2013年02月23日

☆☆☆☆☆「リバース・イノベーション」ビジャイ・ゴビンダラジャン著

ちきりんがブログで絶賛してたので、早速、本書を読んでみました。常識だと思っていたことがひっくり返るスゴ本でした。

先進国⇒新興国じゃなくて、新興国⇒先進国なんだな。

構成は以下のとおり
第1部 リバース・イノベーションへの旅
 未来は自国から遠く離れた所にある
 リバース・イノベーションの五つの道
 マインドセットを転換する
 マネジメント・モデルを変えよ
第2部 リバース・イノベーションの挑戦者たち
 中国で小さな敵に翻弄されたロジテック
 P&Gらしからぬ手法で新興国市場を攻略する
 EMCのリバース・イノベーター育成戦略
 ディアのプライドを捨てた雪辱戦 
 ハーマンが挑んだ技術重視の企業文化の壁
 インドで生まれて世界に広がったGEヘルスケアの携帯型心電計
 新製品提案の固定観念を変えたペプシコ
 先進国に一石を投じるパートナーズ・イン・ヘルスの医療モデル
 必要なのは行動すること


本書のメッセージは、シンプル。
「新興国⇒先進国」
この流れを頭に入れておこう。

posted by J at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月21日

☆☆☆☆ 「僕がアップルで学んだこと」松井博著

以前から気になっていた本書を読んでみました。
本書は、こんな内容の1冊です。
ジョブズの偉大さというのは、マックやiPodを世に送り出したことではなく、アップルという「環境」を創ったことでしょう。
ではアップルをアップルたらしめている「環境」とは一体どのようなものでしょうか?それがこの本の大きなテーマです。この本の前半では、スティーブ・ジョブズが復帰し、具体的にどのように会社の環境を変えていったのか、そうして出来上がった環境は実際のところどのようなものなのかを説明していきます。(略)
後半は、一個人が、会社や社会といった自分自身を取り巻く環境にどのように働きかけていけばよいのか?という、いわば前半とは逆の視点からのアプローチです。

元アップルのシニアマネージャーという立場だったからこそかけるこの内容。アップル万歳!ジョブズ万歳!!って本は、沢山出てるけど、この視点は新鮮だし、興味があったんだよね。

構成は以下のとおり
第1章 腐ったリンゴはどうやって復活したのか
第2章 アップルの成功を支える方程式
第3章 最良の職場を創る
第4章 社内政治と賢く付き合う
第5章 上司を味方につける
第6章 己を磨く


以下の「考えすぎのわな」は響いた。
(1)考え過ぎると不安になる
(2)考えただけで何かしたつもりになってしまう
(3)考えただけで分かった気になる
(4)考えるのに使った時間が惜しくなる
(5)決定事項に振り回され柔軟性を失ってしまう。


特にこの言葉
世の中は考えても分からないことでいっぱいです。未知のことを恐れ、考え過ぎて不安に駆られるよりも、ちょっと考えたらドンドン手を動かしてみた方がずっと建設的なのです。
また、どんな仕事も最初の一歩がいちばん大変です。年賀状を書くのも、データ入力も、庭の芝刈りも、見積もりを取るのも、とにかく始めるところが大変で、始めさえすれば後はなんとかなることが多いものです。あれこれ考えると、この「始めるところ」がますます重く感じられてしまうのです。だからあまり考えずに取りあえず手を付ける。そんな感じで何でもやっていくと、いろんなことが軽くなります。


フットワーク軽くいきましょ!
わっしょい!わっしょい!!

posted by J at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月12日

☆☆☆☆ 「インサイド・アップル」アダム・・ラシンスキー著

本書は企業としてのアップルを客観的に分析した本。
今後のアップルの動向についても描かれており、非常に興味深く読み進めることができました。

構成は以下のとおり
アップルの「芯」
第1章 ジョブズ信仰を超えて
第2章 ようこそインフィニット・ループへーアップルにおける2つの秘密主義
第3章 すべてをコントロールするーデザイン、製品ライン、経営企画
第4章 永遠の新興企業?-「DRI」制、経営チーム、「トップ100」
第5章 ジョブズの後継者たちークック、アイブ、そしてフォーストール
第6章 伝えるべきメッセージを選ぶー基調講演、広報、宣伝
第7章 「アップルとのあいだに提携関係は成り立たない」-顧客、パートナー、競合他社
第8章 ポスト・ジョブズ時代のアップルー「アップル大学」の効果、独裁者不在のチャンスと不安
第9章 アップル卒業生が成功する日ージョブズ・ウェイは模倣可能か?
第10章 最後にもうひとつ


