2012年08月19日

☆☆☆☆☆「ビジネス・マネジメント・スタジアム」小山龍介著

Hacks!本の著者である小山龍介氏が落合元監督の采配・マネジメント術をビジネスに置き換え整理したスゴ本。最近、まるっきり野球を見ておらず、落合元監督の采配も選手の名前もほとんどわからない私でも、響くところの多い本でした。

構成は以下のとおり
1 長期的な成功を約束する「針鼠マネジメント」
   落合采配に見えた最先端マネジメントの知恵
   「負けられる数」を見越して、ゴールまでの設計図を描く ほか
2 有機的なつながりをもつヒトデになれ
   「投手が投げなければ打者は打てない」
   人間の心理から本質を捉える ほか
3 「個の時代」に求心力を生む“場”の思想
   チームの求心力を高めるリーダーシップ
   一人ひとりではなく“場”をマネジメントする ほか
4 勝利ではなく、勝負の方程式
   成長を待つ「胆力」をもつ
   仲間の人生全体を取り扱う ほか


こんな感じで、ビジネスと落合監督のマネジメントを融合してるから、すごく納得感があるんだな。こんな感じ。
いくら魅力的な機会があったとしても、自分たちの守るべき領域から外れるものは「ありがたいが見送る」ということなのです。(略)
コリンズは、この守るべき領域を3つの円の重なる部分として表現しました。
第1の円は、情熱をもって取り組めるもの、第2の円は、自分たちが世界一になれる部分、第3の円は、経済的原動力になるものです。この3つが重なる領域こそ、まるで針鼠のように守り続けるところなのです。
その3つが重なる領域が、ドラゴンズにおいては、1点を守り勝つ野球だったのです。


これも響いた。
明らかな負け試合。人生のかかっている選手に、その自己表現の<場>を用意する。その選手は、選手生命をかけて、そこで打者に向かっていく。
ここで監督が行っていたのは、個人が自分のために生きていこうとしている活きを、チームにとっても意味のあるものに変えていくことでした。つまり、個人のもつ可能性と、チームが必要としている可能性を重ね合わせていくのです。
そしてその可能性は、未来の<場>において、おのずと花開いていきます。落合監督は、負け試合にあっても、そこで種をまき、そこから生まれる未来の可能性を見ているのです。


こういう視点は、龍介氏っぽいね。
「重要なクライアントとの打ち合わせは、水曜日に入れる」というハックがあるのですが、これは月曜日、火曜日の2日間の打ち合わせへの準備ができるという点と、打ち合わせのあと何か行動すべきことが出てきても、木曜日、金曜日の2日間で対応できるということから生まれたハックです。
「打ち合わせがどのようなものになるかわからない」ことを前提として、その予測できない想定がいの出来事に対応できるよう、余裕をつくっておくわけです。


落合元監督って超一流の素材を、これまた一流の龍介氏がうまく料理したスゴ本でした。


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2012年05月08日

☆☆☆  「会食力」山崎武也著

立食はずいぶんと経験し、「食べない」為のHACKS!も身につけたのだけど、フォーマルな会食は、まだまだ苦手・・・・。
といっても、いつまでも、ダメでだらしない飲みしか出来ないというのも、大人として、どうかと思い、本書を読んでみました。

構成は以下のとおり
第1章 まずは自分にどの程度の「会食力」があるか、客観視してみよう
 マナーは「堅苦しくて楽しみを半減させるもの」と思っていませんか?
 客より先に自分に料理が出たとき、「私は後で」といえますか? ほか
第2章 「会食力」を鍛えるためのマナー講座実践編
 何はともあれ相手の都合が第一-約束の取りつけ方と場所の決め方
 判断できないときは「格上」を選択するくらいがよい-ドレスコードについて ほか
第3章 アルコールを制するものが会食を制する-お酒にまつわるエトセトラ
 酒はうまく使えば本音を引き出す効果的な「触媒」になる
 ビジネスランチにも役立つ一杯 ほか
第4章 こんなとき、あなたならどうする?さまざまな会食シチュエーション
 立食パーティーではあなたの本当の品格が試されている
 大勢集まるレセプション、「自分一人くらい」という考えは大間違い ほか


本を読んだだけで身に付くもんじゃないけど、失敗の数は減らせるかもね。
「????、めんどくせーなぁ〜」
なんて思いつつ、上司にたたき込んでもらったことが、今となってはありがたい。
もっと、いろいろ教えてもらっておけばよかった。

会食力

会食力
著者:山崎武也
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2012年04月11日

☆☆☆  「クラウド「超」仕事法」野口悠紀雄

野口先生の最新の仕事術本。
これまでの仕事本から、ググッと進化しておりました。

内容は以下のとおり
序章 クラウドが開く魔法の世界
第1章 クラウドの魔法を誰でも使える時代が来た
第2章 ため込むなクラウドに上げよ
第3章 クラウドを用いて時間を有効に使う
第4章 考える環境を作る
第5章 クラウド時代に生き残るメディアは何か?
第6章 クラウドを制する者が未来を制する
第7章 クラウドは民主主義と両立するか


これは、早速、実践しようと思ったのは以下の2つ
 ・紙を残すのではなく、写真メモを残す

確かに、自分のメモや板書等を写真メモにしておけば、忘れないですね。
もっと、使っていきたい。

これもイイ。
・Gメールの下書きは、気軽に活用できる

著者は、Gメールの下書きで、原稿を書いてるとのこと。
コレは、真似しなきゃダナ。

と・・・、他には、Gメールやカレンダー、地図の活用など、当たり前にやっていることばかり・・・。
特に新鮮味はないのだけど、これって「多くの人が、意識せずに著者の仕事術を普通に使ってる」ともいえ、凄いことだなと。

