡らせたりもする。しかし音楽のそれ以外の要素は僕にとって、さほど重要な意味を持たない。音楽とは基本的に、人を幸福な気持ちにするべきものなのだと考えている。そこには人を幸福な気持ちにするための実に様々な方法や道筋があり、その複雑さが僕の心をごく単純に魅了する。


小澤さんのこのフレーズが忘れられない。
「音楽ってつまり時間の芸術じゃないですか」


クラシックをもっと聴いていれば本書を楽しめたのに!と思うと、かなり悔しい・・・・。
これまで、何度かトライして挫折してるクラシックですが、楽しめるようになると音楽鑑賞の幅が広がり、より楽しい生活になると思うのだが・・・、懲りずに、ちょこちょこ手をだしてみようと思います。

小澤征爾さんと、音楽について話をする

小澤征爾さんと、音楽について話をする
著者:小澤征爾
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posted by J at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 表現力/文章力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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