この文章は、アップルという特異な企業をうまく言い表してるね。
アップルは矛盾をはらむ会社だ。社員も組織も並はずれて傲慢だが、その一方で、賭けが裏目に出たらどうしようと怖れおののいている。ジョブズが君臨していたクリエイティブ部門にいるのは、アップルに人生を捧げるかそれに近い社員ばかりだ。つまり、アップルのやり方しか評価しない人たちであり、本来のクリエイティブな発想からほど遠い。オペレーション部隊はアメリカの一般企業と変わらないが、他社より優秀で、アップルの文化とは対照的な元IBMの集団が率いている。アップルは新興企業の能力を残しながらも、社員を窮屈な箱に入れて管理し、堅実な手順にしたがわせている。対外的なイメージは、少なくとも広告で見るかぎり奇抜で楽しいが、社内の雰囲気は暗く、ひたすら働くだけの場だ。


働く「場」としてのアップルは、かなり厳しい世界みたいだね。

デザイナー主導の企業文化ってのも、メーカー離れしてて興味深かったな。

外からの「イメージ」ではなく、「企業・組織」としてのアップルの実態を描いた良書でした。

posted by J at 16:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月12日

☆☆☆  「代官山オトナTSUTAYA計画」増田宗昭著

話題の代官山TSUTAYAの企画のエッセンスをまとめた本。

構成は以下のとおり
第1部 プレミアエイジという可能性
 1.世界初を目指してはならない!
 2.顧客の皮膚感覚との距離
 3.顧客価値の鏡像関係
 4.大人を変える大人の誕生
 5.人がポジティブになれる場所
 6.モノとコトのベクトル
 対談 糸井重里×増田宗昭「プレミアエイジの楽園」
第2部 コミュニケーションの力学
 7.オンとオフの溶解がもたらすもの
 8.代官山と軽井沢という森の磁場
 9.編集権が移行する時代
 10.リコメンド進化論
 11.コンテンツは有料か無料か?
 12.オンラインは体温を持てるか?
 対談 飯野賢治×増田宗昭「コミュニケーションの価値と質」


本書に刺激を受け、読み終わった後、早速、現地に行ってみました。
大人な雰囲気がイイ!!もっとゆっくりしたかったなぁ〜。

と、本書で響いたのは、オンとオフの関係を表現したこの文章。
本来オンとオフとは、やはり逆のベクトルを持っているものなのだ。そしてそれを両立させることで、人は自らのバランスを保ってきたという面が確かにある。だからここでもう少し、オンとオフ、それぞれの持つベクトルについて考えてみよう。
単純に図式化すれば、オンとはお金をもらうための時間、オフとはお金を使うための時間という言い方もできるだろう。そしてこのとき、お金をもらうためには、人は他者を視る必要がある。顧客や上司、同僚といった他者から求められているものを把握し、それを提供することで、人は代価を得るのだから。逆にお金を使うためには、人は自分を視る必要があるのだ。自分自身にとって大切なものは何かを見極め、それを手にするために人は出費する。


増田さんの視点は高くて、大きな時代の流れを視る目等、ハッとさせられる言葉に満ちている。
こういう視点を持たなきゃダナ。

posted by J at 13:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月30日

☆☆☆☆ 「ライフサイクル イノベーション」ジェフリー・ムーア著

読み逃していたのに気付き、慌てて読んでみました。
構成は以下のとおり
第1部 基本的モデル
第1章:イノベーションの効果
第2章:イノベーションと市場カテゴリーの成熟度
第3章:イノベーションとビジネス・アーキテクチャ
第2部 イノベーションを管理する
第4章:イノベーションのタイプ
第5章:成長市場におけるイノベーションの管理
第6章:成熟市場におけるイノベーションの管理
第7章:衰退市場におけるイノベーションの管理
第3部 慣性力を管理する
第8章:自社におけるイノベーションの管理
第9章:コンテキストから資源を抜き出す
第10章:コアに向けた資源の再配分
第11章:企業内の慣性力を管理する


本書は、
イノベーション・タイプとその市場カテゴリー成熟化ライフサイクルとの関連について考察

した本。

市場のライフサイクルのどこにあたるかによっって異なる必要なイノベーションが整理された良書でした。
コンプレックス・システム型とボリューム・オペレーション型という整理も、わかりやすかった。

