2009年02月07日

「魔法のラーメン」安藤百福著

本書は、5日ほど前からベットで読み始め、昨晩読み終えた本。
読み始めてから、どんどんラーメンが食べたくなってきて、本日、帰宅途中で、ついラーメンを食べてしまった。
ラーメンって、一度、思い浮かべるとなかなか離れられない魔力がありますよね。

ただ、今日行った「大勝軒」は美味くなかったな。「大勝軒」なら、どこ行ってもハズレはないだろうと思ってたんだけど、店によってけっこう違うもんですね。


【評価】☆☆☆☆
本書は、日経新聞の私の履歴書をまとめたものに、著者が中国大陸の麺を食べ歩く日経新聞の「麺ロードを行く」という企画をまとめたもの


【対象となる読者】
食と起業に興味がある方々


【読んだきっかけ】
同僚が時々、著者の話をするので、興味をもって


【目次(構成)】
第1部 私の履歴書
第2部 麺ロードを行く


【何を活かすか】
50歳近くから、インスタントラーメンの会社を始めたという知識と、安藤百福という字面からか、それまで平穏でどちらかというと大人しい人生を送って来た人が、突如、ビジネスを始めた人なんだと思いこんでおりました。
全然、違いましたね。若いときからエネルギッシュで、紆余曲折あってのリスタートがインスタントラーメンだったのです。

最近、エネルギーが落ちているのでは?自覚することがあります。そんなんじゃいかんです。もっと自分のエネルギーに忠実になっても良いかもしれんなぁ。



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2009年02月05日

「決算書の暗号を解け!」勝間和代著

仕事でのポストプレーが順調です。多くのボールが入ってくるようになってきた。簡単にさばいた方が良いときは、簡単に出し、ひと工夫必要なときは、工夫する。
自分で勝負にいくボールが来たら、ズドンと思いっきり行きたいな〜。


【評価】☆☆☆☆
費用の先伸ばし、売り上げの先入れ等、決算書をどうコントロールしているかを見抜き、投資に活かすというのが本書の目的。
僕は、決算書のコントロールという視点から、会計の文脈を読み取る力を身につける目的で読みました。


【対象となる読者】
株式投資をしてる方々。なんだろうけど、決算書を読みこなしたいビジネスマンもOK!!


【読んだきっかけ】
「量は質を凌駕する」ということで、会計本の固め読み。
勝間本だからということもあります。


【目次(構成)】
1.会計利益を信じてはいけない!
2.財務諸表はこう読み解く
3.インチキ利益を見抜くための下準備
4.アナリスト目線で全体のイメージをつかむ
5.会計士目線で財務諸表を読みこなす
6.投資家目線で判断する


【何を活かすか】
大まかな理解は進んできた。本当は、そろそろ、どっかで体系的に勉強しといた方がいいんだろうけどなぁ〜。



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2009年01月07日

「不合理のマネジメント」ポール・レンバーグ著

お勧め度晴れ晴れ

忙しくなってきたので、定時に帰宅し、明日は超早出をすることにした。仕事モードでギアが入ったところで、もうすぐ3連休なんだよね。
休みを1つ正月休みに付け替えた方が合理的だと思うのだ。

で、本書は、退職した元上が、年末に読んでいたので、気になって読み始めた本。「俺、これを読んでるんだ」と言った裏には、「お前も読んどけ、役立つぞ」というメッセージがあると受け取り、年明けから通勤時に読み始めた本。

構成は以下のとおり
1.不合理の宣言
2.不合理であるということ
3.不合理な戦略
4.不合理な考え
5.不合理な戦術
6.不合理な実行


勝手に予想する上からのメッセージは、
「合理的な戦略には限界があるんじゃない。時には不合理だけどやってみても良いこと、やり方があってこそ、大きく飛躍するんじゃん」
かな。「お前は不合理だ!」だったりして・・・。

本書の「不合理な戦略」では、熱い思いでとてつもなく大風呂敷を広げ、ストレッチしていくこととが必要とあるけど、これって、伊丹さんも書いてますね。そのせいか、しっくりきました。

当然、不合理なだけじゃなくて、合理的に淡々と無駄なく進める部分はあって、きっちりやっていかなきゃならないんだけどね。

ただ全て普通にしてたんじゃ、普通な結果しか出て来ない。
ブレークスルーはルール破りなしには決して起こらない。そもそも、これこそが、”ブレーク(打破)”という定義の一部なのだ。

よし、明日に備えて寝るぞ!