おじさん(私も入ってます)のアナログ頭をクラウド頭に切り替える際の踊り場として読むのに、おススメです。







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2012年03月17日

☆☆☆☆ 「可士和式」佐藤可士和 天野祐吉

固め読みをしていた可士和本ですが、本書を読み逃しておりました。

構成は以下のとおり
第1章 可士和式ブランディング-見えない対象に目鼻立ちを与える。明治学院大学のブランディング。
第2章 広告を解体する広告-マス広告万能の時代は終わった。空気もまた広告のメディアになる。
第3章 クリエイティブの明日-糸井重里から大貫卓也まで、広告革新の波は10年単位でやってくる。
付章 佐藤可士和ロングインタビュー 島森路子(インタビュアー)-
    ユニークなクリエイティブ遍歴をとおして、その実像と可能性を追う。


天野さんと可士和さんの対談本なだけに、言葉のセンスがいいんだな。
特に響いたのは
天野 昔の中国では、品評会なんかで物の順位を決めるときに、1品、2品、3品、4品、5品というふうに呼ぶって話を聞いたことがるんです。でも、そういう中には入らないんだけれど、別の価値軸ですばらしいものがあったときは、それを「別品」と読んで評価したっていうんですね。

別品に惹かれる。

子供達を育てる際、この視点は忘れないでおきたい。
佐藤 ぼくはこれからの時代、一番大事なのはやはり美意識で、自分の美意識が持てるということは、それは何か自分が輝けるアングルがあるということだと思うんです。それが見つけられた人は、すごく幸せだと思います。


ユニクロのビジョンって素敵だな。「別品」だよね。
佐藤 柳井社長が考えているビジョンがすごくおもしろいんですよ。この間もいってたんですが、たとえばストッキングというものを開発したことが、女性のファッションをすごく解法したっていうんですね。で、ユニクロもそういうことをやっていくべきだっていうんです。ただ安くて便利な服を作るなんて気は、全然ないというか。

確かに、上下ヒートテックを着てると冬でも薄着でラクチン♪冬の過ごし方も変わるし、気持ちも変わる。

この視点は大事だ。
佐藤 勉強しますね、すごく。企業がいいたいことは、100%理解するまでヒアリングして、でもね、最初になにも聞かなかった時に感じたことも、ずっと忘れないようにしてます。


このやりとり、好きだ。
天野 やっぱり真ん中のストレートが一番いいんですよ。ところがね、真ん中のストレートを投げるのが、一番、難しい。だから、変にみんなカッコつけてカーブを投げてみたりシンカ―を投げてみたりする。あれはやっぱり違いますよね。真ん中のストレートをきちっと投げるっていうことが一番の原則でしょ。でも、そんなことをすると、いまはそれが珍しいから、あいつは変わってるってことになってしまう。くせ球が普通になってしまっている世の中だからね。
佐藤 だから直球ストレートで三振とれることが理想ですよね。
天野 ただし、棒球はだめですね。相手の胸元でピュッとホップするようなストレートじゃないとね。

「真ん中のピュッとホップするようなストレート」を投げたいね♪

可士和式

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2012年03月10日

☆☆☆  「世界で勝負する仕事術」竹内健著

著者はフラッシュメモリの第一人者のこの人

第1章 配属先はお荷物部門
第2章 エンジニアがなぜMBA?
第3章 半導体ビジネスの最前線で
第4章 ふたたびゼロからの出発
第5章 なぜ世界一でなくてはダメなのか
第6章 挑戦しないことが最大のリスク


はじめから花形の職場だったのかと思ったら、スタートの厳しく寂しい状況には驚いたね。
そんなスタートから成功した著者の仕事の仕方、キャリアの選び方で響いたのはこの考え方。
純粋に一分野を究めている人とは勝負せず、ある分野とある分野の境界、隙間をねらおうと、考えるようになりました。

自分で土俵を創っちゃえばいいんだ。

自分も最近、大事にしなきゃと思ってるのは、コレ。
失敗しても倒産しても、その技術者がどんな人間か、シリコンバレーのエンジニアたちは、よく知っています。評価が高ければインテルやIBMなどの企業が雇用してくれます。このとき、どんな業績を挙げて来たかということ以上にものを言うのは、彼が人間として信用するに足るかという、コミュニティ内での評判です。

誠実に!♪です。

この言葉も響いたな。
一つのスキルや資格に頼って一生食べていくことは難しい。医者や弁護士であってももはや安泰ではないでしょう。
私自身は、そのとき、その場で、全力疾走してきただけですが、後から振り返れば、「自分はここに留まっていいのか」という内なる声には、常に耳を澄ましてきました。(略)
どうせ将来が予想できないのだったら、一番大事なのは、環境が変わっても生き残れる適応力や精神力を身につけること。


この言葉もイイ!!
守りに入って生きていて、のけぞって後ろに倒れそうになると、人は案外冷たいものです。その一方、果敢に挑戦し、前のめりになって、つんのめりそうになると、人は手を差し伸べてくれる。

ホント、そう思います。

著者の東芝を辞める経緯や、会社への思いは、読んでてグッときました。熱量が高く、響く言葉の多い1冊でした。
世界で勝負する仕事術

世界で勝負する仕事術
著者:竹内健
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2012年02月28日

☆☆☆  「伊藤Pのモヤモヤ仕事術」伊藤隆行著

主夫業&家事モードから仕事モードへの切り替えのために一読。

構成は以下のとおり
第1章 最下位局・テレビ東京で育って
第2章 プロデューサーという仕事
第3章 企画の考え方
第4章 サラリーマンとしての仕事術ーテクニック編
第5章 伊藤Pのモヤモヤ仕事術ー「気の持ちよう」こそ全て編
第6章 テレビについて考えることー五番勝負


予算面で厳しい立場のTV東京で仕事をする著者のこの姿勢は響いた。
数字の上で戦っても、どうせカッコいいことにはならない。そこで僕は、あることに気がつきました。
勝手に勝てばいいと。
僕は自分が作っている番組が、ぐうの音も出ないほど、完全に負けていると思ったことはありません。数字では負けても、「こんな番組、おたくらにはできないでしょ」という思いは確実にある。

勝手に土俵をズラして「勝手に勝てばいい」って姿勢、素敵です。

この姿勢もイイな。
テレビのプロデューサーには、モノを創る才能よりも、ちゃんと関係者の意見を吸い上げること、その感受性を持てることの方がずっと重要です。アイディアがポンポン浮かぶような天才である必要はないけれど、人を活かす天才を目指す必要はあります。