と、フレームワークは、頭に入った。
問題は、これを日々の仕事に、どう活かすか・・・・、だな。


ライフサイクルイノベーション

ライフサイクルイノベーション
著者:ジェフリー・A.ムーア
価格:2,100円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る

posted by J at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月27日

☆☆☆☆☆「マエカワはなぜ「跳ぶ」のか」前川正雄著 野中郁次郎監修

久し振りに新たにテーマを設定。しばらく「メーカー」をテーマに固め読みをしようと思ってます。
本書は、その第1弾。野中先生の監修ということで、手に取ったのですが、いきなりスゴ本でした。

本書の構成は以下のとおり
第1章 無競争のビジネスモデルを生物から学ぶ
第2章 マエカワはどうやって「跳ぶ」のか
第3章 マエカワはどうやって「跳ぶ」のか
第4章 「跳ぶ」を可能にする十の要諦
第5章 日本企業本来の生き方に戻れ


マエカワ」とは、こんな会社。
恥ずかしながら、こんな素敵な会社があるなんて、知らなかった・・・・。

本書は、「モノを冷やすこと」から出発した「マエカワ」が、一見、関係なさそうな様々な分野で成功してきた理由について、書かれた本。響く言葉が満載のスゴ本でした。

マエカワでは、あらかじめ「今後、この分野が有望だ」と論理分析的に判断し、そうした分野に人材や資金を投入してきたわけではない。自分たちがいる「場所」をよく見て、職能を超えた社内の仲間はもちろん、顧客、ときには外部の専門家との対話を通じて、新たなニーズをキャッチし、自分たちを変化させてきたのである。

個人的に、賢いコンサルがどうこう言って、逆に企業を迷走させているケースが多いのでは?って、思ってるんだけど、マエカワはそうじゃないんだね。

そもそも、そういう発想は時代遅れなんじゃないかって主張には、共感
20世紀、企業は、ほかの企業と争う戦略を得ようと、競合相手の動向を分析することに多くを費やしていた。ところが、21世紀になると、競合を分析していても、それが何の役にも立たない場合が増えてきた。競合の真似をしてつくる商品では市場が評価しない。競合との価格競争がすぐ起こり利益はなくなってしまう。競合をいくら分析しても、自らの生きる道は見えてこないのだ。競争戦略で21世紀のものづくり企業が生き残れる確率はわずかしかないだろう。競争から自由になることだ。共同体の知恵を使って、競合から離れて生きる場所を見つけるしか、生き残る道はない。
企業独自にそなえている本能を目覚めさせて、場所を跳ぶこと。これこそマエカワの生き方である。共同体の感覚知を伝え合って、環境変化に敏感に気づいて、本能的に自分たちを変化させ、場所を跳ぶこと。数十億年前から、生物が生きつづけるためにとってきた、唯一の方法である。


じゃあ、どうやって跳ぶか
マルチ型人間が共同体を構成し、論理知ではなく感覚知を交換していると、ある日、跳ぶ瞬間がやってくるのだ。

コレ、跳んでいる距離は短いかもしれないけど、いつも上とやっていることだな。「何か気持ち悪い」という感覚を大事にし、議論している。今日も、ずいぶんと跳んだぞ。
こういう議論。
感覚知でつかんだことを検証してまとめていくのは論理知である。論理知が情報のレベルを高め、みなで共有しやすい情報にしてくれる。感覚知で物事の実体をつかんだ後に、論理知の出番が来るというのは、20世紀とは逆になっている。感覚知情報と論理知情報を合体させて、はじめて本物の情報、知恵になる。

うーん、しびれるなぁ。コレだよコレ!!この感覚知を共有してるからこそ、質の高い議論ができるのだ。
チームに必要なのは、少なくとも二、三の専門分野を理解しているマルチ型の人間である。そして、少なくとも数年は互いに仕事を共にした仲であることが望ましい。しかも、専門分野に重なりがあったほうがよい。

今のチームは、全て要件を満たしているな。ドリームチームだ。だから跳べるんだ。

コレもビンビンに響いた。
企業は人間の集団である。その最大の目的は利益を出すことではない。すり合わせを通じて、自分たちの唯一の特徴を出し、それを世に問うて生きつづけていくことこそが最大の目的なのだ。企業が世間に価値を認めてもらう唯一のものは、他社が持っていない自分たちの特徴である。それを明確にするには棲み分けを完成させなければならない。