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2009年01月04日

「「日本の経営」を創る」三枝匡×伊丹敬之

お勧め度晴れ晴れ晴れ

昨日、「CoCo壱番屋」のパリパリチキングリーンスープカレーを食べた。はじめは薄いかな?と思ったけど、食べてるうちにちょうど良くなってきた。スープカレーだからだな。けっこう辛いから、これからトライする人は気をつけて!
一昨日は、新宿のアカシアでも、ロールキャベツ&カレーを食べたし、年末は幡ヶ谷のスパイスでも食べたな。カレー三昧の年末年始でした。

本書は、年末に買いだめしといた4冊の経営本の2冊目。
2008年の11月に出版されたあの伊丹さんと三枝さんの対談です。
伊丹はもちろんですが、三枝さんの本は、「戦略プロフェッショナル」三枝匡著がスゴ本だったので、他の著書も読んでみたかったのです。
そんあ二人の対談なので買わないわけにはいきません。
対談は、より鮮明に著者の考え方が浮き彫りになる傾向があると思っております。本書も伊丹さん、三枝さんの経営に対する考え方が鮮明に出ております。

構成は以下のとおり
1.アメリカ流経営、9つの弱み
2.「日本的経営」も威張れたものではない
3.論理化する力・具体化する力
4.日本における「経営の原理」
5.「創って、作って、売る」サイクルの原理
6.人の心を動かす戦略
7.事業の再生、大組織の改革
8.抵抗勢力との闘い
9.失われてきた経営者育成の場
10.今、求められる経営者人材


二人のやりとりを重ねるにつれ、読んでる自分の理解も進んでいくのです。特になるほどと思ったのは以下の箇所

伊丹  ・・・戦略の内容を考えるときにすでに、組織の人々の真理を考えなければダメだ、と言いたかった。・・
三枝 どんなに頭のいい人が作った戦略でも、そこで働く人たちが熱くならなければ意味はないんです。別な言い方をすると、そこで働く人たちのレベルに合わせた戦略でなければならない。
伊丹 やっぱり、人的資源が取り替え可能な国だと、ダメだったら別な人たちでやればいいという発想になるんだろうけど、日本はそうはいきません。それに、そもそもムダが多いですよね、取り替えるというのは。それに、別な人たちでやっても、そんなにうまくいくばかりじゃないでしょうよ。

「血の通った戦略」とでも言うのかな。人の流動性が低い日本にあった考え方だと思うのです。

また、
伊丹 ・・機能別組織を長くやっていると、今度は機能間セクショナリズムの壁ができ始める。そうしたら、また壊す。どうもそういった行ったり来たりを意図してやるということが、一般的な解決策なのではないでしょうか?
といった、意図的に「ゆらぎ」を生じさせることや

伊丹 アメリカ型ヒエラルキーでは、上に偉い人がいて、下から情報を吸い上げて、上が決めて命令を出す。つまりタテ系統中心の経営です。これはあっていいパターンですが、これだけではなくて、ヨコの相互作用、つまり人々が勝手にお互いの間のヨコの情報の流れを起こし、その結果相互に影響し合って自己組織的に物事が動いていく、そのプロセスを起こすための場、そのプロセスのかじ取りをするための場のマネジメント、そういった「場のパラダイム」で経営を見るともっと奥行きが出る
という「場」についても語り合っており、対談というとっつきやすい形式で伊丹ワールドが繰り広げられております。

この「場」については、もう少し突っ込んで勉強したいので、他の著書も読んでみるつもりです。

伊丹さんのお陰で、外資→日本企業というキャリアを歩んできた私の違和感は解消しつつあります。本書を読み、長期的な視野にたつ日本企業の経営も捨てたもんではないなぁ〜と思いました。

これをもっと仕事に活かさねばなぁ〜。

年明け早々、スゴ本でございました。




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2009年01月01日

「経営の力学」伊丹敬之著

お勧め度晴れ

過去、読んだ伊丹本は、以下の4冊
  ・ 「経営戦略の論理」伊丹敬之著
  ・ 「ケースブック 経営戦略の論理」伊丹敬之著
  ・ 「経営を見る眼」伊丹敬之著 
  ・ 「よき経営者の姿」伊丹敬之著
著者の一連の著作が、基本的には新卒採用・年功序列である日本の会社の意思決定やアクションにつき、きれいごとだけではなく、情実も含めて分析・分解して書かれている点に惹かれております。特に、「経営戦略の論理」を読む前と後では、社内の景色が違ってみえたほど、「経営戦略の論理」には影響を受けております。