こうありたい。

テレビ東京という特殊な局で活躍する著者の姿勢は素敵でした。
ということで、とりあえず、テレビ東京深夜枠のパラエティ番組を録画予約してみました。
伊藤Pのモヤモヤ仕事術

伊藤Pのモヤモヤ仕事術
著者:伊藤隆行
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2012年02月25日

☆☆☆  「嫌われる言葉」齊藤孝著

読み逃していた齊藤孝本。
本書は、会社で言っちゃいけない言葉を集めたもの。

構成は以下のとおり
その1 上司の隠れた悪意
その2 増殖ウイルス系雑言
その3 会社内おどし文句
その4 ごうまんオレオレ系
その5 ネガティブパワー、炸裂!
その6 責任放棄の捨てゼリフ
その7 あんたは何様(!?)語
その上1 それは客に言ってはいけません
その上2 かわいげのない部下
その上3 部下を育てられる上司


この文章は笑った。
要は、マーケティングは人を説得するために使うものなのだ。それを、アイディアを出すための道具として使うなんて、ばかばかしい。


実際に言われた言葉だけでなく、言ってしまった言葉も含まれており、気をつけなきゃなって思ったね。

嫌われる言葉

嫌われる言葉
著者:斎藤孝
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☆☆☆  「高城剛と未来を創る10人」高城剛著

高城さんの対談集。

相手は、この10人
 演出家・テリー伊藤ー“生き様番組”みたいなのをネットでやってみたい
 ゲスト 文化起業家・藤田志穂ーギャルのイメージを変えたくて“ギャル革命”がひらめいた!
 ゲスト マンガ家・寺沢武一ーCGでなんでも描けるようになったら、僕は毛筆画にする
 ゲスト 合気道家・整体師・三枝龍生ー人間のつくるものは結局のところ、身体の延長
 ゲスト 慶應義塾大学経済学部教授・金子勝ー自分の能力をガンガン出せばいくらでもチャンスはある!
 ゲスト ミュージシャン・中田ヤスタカ(capsule)-僕、ボーッとしているのがあまり好きじゃないんです
 ゲスト カシオ計算機モジュール開発部・伊部菊雄ーG-SHOCKのスタートは“落としても壊れない時計”
 ゲスト 編集者・フォトグラファー・米原康生ー行き当たりばったりに見えても実は、かなり狙ってる(笑)
 ゲスト 一般社団法人“つけなアカンプロジェクト”代表理事・紅音ほたるー子どもに性の最低限の知識は教えてあげてほしい
 ゲスト インタビュアー・ライター・吉田豪ー相手の懐に飛び込んで信頼関係をつくります!


響いたのは著者のこの文章
立場もツールも技術もなにもかも取っ払って、自由に表現するしかない時代は、ビジネスとして考えなければ素晴らしい時代です。ということは、今後はあらゆるクリエイティブな仕事は、極めて趣味に近くなっていって、ビジネスとして考える事がおかしい、という時代になっていくんだと思います。(略)
本当に、好きだからやっている″人たちしかもう必要がない、求められていないという教えなのかもしれません。結果として、今日のクリエイティブなビジネスに近い意味を持つのは、「お金になる趣味」だけで、それはお金になることを考えないで好きで始めたのが、気がつくとお金になっているようなこと


悪くない時代♪

高城剛と未来を創る10人

高城剛と未来を創る10人
著者:高城剛
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2012年02月04日

☆☆☆☆ 「仕事をしたつもり」海老原嗣生著

著者のキャリア関連の本は、これまでも何冊か読んでますが、いずれも良書。
ということで、本書も、読んでみました。

本書の構成は以下のとおり
第1章 何十枚も資料を作って、それで仕事をしたつもり?-「量の神話」を突き崩せ
第2章 流行のビジネスモデルを学んで、それで仕事をしたつもり?-中身より形にこだわる「ハコモノ志向」
第3章 みんなで一緒に考えて、それで仕事をしたつもり?-大義が引き起こす「本末転倒」
第4章 業界トップの真似をして、それで仕事をしたつもり?-過去の自分までもが加担する「横並び意識」
第5章 「お客様は神様です」とへりくだって、それで仕事をしたつもり?-商売の原則を無視した「過剰サービス」
第6章 新しいことにチャレンジしないで、それで仕事をしたつもり?-「安全策」や「奇策」に逃げるな
終章 「仕事をしたつもり」からの抜け出し方


コレは響いた。
「ラーメンの味」というメインの仕事ができていないと、いくらそれ以外のサービスを付加しても客は集まらないのです。
それはまさに「媚び」であり「過剰サービス」、つまり「仕事をしたつもり」以外の何ものでもないのです。
これは、作家や芸術家だろうと、客商売だろうと、サラリーマンだろうと同じことです。


とはいえ、「仕事をしたつもり」の仕事もしないと、組織で働くことができないのも現実。
ここで出す、著者の結論がバランス感覚があっていいんだな。
まず、「仕事をしたつもり」を半分にする(ゼロにはできっこないから)。
残りの半分は、「仕事をしたフリ」をする。(略)
そして、残りの半分の時間を、真剣に考えることに費やす。
たとえば、新境地を目指して小さなトライ&エラーを積み重ねたり、もしくはその前提である「構想」や「企画」や「情報収集」に時間を充てる。

コレだな。
最近、こういった時間が少なすぎるので、うまくやらにゃあ、あかんです。

仕事をしたつもり

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著者:海老原嗣生
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☆☆☆  「減らす技術」レオ・バボータ著