マエカワの評価の仕方も興味深い。共感できるな。
機械的に人を組織に当てはめることはしない。まずは本人と相談して配属部署を決める。当然、毎期の評価があるが、評価対象は仕事の成果というより、その人の場所性である。しかも、上司だけでなく、部署のメンバーも評価に加わる。
思う存分、力を発揮し、水を得た魚のように働いていたら、「場所性がよい」ということだ。逆の場合は、「場所性が悪い」ということになり、人事によって場所を変える。


と、非常におもしろい一冊でした。さすが、野中先生が監修している本だけあるな。
引き続き、メーカーをテーマにして、いろいろ読み漁ってみよう。

マエカワはなぜ「跳ぶ」のか

マエカワはなぜ「跳ぶ」のか
著者:前川正雄
価格:1,890円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る

posted by J at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月16日

☆☆☆  「「インド式」インテリジェンス」須田アルナローラ著

タッチペイメントは国単位でなく、都市単位で考える必要があると思っているのですが、都市毎の経済力の比較をすると無視できないのがインドの各都市。ということで、引き続きインド本。

本書は、キャノンの外国人社員第1号であった著者が書いた本。
構成は以下のとおり
第1章 「インド式」インテリジェンスの原点
第2章 多彩性を支える「インド式教育」
第3章 多彩性を知ればわかる「現代インドの謎」
第4章 コスト・オブ・パーフェクション(美しさの対価)
第5章 「インド式」インテリジェンスが世界を救う


日本から見たインド、インドから見た日本の双方の視点で書かれた著者ならではの貴重な1冊。インドのキーワードは、多彩性、暗記、全体感。
インドの徹底的に暗記させる教育法を紹介した章は迫力があった。
ビジネスだけでなく、親として子供達の教育方法についても、考えさせられました。

「インド式」インテリジェンス

「インド式」インテリジェンス
著者:須田アルナロ-ラ
価格:798円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る


posted by J at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月18日

☆☆☆☆ 「遊ばない社員はいらない」高島郁夫著

タイトルに惹かれ読み始めた本書。
Francfrancを経営する株式会社バルスの社長である著者の仕事に対する考えが書かれた本。ポジティブで公私共に前のめりで楽しむ言葉がGoodでした。

構成は以下のとおり
第1章 仕事は快楽
第2章 仕事は考えること
第3章 仕事は商い
第4章 仕事は人ありき
第5章 仕事は「生きた証」づくり


この言葉は共感できるなぁ〜
人生の約四分の一を占める「仕事」という時間。意識しなければ平々凡々と過ぎていく時間だが、それだけではつまらない。どうせなら仕事も人生も大事な一部、いや一部ではなく、ごちゃ混ぜだ。これは仕事、これはプライベートなどと、さもON,OFFで分けたりするからつまらない。人生はずっとONだ。


コレは格好イイ。
カッコいい航空会社をつくれる自信はある。しかし、その飛行機に着飾って乗ることはない。あくまで普段の素のままでいいのだ。着飾った男女が喜んで乗ってくれればいいし、そのカッコよさにシビレてくれたら、もう何も言うことはない。私はその様子を焼き鳥でも食いながら聞きたいのだ。


もっと楽しまなきゃだな!

【送料無料】遊ばない社員はいらない

【送料無料】遊ばない社員はいらない
価格:1,575円(税込、送料別)



posted by J at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月09日

☆☆☆☆ 「仕事で成長したい5%の日本人へ」今北純一著

著者は、梅田望夫さんのロールモデルでもある今北氏。これまで読んだ著者の本は、「定跡からビジョンへ」「とどめのひと言」、「ビジネス脳はどうつくるか」、いずれも熱量が高い本ばかりだったこともあり、本書も読んでみました。

本書の構成は以下のとおり
ステップ1 自分の仕事の「相場観」を持つ
ステップ2 評論家ではなく実践家になる
ステップ3 他人を手本にしても、憧れは抱かない
ステップ4 成長願望と上昇志向を混同しない
ステップ5 対決から逃げない
ステップ6 夢とパッションとコミュニケーション
ステップ7 仕事を究めた先にあるもの