で、本書なのですが、「社内外の様々な力学の結果、意思決定がなされると考えると、また違った景色が見えてくるなぁ」と、最近、漠然と思っていたところだったので、タイトルにまず惹かれ読んでみました。

構成は以下のとおり

序 力学という視点
1.組織と人間の力学
 (1)人は性善なれど弱し
 (2)構造が情報とパワーを歪める
 (3)現場と経営との距離
 (4)人を見る眼、人を育てる眼
2.市場と戦略の力学
 (5)顧客インの技術アウト
 (6)人の行く裏に道あり花の山
 (7)神は細部に宿る
 (8)カニは甲羅よりも大きな穴を掘れ
3.資本と社会の力学
 (9)資本市場と向き合う
 (10)M&Aの心理学
 (11)グローバルで、ボーダフル
 (12)お天道に恥じない経営
4.経営改革の力学
 (13)歴史は跳ばない、しかし加速できる
 (14)「ここまでやるか」のつるべ打ち
 (15)改革リーダーの三つの方程式
5.決断の哲学
 (16)決断の本質
 (17)跳躍の哲学
 (18)決断の器量
終 経営の公理

 
はしがきには、本書は、「経営を見る眼」の中・上級編とあるけども、関連文献のページには、以下のように書かれている

この本では、私が大切と思うことだけを、かなり要約して書いている。それぞれの章の背後には、私が書いてきたさまざまな本がある。要約した議論のさらに細部を知りたい読者のために、私の書いた本の中での関連文献を各部ごとに以下に示しておこう。・・(以下、省略)
第1部 「場と論理のマネジメント」「経営を見る眼」
第2部 「経営戦略の論理」
第3部 「日本型コーポレートガバナンス」
第4部 「松下電器の経営改革」
第5部 「よき経営者の姿」


う〜ん、全体的にこれまで読んできた4冊と重なる部分も多く、記述も薄いと思って読んでたのですが、最後にこんなオチがありましたか・・・。まぁ、良い復習になったし、読んでて考えさせられることも多かったけど・・・。

そんななか、以下の文章は印象に残った。
第3部まで、組織と人間、市場と戦略、資本と社会、と企業を取り巻く内外のさまざまな力学への経営者としての対応について、語ってきた。そこには、時には容易ならざる事態になりかねないような、さまざまな経営の力学が働いている。経営とは、そうしたさまざまな力学を考えての総合判断と、それらの力学を乗り切る決断の、アートなのである。

「力学」という言葉が良いですね。ピタリとハマる言葉です。

本書は、伊丹本の入門編・復習用として、読むのが良いと思ったな。


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2008年12月29日

「だれかに話したくなる小さな会社」浜口隆則・村尾隆介著

お勧め度晴れ

最近の買い物でのヒットは「野田琺瑯」だな。
つくり手の職人さんの顔が見えるようで気に入ってます。
どうせ買うなら、こういうモノを買いたい。

で、本書。
タイトルに惹かれ気になっておりました。
本書で紹介されている会社は、本書の公式HPで紹介されております。

共感したのは以下のフレーズ
「子供は、公園のどこで遊ぶのか?」という研究でわかったことがあります。それは、子供はジャングルジムで遊びたいから、そこへ行くのではないということです。子供は、公園の中で遊ぶ「いちばん楽しそうなグループ」を探して、その輪に加わる傾向にあるのです。
私たちも同じです。A社、B社という選択肢があれば、私たちがお付き合いしたいと思うのは、より明るく楽しそうな会社の方です。


だな。
提供する商品/サービスが好きで、楽しく働く。
野田琺瑯からも、職人が自社の商品が好きで、楽しく働いていそうな雰囲気が伝わってくるのです。

自分自身もそうありたいし、また、消費者としても、そういう商品・サービスを購入しようと思ったな。


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2008年12月27日

「考える技術」大前研一著

お勧め度晴れ晴れ

本日、仕事納め!!はしゃぎたいけど、体調、戻らず・・・。
今日も、仕事納めのBeerには加わらず、サクッと帰宅。いやぁ〜、今週は、しんどかった・・・。

本書は、2004年の出版
構成は以下の通り

1.思考回路を入れ替えよう
2.論理が人を動かす
3.本質を見抜くプロセス
4.非線形思考のすすめ
5.アイデア量産の方程式
6.五年先のビジネスを読み解く
7.開拓者の思考