グアム在住のカリスマブロガ―の著書。
ここ数年、「シンプル」を心がけていることもあり、タイトルに惹かれ、読んでみました。

1 原則編
さあ、減らすことを始めよう やることを減らすとなぜ成果が上がるのか?
 減らす原則1 制限する
 減らす原則2 本質に迫ることだけを選ぶ
 減らす原則3 シンプルにする
 減らす原則4 集中する
 減らす原則5 習慣化する
 減らす原則6 小さくはじめる
2 実践編
 減らすテクニック1 シンプル・ゴール
 減らすテクニック2 シンプル・プロジェクト
 減らすテクニック3 シンプル・タスク
 減らすテクニック4 シンプル時間管理
 減らすテクニック5 シンプル・Eメール
 減らすテクニック6 シンプル・インターネット
 減らすテクニック7 シンプル・ファイリング
 減らすテクニック8 シンプル・コミットメント
 減らすテクニック9 シンプル・ルーチン
 減らすテクニック10 シンプル・デスク
 減らすテクニック11 シンプル健康管理
 減らし続けるために モチベーションをどう保つか


響いたのはコレ。
<人生をシンプルにする2つのステップ>
ステップ1 大切なことを見極める
ステップ2 それ以外のものを取りのぞく

この1年、特にステップ1を意識してきた。コレが、案外、難しい・・・。

最近のトレンドとは逆かもしれないけれど、最近、意識してるのがコレ。
マルチタスクであちこりに手を広げるより、シングルタスクで「今はこれ!」と決めたことに集中したほうが生産性は高まる。今この瞬間に集中し、不安とストレスを減らそう。

なかなか難しいけど、工夫してやっていくのだ。

減らす技術

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著者:レオ・バボータ
価格:1,512円(税込、送料込)
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2011年12月25日

☆☆☆☆ 「最強の人生時間術」齋藤孝著

多作の著者ですが、読む度に新しい発見があるから、つい読んじゃうんだよな。

本書の構成は以下のとおり
プロローグ 人生の「新・四住期」と二種類の時間術
第1部 時間を「生み出す」技術
 「ギアチェンジ」で時間をつくる
 忙しい人の効率的仕事術
第2部 時を「過ごす」技術ー人生のゴールデンタイムを見つける
 「一人前山脈」から「ゴールデンタイム山脈」へー価値観の複線化で人生山脈を移行する
 人生デザインを完成させる後半生の時間術


本書で提唱している新しい時間の考え方とは
【齋藤孝の新・四住期】
第1期 「狩猟期」(30歳〜45歳)
第2期 「ダブルスタンダード期」(45歳〜60歳)
第3期 「円熟期」(60歳〜75歳)
第4期 「ゼロ出力期」(75歳以上)

寿命が伸びた現在、30歳から4つの期に区切り、仕事とプライベートの充実を図るという考え方は、しっくりきた。

第1期に関し、ピンときたのは以下
「忙しい人ほど時間を生み出している」と言いますが、それを可能にしているものこそ、この「こちらから追いまくる」という段取り感覚なのです。

「こちらかさ追いまくる」って五感がいいね。追われちゃダメだ。
「追いまくる」とは、こういうこと。
仕事をするとき、スピード感が出ない原因は、頭の回転が鈍いからではありません。その仕事全体のデザインができていないことが原因です。そして、デザインができていないのは、ゴールが見えていないからです。ゴールが見えないのに動き始めてしまうと、どうしても途中で迷いが生じます。
ですから仕事をスピーディにこなすためには、まずこの仕事で求められているものは何なのかということを考え、この仕事の目的はこれだという「ゴール地点」を明確にしておくことが大切です。

細部がクリアじゃないけど、ようやっとぼんやり全体像が見えてきた。これから追うのだ。

これもイイ。
まず大切なのは、「時間を細切れにしない」ということです。(略)
価値のあるものを手にするには、お金も時間もある程度まとめて、一気に使うことが必要です。ビジネスを展開するときに、資本投下を「毎日一万円ずつ」コツコツやるという人はいません。資本投下は、ここぞというポイントを絞って、一気に大金を投下して初めて効果があるものだからです。
成果を求めるなら、時間もある程度まとめて使うことが必要です。

これは、ノマドを使うのが一番だね。

そう、最近、この意識が薄いかも・・。
本当に友と言える人や、心から大切だと思える人というのは、簡単に出会えないからです。本当に気の合う友達というのは10人に会って一人くらいとするなら、一人の「親友」に出会うためには、10人の「新友」が必要だということです。

まずは、コレだ。
職場での人間関係を築く最もいい方法が、実は新人社員の1年間、誘われたら絶対に断らないことなのです。

明日から、実践。先輩、よろしくお願いします。

目指すはコレ
外の人が見ている忙しさと、実際の忙しさは必ずしも一致しません。
忙しいと思われている人の多くは、実はその「見た目の忙しさ」をベールとして活用し、自由に使える時間を確保しています。
ですから、外からものすごく忙しく見られるというのは、時間を生み出したい人にとっては、大きなチャンスなのです。
そういう意味では、普段から時間の節約を心がけ、できるだけコンパクトに動くことは、それ自体が暇を作り出すことに加えて、人に「忙しそうな人」と思わせるという二重のメリットがあると言えます。
実際、すごく集中して仕事をしている人ほど、そうしたポッカリ空いた時間を持っています。

集中しよう!空いた時間に、落語に行こう!!

仕事術系の本を読むと、仕事が楽しくなりますね。
さて、ワークデイも、残りあと3日。集中して、やることやっておくのだ!!

最強の人生時間術

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著者:斎藤孝
価格:819円(税込、送料込)
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2011年12月19日

☆☆☆  「会社を踏み台にする生き方」吉越浩一郎著

久し振りの転職活動をやったり、OBと会ったりするなかで、いろいろと思うところがあり、本書のタイトルに惹かれ、読んでみました。
と、内容は、タイトルほど過激でなく、「ちゃんと考えて働けよ!」というメッセージ。

構成は以下のとおり
第1章 競争社会を生きるために必要なこと。
 もっと野性的になれ!草食系はこれからの社会では生き残れない。
 むやみに頑張るのではなく、プラグマティックな方向での努力が大切だ。 ほか
第2章 今いる会社で圧倒的な力をつける仕事術。
 まず会社や組織の「ワク」にはまれ。そこでの理不尽な経験が君を育てる。
 日々の仕事でマニュアル化できない暗黙知の領域を人から盗め! ほか
第3章 海外、外資で働いてタフな心をつくり上げる。
 日本とまったく違う環境に身をおくと、裸一つになったときの、本当の力が見える。
 仕事は全知全能をかけたゲームだ。外国人はそれを楽しむ術を知っている。 ほか
終章 豊かに暮らすために、自分で自分を育てる。
 自分を鍛え上げる道場は仕事のほかにない。


本書で響いたのは以下。
十分な睡眠、良質の食事、適度な運動は、習慣化することが大切だ。自分の体に染みついてこそ本物なのである。このようにして、ベストの自分を維持していくのだ。
こうした心がけは私だけではない。私の知っている欧米のトップエリートは皆自分で健康に最大の努力を払っている。睡眠もまたしかりである。

著者同様、私も、たっぷりの睡眠が必要なタイプ。特に、鼻が封鎖され気味な冬はそうなのだ。
今年は、転職したばかりで、有休がないこともあり、かなり気を配って睡眠時間を確保しているせいか、今のところ、風邪をひいていないぞ。このまま、続けよう!!

