2012年12月16日

☆☆☆☆ 「30歳キャリア官僚が最後にどうしても伝えたいこと」宇佐美典也著

本書は、経産省の若手官僚である著者の、霞ヶ関を去るにあたっての「霞ヶ関の風景と、それを踏まえての意見や提言」を描いた1冊。

構成は以下のとおり
第1章 僕が経済産業省の官僚になるまで
第2章 なぜ東大生が集まっているのに問題だらけなのか
第3章 キャリア官僚制度には意義がある
第4章 政治家と官僚の役割を考える
第5章 天下りは本当に悪なのだろうか?
第6章 官僚としての最後の提言


若手官僚のリアルな風景・意見が描かれております。

この状況が進むと、ホント、マズイよね。
毎年入省してくる新人官僚の多くは、決して権力志向などではなく、「この国をよくしたい」という純粋な想いを抱いて、数ある選択肢の中から官僚という道を選んでやってきます。ところが、現在の政治家やマスコミは、彼らの純粋な想いを疑い、踏みにじる方向を向いています。一方的な断罪を繰り返して票稼ぎや視聴率稼ぎに利用して、人を弄んだ末に失望させていきます。
ここ数年、従来では辞めることなど考えられなかった若手のエース級官僚の転職が目立つようになりました。若手官僚の間には、かつてないほど政府に対する失望感が満ちているのです。


非常に熱量が高く、キャリア論としても、官僚・組織論としても考えさせられる1冊でした。

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2012年08月12日

☆☆☆  「「有名人になる」ということ」勝間和代著

著者を好きかと嫌いか都言われたら、・・・、だけど、この人の書く本は、何だかんだで面白いんだよね。で、何だかんだで、ほぼ読んでるな。

本書は、「有名人になる」ことをプロジェクトとして徹底的に突き詰めて考え、実行していった経緯とその結果を書いたもの。表紙に西原理恵子(サイバラ)がイラストで「あんた有名じゃないって」って言ってるのも面白い。

本書の構成は以下のとおり
第1章 有名人になるということ そのメリットとデメリット
1 有名人になることの直接的な金銭メリットは思ったほどは大きくない。プライバシーの侵害にちょうど見合うか、見合わないか程度
2 なんといっても大きいのは、人脈の広がりによるチャンスの広がり。これを生かせないと、有名人になったメリットはほとんどない。
3 大きなデメリットのひとつは、「衆人環視の中」で生きるということ
4 最大のデメリットは、見知らぬ人たちから批判され攻撃されることを「日常」と考えなければいけないこと
5 発言力がつき、やろうと思ったこと、考えたこと、目指すことができやすくなる。
それは有名人であることが信用につながっているからである

第2章 有名人になる方法
有名人になる5つのステップ 65
ステップ1 自分の商品性を把握し、顧客やパートナー、競争相手を特定する
ステップ2 自分がターゲットとする市場について、セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングを行う
ステップ3 自分を売り込むためのサービスを開発し、そのサービスの提供プロセスを管理する
ステップ4 自分がつくったサービスを普及させるための適切なチャネルを見つける
ステップ5 自分のサービスに適切な価格をつけ、品質を保証する
有名になるために、メンタル面で必要な三つのポイント
1 羞恥心を捨てて、有名になることを決意すること
2 有名になるにしたがって起きてくるネガティブな事象にくじけないこと
3 有名人の仲間を見つけて、互いに支え合うこと

第3章 有名人をつくる人たち
1 「有名人」はビジネスになる
2 有名人ビジネスのヒット率は決して高くないが、当たると大きい
3 「有名人であること」は「ビッグな自分という勘違い」と「『有名な自分』依存症」を招く
4 有名人を応援するファンとの関係
5 アンチファンという人たち
6 有名人は利用するのか、利用されるのか

第4章「終わコン」 有名人としてのブームが終わるとき
1 「有名になる」ことの本質を知らなかったわたしの過信と勘違い
2 ブームは、せいぜい一?二年しか続かない
3 「終わコン」と言われはじめたときにどうするのか?
4 連載やレギュラー仕事の効用と危険性
5 「終わコン」と言われないための工夫
6 妬みを買う有名人と買わない有名人
7 有名人は「ふつうの女の子」に戻れるのか?
8 ある時期に「有名人」だったという過去は二度と消せない

おわりに
それでも有名人になりたいですか?