著者の他の著書や、マッキンゼー関連の本は、これまでも数多く読んで来たこともあり、特段、目新しい視点はないのだけど、現場でナマの情報をとること&考えることに対する著者のこだわりが印象に残りました。こんなにメジャーになっても、著者自らが、サングラスかけて店頭で買い物客を装い観察してるんだそうです。

「情報を集め、仮説を立て、検証する。事実に基づき、これらのプロセスをぐるぐる回すことの有効性」頭では理解してても、身についたかというと・・・。読むだけではダメなのです。

読むと気合いが入る本でした。(仕事納めの日に、気合い入れてもなぁ〜・・・。)




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2008年12月25日

「国際競争力強化の処方戔」野村総合研究所

お勧め度晴れ晴れ

あと1日で冬休み。
体調が戻らないなか、なんとかしのげそうだ。

で、本書。気になる斜め上が貸してくれた本です。
考えさせる記述が多く、つい考え事をしてしまい、時間がかかってしまいました。

本書は、NRIが日本における製造業の個別の業界ごとに行った19の提言をまとめたもの。大きな業界の流れと課題を捉えることができたと共に、何点か覚えておきたい視点がありました。

なかでも、本社のコーポレートの課題として、以下の強化すべき点をあげていたのは覚えておきたい。
1.得意分野への集中
2.新しい収益源の創出
3.ユーザーニーズの吸い上げ体制
4.経営のスピードアップ
5.買収戦略の活用
6.知財戦略の立案



上(斜めも含む)から本を借りたり、本を勧められた際、勝手にメッセージを読み取ることにしてます。

今回は、
「自分の業界だけでなく、パートナーやグループ企業の業界、その上流・下流の業界の動向も見る等、鳥の視野を持ちなさい」
というメッセージなのだと思います。

さて、あと1日、明日は大掃除だ!!
机だけでなく、PCの電子ファイルも整理しなきゃ!!



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2008年12月23日

「法律より怖い「会社の掟」」稲垣重雄著

お勧め度晴れ晴れ

年末は、酒飲んだり、体調悪くしたりで、なかなか自宅での精読がはかどらない・・・(はかどるのはベットの中のらくちん読書と通勤読書)。年内に斜め上から借りた本を読み終え、年明けからは会社の「意思決定がなされる場」について、精読&考えてみたいんだけどなぁ〜。

そんな年明けのテーマの入門編として、本書を読んでみました。

本書の構成は以下のとおり
1.だから不祥事はなくならない
2.企業の不祥事のパターン
3.不祥事はなくせるのか


会社の不祥事が、暗黙の了解である「会社の掟」があるからこそ繰り返し起こるとし、それを分類して解説しております。
ただ、「じゃあ、どうすりゃいいの?」という問いに関しては、突っ込みが浅い・・、というよりそれは本書の役割じゃないんだろうな。

日本人の法律に対する意識、法律と掟の関係等、興味深い記述があり、「意思決定がなされる場」について考えるうえで、参考になりました。

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2008年12月11日

「外資系コンサルの真実」北村慶著

お勧め度晴れ晴れ

何故、コンサルに頼む必要があるのか?(本当に自分では出来ないのか?)
こんなにコンサルに依存しているのは、内側から変化できない日本ならではの現象なのか?等々、コンサルについては、いろいろ思うところがあって、本書を読んでみました。

本書の構成は以下のとおり
1.「コンサル至上主義」の時代
2.「外資系コンサルティング・ファーム」の実態
3.「戦略系コンサル」の知恵のエッセンス
4.「コンサル至上主義」の落とし穴
5.「コンサル至上主義」を超えて


米国/韓国では日本以上にコンサルを使っているというデータや、自社でのコンサル結果が他社に流用される危険性など勉強になる点が多かったです。なかでも良いなと思ったのは、コンサルの活用の仕方を書いた
5.「コンサル至上主義」を超えて