この文章は響いた。
私は、成長というのは二通りあるように感じています。一つは、日々の仕事を続ける中で、だんだんと能力が上がっていくこと。連続的にレベルが上がっていく緩やかな曲線のイメージです。
もう一つは、比喩的に「量子的跳躍(クオンタム・り―プ)」と呼ばれるもので、不連続にぽーんとステージが上がってしまうことです。言い換えれば、何か本質的に違った変化が起こって、成長していくというものです。
私自身を振り返ってみると、「成長曲線が横に寝てきた」とか「何か根本的な変化だ」と思った時に、行動を起こしています。

私も、転職や職種変更をしてきた際、何となく思っていた基準がコレ。よりクリアになったぞ。といっても、現在、新たな分野で成長中!!(のハズ)
もうちょい先かな。

仕事で成長したい5%の日本人へ

仕事で成長したい5%の日本人へ
著者:今北純一
価格:735円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る





posted by J at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆  「企業買収の裏側」淵邊善彦著

M&Aがらみの本は、これまでも何冊か読んでるけど、復習がてら本書を読んでみた。

構成は以下のとおり
1.ほんとうのM&A
2.企業にとってのしあわせ
3.出会いはすぐそこにある
4.はじまりはお見合いから
5.婚約と破談
6.身上調査(デューディリジェンス)
7.歓迎されないM&A
8.いよいよ結婚(正式契約へ)
9.大切なのはその後です
10.別れの局面
11.幸せなM&Aがニッポンを救う。


タイトルに「裏側」とあるので、読む前は、もっと具体的な実例や苦労話を交えた本かと思ったんだけど、M&Aを結婚に例え、わかりやすく説明した良書でした。「裏側」を期待して読むと、ちょっと違うかも・・。

下記の背景もあり、今後、ますます必要とされる分野ですね。勉強しとかなきゃ!
日本の市場だけでは、どの産業も限界が見えています。そのうえ少子化ですから、これ以上市場は大きくなりません。「ブルーオーシャン」といわれる、誰も手をつけていない、まっさらな市場は、そう簡単に見つかるものではありません。たとえあったとしても、皆がそこをめがけて殺到するでしょう。現在の市場は縮小していく一方ですから、そこを食い合ってお互いに疲弊するよりも、業績が悪化する前に、次の手を打つ必要があります。そして、第三章で述べた通り、円高の今は国際結婚のチャンスです。外に目を向けていくことは閉塞状況の打開につながる可能性があると思うのです。
これだけ変化が速い時代には、ゼロから海外に進出してくよりも既存の優良企業を買収したほうが早い、というのは合理的な考え方です。よいタイミングで、うまく海外展開したところが、グローバル競争に勝ち残ることができるのです。


企業買収の裏側

企業買収の裏側
著者:淵邊善彦
価格:756円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



posted by J at 11:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月06日

☆☆☆☆ 「ゴールは偶然の産物ではない」フェラン・ソリアーノ著

2003〜2008年の間、FCバロセロナの最高責任者を務めたソリアーノ氏の著書。

彼の経歴が凄い
 ・ スペイン カタルーニャ地方の出身
 ・ 大学入学後、アメリカの大学に留学。
 ・ ベルギーに留学。MBAを取得
   (英語・フランス語・イタリア語を習得)
 ・ その後、消費財、電気通信、エンターテイメント業界で活躍。
 ・ 企業を立ち上げたり、売却した後、FCバルセロナの経営陣入り
 ・ 現在は、スペインで2番目の航空会社の会長

そんな彼が書いた本書を読んだ感想は、派手なフットボールチームの経営も、結局は、ロジックの積み重ねなんだなぁ〜ってこと。

本書の構成は以下のとおり
序.「運」ではない
1.それぞれのフィールド―どんなビジネスで戦っているのか?
2.戦略方法―いかにプレーをするべきか?
3.勝つためのチーム作り
4.リーダーシップ―ハウス医師、フランク・ライカールト、ジョゼップ・グアルディオラ
5.人材の採用と育成、および報酬の在り方
6.交渉の場での理性と感情
7.イノベーション
終.バック・トゥ・ザ・フューチャー


ロジックを通せる環境を作るのって難しいと思うのだけど、FCバルセロナの場合、どうだったのだろう?その辺りのことは書かれてなかったな・・。



posted by J at 16:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月21日

再読「成功のコンセプト」三木谷浩史著

読み始めて本書は昨年の1月に読んでたのに、気付きました。(「成功のコンセプト」三木谷浩史著
読んでないのは、「成功の法則」だった。

今回、読み返した感想は、前回同様、楽天は、「凄く地味だけど大事な事を大切にしている」会社だということ。
特に、今回は、以下の点で、楽天の凄みを感じゾクットした。
1.本書に書かれている当たり前の正しい事を、
2.もの凄いスピードで
3.組織として実行してきた