この言葉はイイな。
自分を鍛えられるのは自分しかいない。そして、自分を鍛える素晴らしい道場″として仕事があるととらえるべきであろう。

仕事そのものはもちろんだけど、仕事で結果を出した先の自分がどう変わっているかにも興味があるんだな。それが楽しみで、頑張っている面もある。

転職したばかりとあって、コレは痛感している。
ほめられている自分の資質は、「ワク」に左右されないものなのか、広く社会へ出ても通用するものなのか。自分自身に常に問いかけ、修正を加えていくべきだろう。普遍的な力を身につける意識を持ち続けるべきである。

前職の何人かの上のおかげで、いくつかの強力な資質(武器)を持つことが出来たと実感する日々。
苦しかったけど、指導してくれた上に感謝です。今の会社でも、新たな武器を身につけるのだ。

コレもイイ。
なぜ、そんなに仕事を頑張らなくてはいけないのか。それは今の社会では、少なくとも男性は、ビジネスマンであれ、スポーツ選手であれ、音楽家であれ、自分の仕事でしか、自分自身を磨くことはできないからだ。
そして、どれだけ努力を重ねたかが、現役をリタイアした後の生活の充実度にかかわってくる。


外資系出身のビジネスマンが書いた本って、仕事を人生を楽しむためのツール、ゲームとしてロジカルに捉えていて、プライベートも楽しみなさいよって書かれた本が多い。
そういう価値に、惹かれるんだよなあ〜。

と、睡眠時間確保のため、そろそろ寝ねば。

会社を踏み台にする生き方

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著者:吉越浩一郎
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2011年12月04日

☆☆☆  「「意識の量」を増やせ!」齊藤孝著

著者の本は、読む度に発見があり、覚えておきたいフレーズがあるから、見かけると読むようにしてます。

本書の構成は以下のとおり
1章 社会力は「意識の量」で決まる
2章 仕事をするとはどういうことか
3章 求められる人になる「意識増量」レッスン
4章 他者を受け入れるレッスン
5章 自意識の罠から逃れよ
6章 「チーム・ジーニアス」の一員になる


「意識の量」という表現が何といっても秀逸。
質と言われるよりも、量と言われた方が絵的にイメージがしやすい。
この文章は、スッと共感できた。
本当に才能がある人というのは一握りで、生まれつきの才能で言ったら、ほとんどの人はドングリの背比べの「普通の人たち」である。つまり、最初のスタート地点から、意識の量を増やすことができたかできないかが、成功するための鍵なのである。
意識の量が多い人イコ―ル「優れたビジネスマン」であると思う。「この人はできる人だな」という人は、みな意識の量が多い。
たとえば、こちらの言うことにすぐに反応し、的確な相槌をうち、相手のことを考えた方針やアドバイスを与えてくれる人。いくつかのシュミレーションをした上で発言をしてくれる人。こういう人は仕事の進め方もスムーズで気持ちがよい。
それは彼らが意識の量を増やす訓練を重ねてきているからであり、その打ち合わせや商談の場に多くの意識量を集中させているからできるのだ。
リラックスしているように見えても、部屋中に意識の量を張り巡らせ、相手の一挙一投足から「次に自分は何ができるか」を瞬時に判断する努力をしている。
(略)
資格を取るとか専門的スキルを身につけるとかいろいろ考える前に、自分の「意識の量」を増やすこと。これを肝に銘じて行動すれば、最低限の社会性をもつことができる。


最近、飲み会の幹事をするのが楽しいんだな。
幹事についても、こんな記述が
意識を巡らして気働きのできる人には自然とさらなる上達の機会が与えられ、その腕が向上する。会社の飲み会でその高い幹事能力が発揮されれば、上司の目にも留まるだろう。場の運営力がある人は、リーダー的存在になれる。みんなを束ねていく立場になることができる。
組織をうまく牽引していくのに有用なのは、意識の量が多い名幹事タイプである。
幹事がうまくできることは、長い目で見ると強みになる。

ピラミッド型よりも、ネットワーク型が好きなのだが、同じだよな。

この言葉はガツンと響いた。
リスクを取らない人生では意識の量は増えていかない。意識の量がどれだけ増えるかは、どれだけリスクを取ったかによって決まってくる。そしてそれによって、人生の味わいや豊かさが大きく変化してくることに間違いはない。


チームでも、「意識の量」が大事。
私なら、相手に対する好き嫌いの感情ではなく、意識の量をたくさん張り巡らすことができている人と組みたい。特に自分以外に二人しか選べないとしたら、阿吽の呼吸でこちらの動きを察知して動いてくれる人が助かる。次に何がどう動いて、どこが手薄になるかを察知できる人、あるいはこちらの意識の足りない部分をフォローしてくれる人が望ましい。
仕事のしやすさは、その人の意識の量で決まる。

ホント、そう思う。自分本位の人よりも、チームのことを考えてくれる人と組みたい。


就職活動中の学生をメインターゲットとした本ですが、大切な視点をもらうことができた良書でした。

「意識の量」を増やせ!