例えば、以下の「対コンサル発展段階説」
第1段階 畏敬する時期
第2段階 限界を知る時期
第3段階 使いこなす時期

わかるなぁ〜。私、第2段階だな。

著者の述べる「戦略系コンサルティング・ファーム」を使う要諦は以下の通り
@「自分たちが直面している本当の課題は何か」を認識する。
A「その課題は、どのような状態になれば解決されたと言えるのか」を考え、具体的に定義する。
Bその定義されたものが本プロジェクトの目標(ゴール)であることを、社内の経営層および「コンサルティング・ファーム」に周知・徹底する。
C自社の過去やしがらみに囚われず、自己に批判的に(クリティカル・シンキング)、かつ論理的(ロジカル・シンキング)に分析を進める。
Dプロジェクトを「コンサルティング・ファーム」任せにせず、毎日、常駐しているプロジェクト・マネージャーと進捗状況の確認を行い、必要に応じ、随時軌道修正を要求する。
E既存の「フレームワーク」に満足せず、自社の課題を分析・検討するのに適した独自の切り口・フレームワークを見つける気概でプロジェクトに臨む
Fコンサルティング・ファームからの提言を採用するもしないも、最終判断は自らの責任で行う。

特にFが重要だな。そして、あとは実行。これが難しい。
これ、依頼する側にも実力が求められるという点では、弁護士や弁理士に依頼するときと共通するものがあるな。

実務に生きる1冊でした。




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2008年12月04日

「ダイエーを私に売ってください。」広野道子著

お勧め度晴れ

いよいよ年末、慌ただしい季節ではありますが、酒の美味い季節でもあります。なかむらや!の話をしながら飲みたいな。

で、本書
著者は、21LADYの社長。この会社、ご存知でした?
英国風PUBのHUBや、シュークリームのHIROTAを保有し、再生させた会社なんですね。知らなかった。

本書の構成は以下のとおり
序 ダイエーを私に売ってください
1.「温故知新」と「女尊男卑」で再生した『洋菓子のヒロタ』
2.スピード重視の再生ビジネス
3.低迷・衰退産業こそ宝の山
4.「プロの消費者」がニュービジネスを創る
5.おカネの正しい集め方・使い方
6.役に立つ人脈の作り方と効果的プレゼン術
7.広野流”やってみなはれ”の人材活用術
8.「丹後商人」の遺伝子と「お嬢さん感覚」の融合
終.女性たちよ、大志を抱け


正直に書くと、序を読んで、珍しく読むのを止めようと思った。
ただ、HIROTAのシュークリームを子供に買って帰ることが多く我慢して読んだら、気に障る部分はあるが、素材の面白さでなんとか読了。
わざわざ「ダイエー」を例に出す必要あるかな?「男卑」って言う必要があるかな?もっと素直に自社の実績を書くだけで良かったのでは?と思ったね。

フランチャイズ・チェーンの問題点として、FCシステムの劣化と共にFCオーナーの高齢化も進むという課題から「FCから直営」と方針を切り替えた点は勉強になりました。

もっと直球で書いた方が良かったと思うんだな。
HIROTAファンの感想でした。





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2008年11月18日

「富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか」高岡壮一郎著

お勧め度晴れ晴れ

会社のPCの調子が悪く、現在、入院中。
そんなんで、プリントアウトした資料とペンで仕事してるのですが、どうも調子が悪い。文章を修正する作業は、PCを使って試行錯誤しながらの方がやりやすいねぇ〜。

さて、本書
企画系の仕事をしてた時、ユーザーをセグメント別に分けて・・、なんてことを考えたことがあったので、今更ですが、本書を読んでみました。
本書の構成は以下のとおり
序章 すべてはインターネット上のプライベートクラブから始まった
第1章 新世代富裕層「インテリッチ」の誕生
第2章 インテリッチはどうやって富裕層になったのか?
第3章 インテリッチが社会を変える
第4章 新世代富裕層の日常としての<ゆかし>
第5章 世界が富裕層を奪い合う
終章 個人が主役になる社会へ


う〜ん、「ゆかし」が何をしてるかを知りたかったのですが、富裕層についての記述がほとんどでした。

ただ、富裕層についての理解はすすんだな。

本書でハッとしたのは以下の文章
先発企業が日本市場の二極化を現実として受け止め、その現実に適応するために、「富裕層向けサービスと一般向けサービスを分けて提供しますよ」と宣言した時、驚くことに、生活者(一般層も富裕層も)はそれを当然のこととして受け入れたのでした。
「あっ、それって公言してもいいんだ」という空気の中、後続の企業が続々と富裕層をターゲットにした事業戦略・商品開発を進めていけるようになったのです。