5つのコンセプトと、今回、ピン!と来たのは以下の点

1.常に改善、常に前進
判断するのに1分、説明に59分というのが普通の会議。楽天方式なら資料を読んだ際の不明点だけ、「ここだけちょっと説明してください」で済むから、1時間の会議が10分くらいで終わる。

毎日会議漬けなので、羨ましい・・・が、これって、準備がムチャクチャ大変だな。

2.Professionalismの徹底
「いやぁ、漁ほど面白いものはないぞ。世の中の人はどうしてみんな漁師にならないんだろう。オレにはそれが不思議でならないんだ。」

前回同様、この言葉は素敵だと思った。
この言葉もいいね。
面白い仕事があるわけではない。
仕事を面白くする人間がいるだけなのだ。


3.「仮説→実行→検証→仕組化」
ここで紹介されている楽天技術研究所が気になる。

4.「顧客満足の最大化」
最近、ホント、こう思うんだ。
What can I do for you (customer)?


5.「スピード!!スピード!!スピード!!」
楽天の凄みはココだと思うのだ。

読んでないとの勘違いから読み始め、そのまま最後まで読んじゃったけど、読んで良かった。




読んでなかったのは、コッチ



タグ:三木谷浩史
posted by J at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月03日

☆☆   「里山ビジネス」玉村豊男著

タイトルに惹かれ、読み始めたのだが・・・。期待していた内容ではなかった...。著者の長野のワイナリーとレストランの経営について書かれた本でした。


タグ:玉村富男
posted by J at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月06日

☆☆☆☆ 「“教祖”降臨 楽天・三木谷浩史の真実」児玉博著

楽天、三木谷氏について、その生い立ちから2004年7月までを書いた「日経ビジネスアソシエ」での連載をまとめたもの。
三木谷氏個人の経歴・考え方をおさえるには、良い本でした。

以下の三木谷氏の考え・発言でおさえておきたい
「楽天は体育会系企業。けれども、知的体育会系である」

うちの組織はこてこての体育会系ですよ。このこてこてが良いんですよ。世界的な勝ち組のGEにしろ、ウォルマートにしろ、実際に見ると全然スマートなんかじゃない。もう、そりゃこてこての組織ですよ。でも、こてこての体育会って言っても精神論だけじゃない、頭の良い体育会ですよ」

何事も自らがやらなければダメだと言い、些細なことまで他人まかせにはしようとしない。泥臭いことにこそ率先して首を突っ込んでいく

常に社員に、自己否定をしながら改善して行く姿勢を求める。三木谷の口から、社員にとって心地良い言葉が聞かれることはほとんどない。

三木谷が常々、口にする仕組み化。そこには、ベンチャーであれイノベーションであれ、組織化できるとの思いが込められているような気がする。


また、以下の交友関係はおさえておきたい。
・ ソフトバンクの孫さん、CCCの増田氏は、興銀時代からの付き合い
・ 郵貯の西川氏は、DLJ証券買収を機に楽天の社外取締役を務めた

現在の楽天グループについても、スタディしておきたい。



タグ:児玉博
posted by J at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆  「無印良品が大切にしているたった一つの考え方」国友隆一著

目的に合わせて機能を追求すると、美しくなる。

そんな商品を提供している無印良品。シンプルで心地よい商品ばかりで、私自身、気に入って、結構、購入してるんだけど、商品開発の裏側で、こんな泥臭いことをしている。
マーケティングリサーチの一つとして、お客さまの住まいに出かけ、上がらせてもらって、ふだん、どんな暮らしをしているのか写真を撮らせてもらう。あるいは、ヒアリングをする。これを、良品計画ではオブザベーションといっている。
ここまでリサーチしている企業はどれくらいあるだろうか。しかも、玄関や居間だけではない。キッチンや寝室、風呂場にまで入らせてもらう。


きれいなデータだけでは見えない実際の利用シーンをきっちりと把握する。基本だけども、自分が関わるサービス・製品に落とし込むと、何が出来るか?