そもそも、「有名人になる」ってコトをプロジェクト化するって発想がオモシロイ。
この発想は使える。とりあえず、身近な資格試験突破をプロジェクト化してみようと思う。
で、次は、「素敵なオヤジになる」をプロジェクト化するかな。


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2012年07月16日

☆☆☆  「社畜のススメ」藤本篤志著

卒業したハズのキャリア本・・・、つい、読んじゃうな・・・。
本書は、タイトルは過激だけど、内容はすごく真っ当な1冊。

構成は以下の通り
第1章 「自分らしさ」の罪
第2章 個性が「孤性」になる悲劇
第3章 会社の「歯車」となれ
第4章 ビジネス書は「まえがき」だけ読め
第5章 この「ウソ」がサラリーマンをダメにする
第6章 「クレバーな社畜」がベストの選択
終章 運、縁、恩


本書でも「筏下り型」のキャリア論が引用されてた。
キャリア・デザインというと、5年後、10年後のキャリア・ゴールを設定する「山登り型」を多くの人が想定しがちだが、キャリア初期には激流に身を任せ、次々と訪れるさまざまな難題に対処する中から自己を発見していく「筏下り型」のほうが望ましいのだ。

ホント、その通りだと思うなぁ〜。

この文章は響いた。
会社内での意思決定は、必ずしも明文化されていません。データや合理性のみで物事が進むとは限りません。ルールを決めるのは経営者やそのプロジェクトの責任者です。そのルールを知らないと、仕事を思うように進めることは難しい。
これらの話を会社に置き換えれば、次のようになります。すなわち内部で使用されているロジックや言語をわきまえなければ、まともな議論もできず、何ら力を発揮することができない。


さて、連休明けから、ギアを上げて頑張るぞ!
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2012年07月05日

☆☆☆☆☆「10年後に食える仕事 食えない仕事」渡邊正祐著

ちょっと前に話題となっていた本で気になっていた本。
ようやく読み終え、早速、久し振りに会った友人と議論しちゃったくらいのスゴ本でした。

構成は以下のとおり
第1章 いま、何が起きつつあるのか
第2章 「日本人メリット」で食える仕事の条件
第3章 各エリアの職業とその特徴
第4章 判定チャートー10年後、あなたの仕事はどうなるのか?
第5章 10年後の生き残りかた
第6章 10年後の「日本人の雇用」


職業を大きく以下の4つに分類した手法が抜群。
1 重力の世界
  ‐グローバルの最低給与水準に収斂されていく
  ‐平均賃金が日本の20分の1のインド人、中国人との勝負
  ‐低付加価値なブルーカラー職が多い
2 無国籍ジャングル
  ‐世界70億人と仁義なき戦い
  ‐超成果主義の世界
  ‐勝ち残れれば青天井
  ‐才能も運も必要
  ‐顧客と直接接点のない職種が多い
3 ジャパンプレミアム
  ‐日本人ならではの高いサービスマインド、職人気質、チームワーカースピリットを活かす
  ‐「同じ日本人」という信頼感を活用した対面サービス
  ‐営業マンや旅館の女将など
4 グローカル
  ‐日本人の強みを活かしつつ、高付加価値スキルで勝負
  ‐日本市場向けの高度専門職
  ‐高度な日本語と日本での人的ネットワークを活かす
  ‐「士」業など

漠然と考えていたことがクリアに整理されました。

こういうことだ。
今後、グローバル化が進めば進むほど、この「日本人メリット」の価値が再認識されるようになるのは確実だ。なぜなら、日本人メリットを活かせない仕事では、世界70億人のなかでの激烈な競争になっていくが、日本人メリットが活かせる仕事ならば、マックス1億人と、いきなり70倍も競争率が下がるからだ。日本人メリットを活かせる職に就くことで、ハングリー精神旺盛な新興国の人たちとの不毛な消耗戦、血みどろの戦いを避けられるのである。


目指すはココ。
私は、基本的には、グローカルへの進出を一番にお奨めしたい。グローカルエリアの職業は、日本人スキルを活かしつつも、スキルの差別化がしやすい知識集約型であるため、ポータブルスキルを伸ばしやすいメリットがある。「無国籍ジャングル」ほどに飛躍的にポータブルスキルを伸ばさなくとも十分に生き残れて稼いでいけるため、平均的な能力を持った日本人にとっては、好都合なエリアといえる。