「あっ、それって公言してもいいんだ」という感覚、確かにあったな。

また、本書では富裕層の声を紹介しているのですが、これが悔しいんだけど、確かにそうだなと思わせる内容ばかり
例えば
■東京在住・40代・個人投資家
「一般の人が興味を持った時点で、相場はピークですよね。例えば、インターネット・バブルとか。インターネット・バブルが来る前に、インターネット関連に投資をして、一般の人がこぞって買うバブルが来たときに自分は売らないと儲からない。私はマネー雑誌をよく見るのですが、そこで注目されていると売りサインです。逆に、<ゆかし>会員が興味を持っている情報には、自分も関心も持ちます。成功者についていくのも、投資家のひとつの手ですから」

別に富裕層というくくりじゃなくても、情報感度の高い人同士のネットワークと捉えれば、参考になるなと思ったな。

主婦を集めるメディアもあれば、富裕層を集めるメディアもある。
何かが自分の中でひっかかり続けてます。もうちょっと詰めればいけると思ってるんだよなぁ〜。



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2008年11月16日

「カーライル」鈴木貴博著

お勧め度晴れ晴れ晴れ

最近、きになってる斜め上の机上に置いてあったので、読んでみたらスゴ本でした。このパターン良いな。気になる人の机上をチェックだ!

本書の内容は、まとめるとこんな感じ
 ・ カーライル/プライベート・エクイティの紹介
 ・ MBOについての説明
 ・ 具体的な案件の紹介
    − コバレントマテリアル
    − キトー
    − ウィルコム
    − クオリカプス 
 ・ 日本企業の問題点

ガツンと刺さった点は以下のとおり

親会社は本当に優れた企業として生き残るために、部門売却を迫られているのだ。売られる側の企業にも勝ち残るチャンスがある。しかし、そのチャンスの門は狭い。なぜならば、本質的に企業の数には余剰があるからだ。優れた経営陣、優れた社員と、成長のために必要な資金が手に入ることが勝ち残るための条件だ。

この資金を供給する役割を担ってるのが、プライベート・エクイティなのですな。

MBOは通常「経営陣による企業買収」と翻訳されるが、実はこの言葉はMBOの実情を考えるとあまり正確ではない。MBOの中身は、むしろ「経営陣による株主の交代」である。株式会社では通常、これと逆のメカニズムが働いている。つまり、「株主による経営陣の交代」である。この株式会社としてのあたりまえのメカニズムがある経営環境において経営にとってマイナスになる現象が起きる。そのときに経営者は、株主を交代させたいと考える。
「ある経営環境」が、企業グループの一員だったり、コア事業か否かだったりするわけです。この整理はわかりやすい。

このMBOを本書では、以下の3つに整理してます。
@ 親会社の制約からの解放
   − 子会社の独立
   − 事業部門のスピンオフ
A 上場によるデメリットからの開放
   − 上場企業には困難な中長期視点に立った大胆な改革を伴う
     非連続的成長の実現
B オーナー企業における事業承継に対する抜本的対策
   − 創業一族の株式の散逸対策
   − キャッシュアウト機会の提供
   − 資本構成の再構築

これらの事例が本書では取り上げられております。

MBOを試みる経営陣に対して新しい株主の役割を進んで引き受けるのは多くの場合、プライベート・エクイティと呼ばれる巨大ファンドである。プライベート・エクイティとは、生命保険や年金などの機関投資家から資金を預かって、主として非上場企業(プライベートカンパニー)の株式に投資を行うファンドである。

この投資を行うファンドの類型を以下のように整理しております。
1.主として上場株式に投資
 1)投資信託
   「物言わぬ」投資家として、値上がり益、利子・配当等によるリターンを追及
 2)ヘッジ・ファンド
   市場間または金融商品間のアービトラージ(ロング&ショート(空売り))を多用
 3)アクティビスト・ファンド
   投資リターンを確保するために、「物言う投資家」として、
   現金配当や自社株買いを投資先会社に要求
2.主に未上場会社株式に投資
  (プライベート・エクイティ・ファンド)
 1)バイアウト・ファンド
   会社経営陣と共に潜在的な企業価値の具現化または新たな価値
   の創出によって投資価値の増大を目指す 
 2)ベンチャー・ファンド
   投資先会社の自発的成長ポテンシャルに賭ける
 3)ディストレスト/事業再生ファンド
   倒産企業の債権または株式を安価で取得し、ターンアラウンドで
   リターンを確保