考えさせられる1冊でした。
posted by J at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月28日

☆☆☆☆☆「ソニーVSサムソン」張世進著

ソニーとサムスンを比較し、両社の課題を浮き彫りにしたスゴ本。
非常に説得力があり、また、肌感覚にも合う。

インテルの副社長 アロニー氏の言葉
「サムスンが何かをしようとするとき、最高経営者が意思決定をしたら、すべての人たちがものすごいスピードでそれを実行に移す」


これに対し、ソニーは、最高経営者が意思決定をしても、なかなか実行に移せない。オーナー経営者+ハードの時代の組み合わせで大成功を納めたソニーだけども、サラリーマン経営者+インターネットの時代に、同じ企業文化でいいのか?

僕が社会人になった頃、ソニーの出井社長がピッカピカに輝いていて、彼の言葉には未来があった。僕は、出井さんが目指した方向は正しかったと思っている。現在のソニーは、その方向とは逆の古き良き時代に無理矢理戻そうとしているようにも見える。

サムソンは、普通の会社を極めて一流になった後、クリエイティブを加えて超一流になろうとしている。ソニーはクリエイティブで奇跡のメーカーとなり、ビジネス領域を拡張しようとしたが、現在は、原点回帰で奇跡のメーカーに戻ろうとしているのかな?

その先には、何があるのか?
ソニーは、どこに行こうとしているのか?

意思決定のプロセス=企業体質を自ら変えることってもの凄く難しいことだけども、それをやらないと自民党みたいになっちゃう可能性もあるのでは?
と、いろいろ考えてしまった。

好きな会社だけに、早く復活して欲しいのだけど・・・。


posted by J at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

☆☆☆  「無印良品の「改革」」渡辺米英著

流通業が何を考え経営をしているかを改めておさえておきたくて、最近、よく買い物に行く無印良品について書いた本書を読んでみました。
爆発的に売れた後、試行錯誤していくプロセスが非常に勉強になった。

「仕事をなくす、効率化する、生産性を高める」

を徹底するプロジェクトがスゴい。
例えば、監査室の監査項目等を徹底的に効率化した結果、生産性は約8倍になったそうだ。
流通だけでなく、どの会社にも同じことがいえるんだろうけど、やりきる体質が素晴らしい。体育会系企業には見えないんだけど、キチッと統制がとれているカルチャーなんだろうな。
どうすれば、そんな企業体質になるのだろうか。気になる。

06年8月にイデーを買収してたのですね。知らなかった。


posted by J at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月22日

☆☆☆☆ 「楽天の研究」山口敦雄著

新たに固め読みのテーマとしているのが「楽天」&「三木谷氏」。
そりゃあ、読んどかなきゃね。

本書は2004年の12月の出版とやや古いが、外側から楽天の全体像を書いた貴重な本。
体育会ノリのいけいけどんどんな会社のイメージが強いけど、本書を読んで、イメージが変わった。
本書での私の「楽天観」の基本は、2つある。
1つは、楽天を、三木谷氏のワンマン企業と見るのではなく、それぞれ専門分野をもつ複数の人たちの集団として見ること。
2つ目は、現在の楽天を、単なるIT企業というより、M&A(企業買収)のプロ集団として見ることである。

三木谷氏自身の経歴もバンカーだし、経営陣もそう。
外に頼るのではなく、自前でM&Aチームを持ってる希有な企業なのですね。

この手の本は1冊だけでなく、数を多く読むことで、企業像が浮かび上がってくる。次は三木谷氏が書いた本を読んでみようと思う。


posted by J at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月31日

☆☆   「レバレッジ・マネジメント」本田直之著

娘と昼寝したり、息子とひまわりの種の収穫をしたり、の〜んびりとした時間を過ごしております。たまにはこういうのも良いね。

本書は、経営者の思考のポイントを書いた本。
会社のためにいろいろと知識を吸収しなければならないというとき、多くの経営者は、マーケティング、ファイナンス、何とかストラテジーなど、多くは横文字由来のテクニックを熱心に学ぶ。しかし、こういった種類の本は、パソコンにたとえて言うならば、「経営者の思考」というOS(オペレーションシステム)が整ったときに初めて機能する。OSがあやふやなままバージョンアップしたソフトを搭載しても、成果など出ないのは当然である。もっと言えば、パソコン自体がおかしくなってしまう。
つまり「思考」というOSを整えない経営者は、やるべきこともわからないままテクニックだけをやみくもに取り入れることになり、そこにはさまざまな誤解が生じてしまうのである。

確かに。

本書の構成は以下のとおり
1.経営者のレバレッジ
2.戦略のレバレッジ
3.営業のレバレッジ
4.ブランドのレバレッジ
5.仕組み化のレバレッジ
6.組織のレバレッジ


最近、バタバタしているので、この言葉は痛い
「働くな、収益をあげろ」(藤野英人「伸びる会社 駄目な会社」)
無駄な仕事はしてないか?考えることを放棄してないか?

