本書は、そんな著者おススメの50人の落語家を紹介した本。
例えば、こんな噺家達
「中興の祖」立川談志
「エンターテイナー」立川志の輔
「開国派」春風亭小朝
「創作力」桃月庵白酒
「部室落語」春風亭一之輔
「若手本格派」柳家三三
「孤高の名人」柳家小三治
「大人の風格」柳亭市馬
「平成の名人候補」立川談春
「三位一体」柳家喬太郎 ほか
ココは興味深かった。
「人は追いつめられるとヘンなことをする。それを描くのが落語だ」。
これは昇太の持論だ。滑稽話の本質を突いた名言である。
そして昇太は、その「追いつめられてヘンなことをする人」を演じるのが天才的に上手い
噺家それぞれが「落語とは何か」という考えを持ち、実践しているのがオモシロイ。
仕事・プライベートの時間の使い方もそうかもね。