2012年08月12日

☆☆☆  「観察眼」遠藤保仁・今野泰幸著

日本代表の二人のサッカー論。
遠藤選手が何を考えてプレーしているのかに興味があり、読んでみました。

構成は以下のとおり
第1部 今野泰幸の「観察眼」
 FWで始まったサッカー人生
 ストッパーとして評価された高校2年
 もう一段階レベルアップのためのボランチへのコンバート ほか
第2部 それぞれの「観察眼」
 対談 日本サッカーを「観察」する
    あの試合で二人は何を考えていたのか?
第3部 遠藤保仁の「観察眼」
 ミスをした選手にどう対処するのか
 言われて気づくよりも自分で気づく選手になることが重要
 ミスプレーの一つ前のシーンを考える ほか


遠藤選手のこの文章は響いた。
自分の出番がない時はそうした新しい選手のことをずっと見ている。早く味方のプレーを理解したいからなんだけど、そういう時は話すよりも見た方が分かりやすい。

視点が高いよね。何を見て、何を理解したのかってとこまで掘り下げて欲しかった。

監督との関係を表現したこの文章も興味深い。
基本的に俺は、監督が「こう思っている」と言うのを聞いてから答えるようにしている。自分から「こうやりましょう」とは言わない。選手から言われるのが嫌な監督もいるだろうし、最後に決めるのは監督だと思うから。

今野選手の監督との関係を描いたこの文章と併せて読むと、トップ選手の監督への考え方が良く理解できるね。
コンサドーレ札幌時代も、自分より上手い選手はたくさんいたのに、1年目の自分がスタメンで試合に出ることができた。それは、何かが足りないということではなく、監督の要求にしっかり応えられたかどうかだと思うんです。(略)
「自分のポジションが」と言う選手は、日本代表では生き残っていけないし、選手としても成長できないんじゃないかと思います。それは、自分で自分の可能性を否定しているようなもの。だから、オシムさんに「センターバック」と言われた時も「この要求に応えることで、また一歩成長できるかもしれない」という気持ちでやっていました。

会社での仕事に置き換えると・・・、という視点で読むと、興味深いね。

posted by J at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 広告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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