2012年12月16日

☆☆☆☆ 「30歳キャリア官僚が最後にどうしても伝えたいこと」宇佐美典也著

本書は、経産省の若手官僚である著者の、霞ヶ関を去るにあたっての「霞ヶ関の風景と、それを踏まえての意見や提言」を描いた1冊。

構成は以下のとおり
第1章 僕が経済産業省の官僚になるまで
第2章 なぜ東大生が集まっているのに問題だらけなのか
第3章 キャリア官僚制度には意義がある
第4章 政治家と官僚の役割を考える
第5章 天下りは本当に悪なのだろうか?
第6章 官僚としての最後の提言


若手官僚のリアルな風景・意見が描かれております。

この状況が進むと、ホント、マズイよね。
毎年入省してくる新人官僚の多くは、決して権力志向などではなく、「この国をよくしたい」という純粋な想いを抱いて、数ある選択肢の中から官僚という道を選んでやってきます。ところが、現在の政治家やマスコミは、彼らの純粋な想いを疑い、踏みにじる方向を向いています。一方的な断罪を繰り返して票稼ぎや視聴率稼ぎに利用して、人を弄んだ末に失望させていきます。
ここ数年、従来では辞めることなど考えられなかった若手のエース級官僚の転職が目立つようになりました。若手官僚の間には、かつてないほど政府に対する失望感が満ちているのです。


非常に熱量が高く、キャリア論としても、官僚・組織論としても考えさせられる1冊でした。

posted by J at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | キャリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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