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2011年11月09日

☆☆☆  「「事務ミス」をナメるな!」中田亨著

昨日、ポカミスをしてしまい、同僚に迷惑をかけてしまいました・・・・。
昔からケアレスミスが多く、事務作業が苦手なのですが、今度の会社は、少ないメンバーでやりくりしなきゃならないので、そうも言ってられず、慌てて読んだのが本書。

構成は以下のとおり
T 理論篇 なぜ人はミスをし続けるのか?−「うっかり」が通用しない時代ー
 第1章 人は「有能」だからこそ間違える
 第2章 間違えのメカニズム追究はきりがない
 第3章 そもそも「間違い」とは何か?
 第4章 時代が事務ミスを許さない!
U 実践篇 ミスはこう防ぐ
 第5章 ミスの解決は「6つの面」から考える
 第6章 「気付かない」から事故になる
 第7章 異変のはじまりはどこか?
 第8章 「ミスをしないこと」は目標になりえるか
 第9章 御社の「手順」はムダだらけ
 第10章 氾濫する「ダメ書式レイアウト」
 第11章 「ミスに強い」組織に変える


ミスの発生原因、対策が体系だてて書かれている良書でした。
仕組化を心がけていたんだけどなぁ〜、くっそ〜・・・・。
トレ―サビりティと作業手順をより具体化しておこうと思います。

「事務ミス」をナメるな!

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2011年11月03日

☆☆☆  「「分かりやすい説明」のルール」木暮太一著

久し振りに大きな場でプレゼンしなきゃならない・・・。「説明」って、キライだし、苦手なんだよね・・・。そうもいってられないので、意識付けのために本書を読んでみました。

構成は以下のとおり
第1章 あなたの説明を分かりづらくする3つの原因
第2章 こんなアドバイスはいらない!
第3章 勘違いをなくそう!
第4章 意識と表現はこう変えよう!
第5章 表現の練習をしよう!
第6章 説明力をさらにアップさせよう!
第7章 聞き手の世界観を体感しよう!
第8章 「頭の柔軟体操」をしよう!
第9章 最終試験


僕の場合、以下の点を意識せにゃああかん。
必ずしも厳密さ・正確さにはこだわらない。
つい正確さを求め、細部に細部に入ってしまう癖がある。

寄り道が多い

人が寄り道するとイライラしがちなのに、自分が話そうとすると・・・・。イカンです。

目的は説明の最初に伝える。

これも、苦手。つい、スッと説明に入ってしまう。

さて、明日から本格的に仕込みを開始せにゃあ!
「分かりやすい説明」のル-ル

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2011年10月16日

☆☆☆  「儲けてなんぼ!!! 法人営業 実習ノート」高澤彰著

引き続き、営業関連本の固め読み。そろそろ飽きてきたけど、手元に、あと2冊あるので、それを読み終えるまで続けます。

本書は、楽天ブックスで「法人営業」のキーワードで引っかけた本。実務で使える様々な管理用のフォーマットがついてて、実戦的な1冊でした。

構成は以下のとおり
1 ビジネスを成功に導く3つの心構え
   3禁句を常に意識しよう
   立場に徹して人の倍働こう
   スピード感覚を身につけよう
2 すぐにできて大きく効果の出せる5つの作戦-当面の応急処置的対応
   “敵の敵は味方”作戦/“案件は徹底的に追っかけろ”作戦(引合管理)
   “どこに行くの、ちゃんと行ったの”作戦(行動管理) ほか)
3 儲け続ける企業の営業実務7つのチェックポイント-身につけておくべき能力・スキル
   売上は十分か-採算レベルを把握する力を身につけよう
   いまの市場でどれくらい売れるか-需要を判断する力を身につけよう
   顧客は大丈夫か-取引のリスクをマネジメントできるようになろう ほか


最近、気付いたんだけど、新しい職場での自分の役割は、「営業」だけじゃないな。
ただ、営業的要素も入っているので、うまく本書で紹介されているフォーマットを活用していこうかなと思ってます。

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2011年10月15日

☆☆☆☆ 「人間関係力」齊藤孝著

著者の本は、響く言葉の含有率が非常に高いので、つい読んでしまう。

人生を泳ぐことに喩えるなら、人間関係は水である。
前へ進む推進力は、水をしっかり捉えて引き寄せることで生まれる。人生をプラス方向にぐんぐん推し進めていくには、人間関係をしっかり捕まえて自分に引き寄せていくことが必要だ。
しかし、水にはもう一つの側面がある。それは、水が抵抗になるということだ。水の抵抗力によって、前への推進力が殺される。
人間関係は、人生を生きていく上での最大の抵抗力である。私たちがストレスを感じる時の多くは、人間関係が絡んでいる。

本書は、偉人達の人間関係に関する言葉を集めた本。

この言葉はしっくりくる。
人間関係力の柱は、経験を通して、自分の内的な基準を作っていくことにある、と私は考えている。例えば部下が自分の思い通りに動いてくれない時にどう接したらいいのかを、実験しながら探っていく。そうした一つ一つの経験を、自分の内的ルールとして蓄積していく。
この内的基準を作る経験の一つが読書だと思うのです。


ということで、本書の構成は以下のとおり
第1章 ビジネスに効く人間関係力
 仕事相手に振り回されてばかりだ-回答者/宮本武蔵
 仕事で悩んでいる部下に何と声をかければいいか-回答者/エジソン
 最近仕事の愚痴が多く、つまらない-回答者/高橋是清 ほか
第2章 プライベートを円滑にする人間関係力
 出会いが少なく、仲間もいない-回答者/寺山修司
 なぜあの人は不機嫌なんだろう-回答者/モーツァルト
 「人の話を聞かない」といわれる-回答者/宮本常一 ほか
第3章 他人に頼らない人間関係力
 女性にモテるにはどうしたらいいか-回答者/坂口安吾
 逆境に立ち、途方に暮れている-回答者/孔子
 仕事関係者とプライベートまでつきあいたくない-回答者/渥美清 ほか


ケネディのこの言葉に関する一連の記述はいいな。グッときた。
《困難な日が必ずしも暗いとは限らない》(『ケネディ登場』/中公文庫)
この「明るさ」こそ、ケネディ人気の秘密だ。彼はさらに、「この困難な日は、平和と自由の大義のために誇るべく、また忘れえない日々だと思う」と続ける。どん底だからこそ、上がある、というのだ。
私たちは、前を向いて歩いていたい。視線は、後ろ向きではない。斜め前方だ。そのためには、「希望を抱かせてくれる人」(=リーダー)が必要なのだ。