これも最近、意識してるものの、苦手。社内だと特にさぼってしまいがち
個人のキャラクターとは別に、ビジネスパーソンとしてのキャラクターを「演じる」ことができてこそ、組織を動かす経営者、経営幹部となれるのだ。
「ポジションが人を作る」とよく言われる。自分の個性は加味してかまわないが、客観性をもって「経営者という自分の立場をいかに演じるか」を、じっくり考えて欲しい。


これは意識しておきたい。

経営者が押さえるべきレバレッジ営業のキー
 1.営業の道を拓くような優良顧客を獲得すること
 2.手離れが良い仕組みを作ること
 3.心理学の達人となること

それほど大きな組織に属しているわけではないけれど、自分が属する組織を動かす、相手の組織を動かす難しさを痛感しております。
「ポイントをおさえ」、丁寧に、誠実に




posted by J at 15:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月08日

☆☆☆☆ 「ザ・チョイス」エリヤフ・ゴールドラット著

外は、スゴい風雨。この非日常的な雰囲気にドキドキしてしまう。
と、今回ばかりは興奮してばかりもいられないのです。引っ越して初めての台風直撃。
引っ越す前はマンションだったので、外の様子はあまり気にすることもなかったのですが、一軒家は、ダイレクトに伝わってきますね。無傷で乗り越えられると良いのだが・・・。

で、本書。友人のブログ「読もう/観よう/聴こう-->読む/観る/聴く-->読んだ/観た/聴いた」で「本質」をキーワードに紹介されてたのが気になり、読んでみました。

著者は、「ザ・ゴール」「ザ・ゴール2」「チェンジ・ザ・ルール」「クリティカルチェーン」を書いた人。これら一連のゴール本(装丁が揃ってて、良いよね。)の中で、本書だけが未読でした。

「ザ・ゴール」は、確か、マネージャークラスの主人公が博士の元に通いながら、課題を解決していく。というストーリーで書かれておりましたが、本書は、「なぜ博士が課題を解決できたのか?」という博士の娘の問いに、博士が回答していくというストーリーで、博士の実際に企業の課題を解決した際のレポートも紹介されつつ書かれております。
書籍等で「もっともな解」を示されると、なるほど!とは思うものの、何故にその答えにたどり着くのかという以下に引用するような娘の疑問は私も常日頃思っていることでもあり、グイグイ読み進めることが出来ました。
いったい、父はどうやってこんなに凄い分析を思いついたのだろう。普通の人だったら、誰か他の人が詳しく説明でもしてくれない限り、こんなことは思いつきもしない。どうして父にはそんな能力があるのだろう。


「そのためにフレームワークがあるのでは?」という人もいるんだろうけど、あくまでフレームワークはツールであり、使いこなす為には課題の本質を理解するのが必要なのです。

本書に書かれている、この課題の本質を理解し解決するための「明晰な思考」を阻害する3つの障害は常に意識しておきたい。
@ 現実が複雑だと考えること
A 対立は当たり前で仕方のないことだと考えること
B 人には、他人を責める習性があること


また、ウィンウィンの関係を作るための視点として、これは持っておきたい。
父は、ウィン−ウィンのソリューションを構築する際、やはり相手の利益を先に優先させていた。しかし、それは対立の中で勝つことではなかった。より重要度の高い別の利益を、父は探していたのだ。

視点をズラして考えなきゃ、見つからんのだな。

フッと本質的で新しい視点での発言をする人っていますよね。僕の周りにも、いるのです。常に余裕を持つというか視野が広いというか、狭い議論に入り込んで出られなくなったときに、フッと、違う視点を提供する力を持ってる人が・・・。どうやったらこんな視点が持てるのだろう、憧れる一方で、自分でその視点が出せなくて悔しいのです。

本書にも書かれていたけれども、本書を読んで得た視点で、何度も何度も試して訓練するしかないんだろうな。なんとかして、この力を身につけたい。

おぉ〜っ、外は、すげぇ風だぁ〜。
明日、会社に行けるのだろうか???息子の幼稚園は休みらしい。



posted by J at 00:01| Comment(0) | TrackBack(1) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。