今朝も、4時半起きで超早出に成功。ただ、帰宅が9時過ぎ&上司との会話でぐるぐる再開、ということで、現在、全然、眠くありません・・。
「ぐるぐる再開」は予定外でしたが、週の後半は夕方以降にMtg.が入っていることもあり、火曜の夜で夜型にギアチェンジというのは予定通り。
月曜超早出でスタートダッシュし、後半は夜型というのも、効率良いかも。「飲み」と「ぐるぐる」→「課題」は、後半にしてもらうってわけいかないからなぁ・・、まぁ、うまくやるです。
さて、本書、スゴ本です。著者の本、いくつか読んでおりますが、本書はスゴい。ITメディアで2006年7月ー12月までに連載されたものです。
構成は以下の通り
1.源流ー「おせっかい」なビジネスモデル
2.進化ー復古運動としてのWeb2.0
3.変化ー「地主制度2.0」と楽天の岐路
4.融合ー交差するヤフーとミクシィ
5.期待ーグーグルを超える「UFOキャッチャー」
6.鉱脈ー「リアル世界」に進出する日本の検索エンジン
7.進出ー「無料経済」下の収益モデル
8.打破ーキーワードは「リスペクト」
まず、以下のようにITベンチャーを整理した上で、Web2.0を第3世代に位置づけて、
インターネットベンチャーの世代整理
第1世代:ジジイキラー 例:孫正義 西和彦
検索エンジンがないので、大企業にいかに入り込めるかが勝負
第2世代:営業力 例:ライブドア、楽天、GMO、サイバーエージェント
IT環境が未整備、主舞台はBtoB、ベンチャーの環境も未整備
第3世代:秀逸なBizモデル、高い技術力 Web2.0
終身雇用の崩壊、IT環境の熟成、ベンチャー環境の整備
Web2.0というパラダイムは、極大化されたデータベースの海と、そこから的確に有用なデータを拾い上げるための「UFOキャッチャー」アーキテクチャという二つの層からなっている。データベースが巨大化していけばいくほど、そこから情報を収集・マイニングするためのUFOキャッチャーは高度化していき、高い能力を求められるようになる。今後、ネットのビジネスの世界はその方向にそって進化していくのは間違いない。
と、web2.0の本質をUFOキャッチャーに例え、表現しております。
UFOキャッチャーという表現、私にはしっくりときました。
ウェブサイトが成功するための三原則
1.ポータルを開設した段階から、とにかく圧倒的な情報量が必要。
→ データベース
2.企業の側が情報を継続的に増やしていくことには限界がある。ユーザーによって情報が自己増殖していく仕組みをつくらなければならない。
→ UGC
3.ありとあらゆるポイントで顧客にコンタクトして、注目を集める必要がある。
→ アテンションエコノミー
UGCというのですね。最近、この考え方が気になっておりました。
更に、fladdict.net blogで4月に書かれた「WEB2.0って結局は"地主制度2.0"なんじゃないの?」が引用されておりました。確かに!このブログ、RSS登録するです。
また、過去の履歴に基づくマーケティング(UFOキャッチャー)だけでなくSNSのようなソーシャル(人間関係)や、アゲウン
のような、未来分析によるアプローチも模索されてるのですね。本書は2007年1月出版なので、現在は、もっと進んでる筈。キャッチアップせなぁ。
他にも、インターネットの世界はプロセスの可視化の要請が極めて高い、アフェリエイトの報酬は「思い入れ」の証明である、歩行者天国と焼きそば屋の関係等々、興味深い記述がありますが、一番、衝撃を受けたのはこの文章。
グーグルが展開させたこの無料経済は、いまや世界を覆い尽くしつつある。
当初、ウェブの世界だけを対象にしていたマッチング広告は、リアル世界に存在するありとあらゆるものに対して付着し、それらを無料経済の中に取り込もうとしていく。そう考えれば、マッチング広告はとば口に
立ったばかりであり、その対象とすべきフィールドは無限に広がっている。
小作人にはなりたくない。地主として、無料経済を導入する側でプレイしたいと強く思いました。
以下、本書を読んで、お気に入りに登録したサイトです。
Newsing
ビジネス寄り、文系よりのソーシャルコミュニティってのが気に入った。「はてな」は技術系から始まったとありますが、今でも、その雰囲気あるもんな。
プレスブログ
口コミ発生マシーンですな。仕事で活かせるか・・・。
mF247
DLが無料の音楽サイト。梅田さんに触発されて、元SMEの社長の丸山さんが立ち上げたサイト。どうなっているのだろう?要研究。
今頃、グーグルすげぇって言ってる自分が恥ずかしくなった一冊でした。ただ、本書によって、2006年までのウェブの流れについては、理解がかなり進んだ手応えを感じました。今、2008年の4月なので、あと1年4ヶ月、ここからは書籍でのキャッチアップではなく、ブログ中心で理解していくことになりそうですな。
2006年までのウェブの流れを理解したい方にお勧めの1冊です。
読んでよかった!