リーダーに必要なのは、ケネディのいう通り、決して「スキル」でも「才能」でもない。「活力」や「未来に対する」姿勢なのだ。言い換えれば「明るさ」だ。

こういう時代だからこそ、この明るさが重要なのだ。

寺山修司のこの立ち振る舞いもいい。
自身が大きな器となって、「るつぼ化」したのである。
おそらく寺山は「ミーム」(文化的遺伝子)的なものを意識していた。「独裁者」や「教祖」ではなく、寺山のミームが、他の人々のミームと複合しつつ、後世に伝わっていくことを望んだ。それは、寺山の「幸福」感からも来ていた。
《「出会い」の幸福論は、つきつめていくと数学の問題になっていゆく》(『幸福論』角川文庫)
寺山は、多くの人間に会い、交わり、影響を受け合うことを、「幸福」と定義していた。

この言葉は、ぐさりと刺さった。
《あちこちに自分をあらわすために、セカンド・ハウス、サード・ハウスとしての小さい部屋を群衆のなかに設置し、人間関係をより複雑でわずらわしくする》(同前)
わずらわしい人間関係を避けるのではなく、そう持っていくことで「幸福」になる。面白い。どんどん新しい環境に出ていかねばダメですな。

かなり気に入って、早速、使ってるのがコレ
「有頂天」という言葉は、モーツァルトの手紙の中に頻出する。本人お気に入りの言葉だ。
何しろ、他人に喜ばれることを生きがいとする無邪気なモーツァルトだ。称賛を集めたり、何かいいことがあったりすると、すぐに「有頂天」になる。

「有頂天」って、いいなぁ〜。
既に、気に入って、使いまくってるのがコレ
モーツァルトは、他人の感情に敏感だった。何せ、期待に応えることを至上命題としているのだ。他人が今、自分に何を欲しているかを察する「感知力」がアップしてもおかしくない。だから常に、上機嫌でもあった。(略)
他人の感情を感知するには、やはりモーツァルトのように、他人との壁を取り払い、上機嫌でいる必要がある。上機嫌だから感知力が上がる。

常に「上機嫌」っていいなぁ〜。嫌な顔や態度をとることで人を動かすスタイルもあるけど、俺にはムリ。
上機嫌の作法」でいきたいと思ってます。
似てるけど、新渡戸のこの言葉もいい
《とかく物事には、明暗の両方面がある。私は光明の方面から見たい。そうすれば、おのずから愉快な念が湧いてくる》


漠然とこうありたいと思ってはいたけど、言語化してくらたのが渥美清さんのこの言葉
《孤立しているのはつらいから、つい徒党や政治に走る。孤立してるのが大事なんだよ》(小林信彦『おかしな男 渥美清』新潮文庫)
「孤独」といわずに、「孤立」という。この言葉の選び方に、渥美清の生き方を感じる。彼にとっての「孤立」とは、「ひとりで立つ」ということなのだ。


あとがきの著者のこの文章は、その通りだと思うな。
ポジションは自分で奪い取るものだ、という言い方は心構えとしてはもっともだが、実際にはポジションは人が与えてくれるものだ。
人に引き立てられなければ、力は発揮しにくい。まずは力を示すチャンスを得る、そこできちんと結果を出して信頼を発揮する。その信用が次の仕事のオファーを生む。
仕事上の人間関係ばかりではない。私生活のつきあいも、気を抜いて技を磨かないでいると、貧しいものになってきてしまう。

FACEBOOKやツイッターという便利なツールがあるので、これらも有効に活用し、数多く有頂天になれる素敵な人間関係を、上機嫌に築いていきたい。

人間関係力

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2011年10月10日

☆☆☆☆ 「法人営業「力」を鍛える」今村英明著

引き続き「法人営業本」。昼寝をしている娘の隣りで一気読み。
新しい会社が外資系なので、コンサル的視点も必要かと思い、本書をピックアップ。

こんな本です。
2003年から筆者は、青山学院大学ビジネススクールでMBA向けの「生産財マーケティング」講座を担当し始めたが、実は適当な日本語のテキストが見つからず、大変苦労し、結局自分で手作りの教材を準備せざるを得なかった。いっそそれなら自分で書こうと思い立って書き始めたのが本書である。


構成は以下のとおり
序章 できる営業スタッフは何が違うのか
第1章 日本企業に蔓延するマーケティング・ロジック欠乏症
第2章 チャンスを再発見する-市場を科学する技術
第3章 戦略を再考する-「標準化」と「カスタマイゼーション」
第4章 顧客を再発見する-ニーズや意思決定の構造を分析
第5章 取引関係を再構築する-顧客アプローチの方法
第6章 プライシングをやり直す-高収益を実現する値付け


非常に整理されており、BtoBビジネスの教科書としては理想的。
トップマネジメントの思考軸や相手方にアプローチする際の軸を整理できました。

もうちょいして、実務が把握できた後、今後のアカウントに対する戦略等を策定する際には、再読してみようと思ってます。

法人営業「力」を鍛える

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著者:今村英明(コンサルタント)
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☆☆☆☆ 「法人営業のすべてがわかる本」高城幸司著

現在、少し、テーマを絞り「法人営業」を固め読み中。
まずは、「法人営業」で検索すると、必ず上位に出てくる本書を読んでみました。

構成は以下のとおり
第1部 法人営業とは
 法人営業とはこんな仕事
 これからの法人営業はこう変わる
第2部 法人営業の実践ノウハウ
 営業活動とプロセスはこうして管理する
 アプローチをかけるまでの準備
 速やかかつ効果的なアプローチ ほか
第3部 「法人営業力」を高める
 「法人営業脳」を鍛えるトレーニング
 本当に使える人脈はこうつくる