また、クオリカプスを担当した川原氏のコメントが良い
どの企業でも社員は一生懸命に働いている。ところが経営者の設定する枠組みが悪いと、一生懸命働く社員は幸せにはなれない。その枠組みを変えていくことで社員が幸せになる仕組みをつくりたい

最後のこの問いについては、引き続き、考えていきたいと思った。

世界の中で資金の需要のある場所から場所へと、短時間で巨額の資金が動くことに世界経済は慣れ始めた。
「そのことが経営に与える影響は、無視できないというよりも非常に重要なものとなりました。ペイルルヴァッドが指摘する実体経済と金融経済の比率は1:3.2にまで拡大していますが、今後その比率はさらに増大するはずです。そのことに経営者が気づけば、もっと真剣に金融資本経済のことを考えていかなければならないと考えるはずです。」


カーライル、改めて興味深い会社だと思った。完全にローカライズされたスタッフで運営している点にも共感した。

読んで差がつくスゴ本でした。
斜め上の机上にある他の本もチェックだな。



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2008年11月08日

「コロンブスの玉子屋」菅原勇継著

お勧め度晴れ晴れ

最近、社内では、玉子屋がブーム。
そんなんで、本書を読んでみました。

優良企業としていろいろなメディアで取り上げられておりますが、社長の病気、食中毒事件を乗り越え、強くなってきた会社なのですね。
逆に言うと、やっぱり社員を大事にしたり、コンプラアイアンスの意識を高めるとかいうのは、トラブルがないとググッと改善できないもんなのかな?と思ってしまいました。


毎日食べるものがおいしいだけではなく、身体にいいもの、健康にいいものを提供したいという気持にもなった。このころからなるべく低農薬の野菜や無添加の調味料などを使うようになっていった。

この姿勢なら、これから更に大きく成長しそうですね。


私が目指すのは、「家族的な雰囲気をもった実力主義」なのである。

これには強く共感。同僚を仲間と見るか、道具と見るか。
甘いし、青いかもしれないけど、僕は仲間と見る会社で働きたいし、そうありたい。これまで良い経験してきたからかもしれないけど・・。
そうありたいな。





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2008年10月08日

「ヤマダ電機の品格」立石康則著

お勧め度晴れ晴れ

今日は、超早出で4時半に起きたんだけど、まだ眠くないぞ・・。
直帰して家で遅くまで仕事してたからアドレナリンが出てるな。マズい。眠れなくなるパターンかも・・

といいつつ、あと2冊残ってるので、頑張って書きます。

ヤマダ電機のコンテクストをおさえておきたくて読んだのが本書。
やや批判的な視点で書かれておりますが、「コンテクストの理解」という意味では、役立ちました。

ヤマダ電機では、現場(店舗)にはほとんど権限はなく、すべての指示は前橋の本部から下りてくる仕組みなのである。『日経ビジネス』では、そのことを「本部は頭脳」と「店舗は身体」という二つの言葉で表現した。なかなか言い得て妙である。
ヤマダ電機では「本部主導」という絶対的な力のもと店舗運営が行われているため、どの店舗でも全般的な強さはあっても、店舗固有の力が発揮されることは少ない。ラビワンを含めヤマダの店舗に価格以外の「これは」という魅力がないのは、そのためでもある。

これに加え、オーナー企業であるが故の強いリーダーシップが特徴ですね。

コンテクストを理解するとともに、メリハリのきいた強みと弱みを理解することが出来ました。

それにしても、
ヤマダ電機、三越池袋店跡に出店へ 国内最大級
勢いありますね。


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2008年09月28日

「タクシー王子、東京を往く」川鍋一郎著

お勧め度晴れ晴れ晴れ

あちこちの書評やブログで取り上げられてて、やたら評判が良かったので読んでみました。確かに、スゴ本だった。

著者は、タクシー会社の日本交通の社長。しかも、慶應幼稚舎から大学まで慶應で、MBAとって、マッキンゼーで働いてたこともある、超エリート。傾きかけた会社を立て直したということで、TV番組「カンブリア宮殿」にも出たらしい。

本書は、そんな彼が、1ヶ月間、ドライバーとしてタクシーに乗務した記録です。グイグイ引っ張られてあっと言う間に読み終えてしまった。

タクシーという業態に誇りを持ち、充実した日々を送っている様子が伝わってきます。

さて、オレも、明日もワクワクする日にしたいから早く寝よう。


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2008年09月18日

「成功のコンセプト」三木谷浩史著

お勧め度晴れ

先日、ちょっと空いた時間が出来たので、息子とざりがにを釣りに行きました。ちくわをエサにしたら、大漁大漁!!オーパです。
息子も大喜びだったし、また行くぞ。

さて、本書ですが、著者のビジネスに対する考えを示す以下の5つの『成功のコンセプト』に従い著者の考えが書かれている本です。

1.常に改善、常に前進
2.Professionalismの徹底
3.仮説→実行→検証→仕組化
4.顧客満足の最大化
5.スピード!!スピード!!スピード!!


数あるインターネットショッピングを手掛ける企業の中で、何故に、楽天が勝ち残ったのか?という視点で読んだのですが、特に目新しいことが書かれているわけではなく、「何故に」という疑問は残ったままでした。

今日の帰りの電車の中で、ふと「当たり前」のことをきちんと積み上げてきたからこそ、ユーザーの信頼を得て、勝ち残ったんじゃないかな?と思いつき、脳内検証を行った結果、しっくりと、すっきりとしました。

思い出すと、当初は怪しいサイトも多かったですし、そもそもインターネット自体が怪しさを持ってたもんな。

「こういうキチッとやるべきことをやる会社ってのは、強いなぁ」と改めて思いました。競合にとっては、こういう会社はたまらなく怖いんだろうな。

そうそう、それと楽天がアフェリエイトの会社であるリンクシェアの米国法人を買収したのは、知りませんでした。


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「牛丼1杯の儲けは9円」坂口孝則著

お勧め度晴れ晴れ

しつこく、企業にとっての仕入れの重要性について、書かれている本です。

著者のサイトはこちら。う〜ん、購買に熱い情熱を傾けている方なのですね。
「なぜ消防署で住宅ローンがバカ売れするのか?」杉村晶考著に似た、暑苦しいまでの情熱を感じます。良いねぇ〜。

こういう1つのテーマを徹底的に熱くしつこく書かれてる本って、斜め読みでも、頭に残るから、けっこう好きだな。

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2008年08月30日

「インサイド インテル」ティム・ジャクソン著

お勧め度晴れ地下鉄

今日は、O氏と妻を置いて、父2人と息子2人で、虫取りへ
虫取り網をかついで、小川沿いを男子4人で大騒ぎしながらテクテク歩いて、バッタ、蝶、トンボにザリガニまで、捕まえた。
息子が、寝る前に、「虫取り、楽しかった!」と興奮してるのが、嬉しいな。
ホントは、暑いうちに、魚を取りに、海でも川でも行きたいのだけど、最近の天気、おっかねぇ〜からなぁ〜。

さて、分厚い上下巻構成の本書を読んでたので、更新が遅れておりました。インテル固め読みです。
特定企業の固め読みをすると、その企業の行間っていうか、ニュアンスというか、企業風土のようなものがよくわかるな。

1997年12月の出版とやや古い本なので、最近のことはわからないけど、本書を読んで掴んだのは

・従業員に対しては非常に厳格
・競合に対して攻撃的、特に訴訟
・高い利益率を生み出す仕組み(商品展開のスピード)

そして、何といっても、
・チップメーカーが対消費者に対して接点を持った「インテルインサイド」の意味。

インテルが入っていることで消費者が信頼する、っていう状況を作り出しちゃうんだから、スゴイ。

PC業界全体が伸びることが、自分の利益につながるっていう戦略に切り換えた時点で終わっているので、その後の動きが気になる。

企業風土はどう変化したのだろう。
新しいインテル本を読まなきゃな。







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2008年08月27日

「企業ファイナンス入門講座」保田隆明著

お勧め度晴れ晴れ

ファイナンスも、ある程度、わかっておきたいと思って、まずはざっくりと読んでみました。

あとがきに
「フツーのビジネスパーソンにとって役に立つ、分かりやすいコーポレートファイナンスの本を作りたい」という企画、構想
とありますが、まさにそのとおりの本でした。

タイトルに、実況LIVEとありますが、実際に模擬授業を行った上で書籍化したとことで、形式は違えど予ゼミが出してた参考書の「実況中継シリーズ」に似た雰囲気を感じました。文章がやわらかくて、読みやすい。

動機が「ある程度、わかっておきたい」だったので、お勧め度は晴れ晴れでしたが、仕事でもっと使うようになれば、真っ先に精読したい本だな。そういう意味では、お勧め度晴れ晴れ晴れのスゴ本です。


posted by J at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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