本書の冒頭に、「法人営業の教科書を目指した」とあるように、法人営業の基礎的なことが簡潔にまとめられた良書でした。やることの概要、輪郭がクリアになってきました。

まだ、実務に出ておらず、リアリティを欠いている箇所もあり、もう少し実務に入った3ヶ月後ぐらいに再読してみようと思ってます。

法人営業のすべてがわかる本

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著者:高城幸司
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2011年10月08日

☆☆☆☆☆「傷つきやすい人ほど営業は上手くなる」津田秀晴著

転職の挨拶まわりで、何人かの人から、ブログ見てますと言われた後なので、ちょっと緊張してるけど、今週読んだ本について、ダラダラ書いていきます。

まずは、固め読みのテーマにしている営業関連本から。
不安な部分をきちっとおさえたタイトルにグッときて、読んでみたのですが、これまで読んだ営業関連本のなかでは、ピカイチな内容でした。

構成は以下のとおり
第1章 あなたの営業トークが顧客に響かない本当の理由
第2章 困った場面を切り抜けるとっておきのテクニック
第3章 押しの弱い人のためのアポ取り&フォロー術
第4章 冷たい拒絶・断わりに負けない「受け身」の取り方
第5章 他力本願が、「顧客」を増やす
第6章 目標を見極め、自分らしく仕事をした人が成功する
第7章 身の回りの人に感謝できなければ営業の仕事は続かない


本書は、個人相手の新規営業をメインに書いており、私が今度担当するのは、法人相手の既存顧客に対する営業と同じ営業でも、かなり性質が異なるのですが、それでも響いた箇所が多かった。
特に響いたのは以下

短時間で相手と深い信頼関係を築くには、「話のスポットライトを子供や趣味に移すのではなくて、あくまでお客さん本人に当て続ける」ことが大事なのだそうです。
つまり、「かわいい子供を育てている私(の気持ち)」あるいは、趣味のことならば「その趣味を楽しんでいる私(の気持ち)」といった、その人の価値観や感情について話をするわけです。
そうすると、単なる雑談と違っていくらでも心地よい会話が続き、お互いの信頼関係は短時間で深まっていきます。

確かに、これまで、気付かなかったけど、今回、参考にしようと思っている前職や、その前の営業の先輩達は、こういうスタンスで話をしていた。実践しよう。

どんな本を読んでも、「話をよく聞け」と書いてあるけど、本書で紹介されているのは、より具体的な以下の3つ
@ 人に焦点を当てて聞く
  本を読んだことについて話を聞く場合、本についてではなく、読んだその人について聞いた方がいいんだな。
A 相手の言うことを、自分の体験や知識に置き換えない
  「相手の言うことに同意してあげる(受け止めてあげる)ことと、理解したと思い込むこととは違うのです。
  これは、今までも意識していたけど、徹底しよう。
B 相手に好奇心と意識の矢印を向け続ける
  これも、意識はしていたけど、つい、自分の方に向いてしまう。徹底せねば。

これは便利。確かに、先輩達も使っていたな。
トップ営業マン直伝「とっさの一言」
@ 言いにくいことを言うとき  
   ・・・「いい意味で」
A 相手の状態を気にかけるとき
   ・・・「○○○さんが、・・・な感じが伝わってきましたが、」
B 空気を読んで、それを変えたいとき
   ・・・「つまらないですか?」
C 新人であることが引け目のとき 
   ・・・「新人なので」
D 相手の真意を図りかねるとき
   ・・・「そのココロは?」
E お客さんの不安を受け止めるとき
   ・・・「ダイジョウブですよ〜♪」
F 困ったとき、相談したいとき
   ・・・「教えてください」
G テストクロージングをしたいとき、締切日を伝えたいとき
   ・・・「実は○○日が私のXデ―なんです(笑)」
H 辞去するとき
   ・・・「○○さんとお話しして元気になりました。また来ていいですか?」
I お客さんが優秀な営業マンだったとき
   ・・・「○○さんのような方に変な営業テクニックは使えません。私を信用して任せてください!」

Eは読んでて、新人のときの営業の部長・課長の顔が二人、顔が浮かんできて、思わず吹き出した。真似すんべぇ〜。大丈夫、大丈夫。

そう、いつも適当だった身なりも不安だったのですが、このアドバイスを聞いて安心。
「ビジネスにおける服装は、好きな服を着る、あるいは、トレンドを追って格好よく見せるのが目的ではありません。『自分に似合う、似合わない』ではなく、その場にふさわしく、相手から『共感』を得られる服装であることが大事です。一番簡単なのは、お客さんの立場になって、自分ならどんな格好をしている営業マンからその商品を買いたいのか?と発想することです」

ファッショナブルな業界でなくて良かった♪地味なスーツが一番良さそうだ。
こういうことだな。
「センスがないとか、流行に興味がないと言い訳する人がいますが、それは自分を良く見せたいという思いが根本にあるから。営業はあくまで相手がどう見るかが問題です」


この発想はなかった。忘れないようにしよう。
新人とトップ営業マンの違いは、営業トークの技術以上に、「種まき」の質と量が違うのです。
単純に言えば、既契約者や見込み客の多いベテランは、新人よりもたくさんのお客さんに定期的にアプローチして、たくさんのアポを取っているだけです。
新人営業マンが悩むならば、安定継続的に見込み客を作り続けて、アポ(商談できる場)を取りつづけていく習慣と仕組みをどう作るかということであり、一つひとつの拒絶や断わりにいちいち落ち込む必要はないのです。



この資質はあるかもしれん。
営業に最低限必要な情報に加えて、相手に対して一人の人間として健全な興味を向けていくことが大事でしょう(ストーカー的にならないよう要注意)。
あるトップ営業マンは、「人に惚れるんです。いいなと思ったら、まずその相手にトコトン惚れ込むんですよ」と成功の秘訣を話しています。
また、別のトップ営業マンは、相手の会社の朝礼に出させてもらい、自分(と自分の会社)がどう役に立てるかを徹底的に情報収集していました。

もっと、習慣化・システム化していこう。

さてさて、来週からの実戦が楽しみだ。大丈夫、大丈夫。

傷つきやすい人ほど営業は上手くなる

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著者:津田秀晴
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