グローカルは、日本市場だけでなく、日本人メリットを活かしながら海外へ進出する仕事も含まれる。

英語だけを意識していると「無国籍ジャングル」に意識が行きがちだけど、正直、日本人メリットを生かさなきゃ苦しいよね。「自分のアタマで考えて」、働く場/働き方を選ばなきゃいけない時代だってことがよ〜くわかるスゴ本でした。

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2012年06月24日

☆☆☆☆ 「「キャリアアップ」のバカヤロ―」常見陽平著

引き続き、キャリア関連本。
そろそろ、このテーマも考えが固まってきたので、卒業かな。

本書の構成は以下のとおり
はじめにー「キャリアアップ」という曖昧な不安
第1章 なぜ、「キャリアアップ」に脅迫されるのか?
第2章 転職のバカヤロー
第3章 私の「キャリアアップ」漂流記
第4章 自分磨きのバカヤロー
第5章 20代のとき私が知りたかった12のルール



最後に書かれた12のルールがイイ。
1 多様な視点と広い視野を持つ
2 成長が自分も周りも変える
3 「名刺がわりの仕事」をする
4 仕事が磨かれる原則を知る
5 仕事は「量」のち「大きさ」
6 「オカズの仕事」をする
7 「謙虚」でいこう
8 大切な人を大切にしよう
9 自分を安売りしない
10 次の時代の空気を読め
11 無駄な経験はひとつもない
12 主張する勇気を持とう


どれも、大事だけど、特に、7.8.9がジワジワ響く。
著者自信のキャリアも、人に導かれて築かれている。
社内も社外も、接する人達の信頼をコツコツ集めていくことが大事だと思うのだ。
(何度も失敗して学んだ・・・。)

キャリアについては、固め読みのテーマの一つと設定し、ずいぶんと多くの本を読んできたけど、コレで一旦、卒業することにする。
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2012年05月30日

☆☆☆☆ 「自分らしいキャリアのつくり方」高橋俊介著

本書は、著者が慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスのキャリアリソースラボラトリーで行ってきたキャリアに関する調査・研究を、キーフレーズ毎にまとめたもの。

節目の時期ということで、興味深く読み進めることが出来ました。

構成は以下のとおり
1 ワークライフ
2 能力開発
3 キャリア形成
4 ジョブデザイン
5 ネットワーク形成
6 組織のなかでの成長
7 組織の見極め方


肌感覚に合う納得感がある内容でした。
特に、響いたのは以下。

こういう研究もあるんだね。面白い。
アメリカのキャリア研究の第一人者の一人であるジェラート博士が、直感的意思決定論を主張している。キャリアにおいては意思決定を論理的に行おうとしても、あまりに情報が膨大で処理しきれず、また、どの就職先を選ぶと将来こうなるというシュミレーションをしようにも、不確定要素がありすぎてうまくいかない。それゆえキャリアの意思決定は直感に頼るべきだというのである。
(略)
キャリアや結婚を成功させるためには、論理よりも直観を磨いたほうが有効なのは、どうやらまちがいない。


コレは、ほんと、その通りだと思う。
現代のような変化の激しい時代においては、市場性のあるスキルや資格、専門性といった「エンプロイアビリティ」よりも、継続的に自分のスキルを高めていくことのできる思考・行動特性である「キャリアコンピタンシ―」のほうが、自分らしいキャリアを築いていく際には重要なのである。


「キャリアドリフト」的な考え方が、しっくりときてたので、この記述にも共感できた。
キャリア形成においても、モチベーションを上げるためと考えるなら、達成動機や上昇志向の強い人に限っては中長期の目標は有効だといえよう。だが、目標に縛られて身動きができなくなってしまっては、かえって充実したキャリアをつくる妨げになってしまう。目標は絶対的なものではなく、むしろ状況の変化に応じて柔軟に変化させるものというくらいに考えておいたほうがいいだろう。
自分らしいキャリアをつくるには、目標よりも仕事の習慣を大事にすべきだ


節目の時期に読む、キャリア形成に関する本として、おススメな良書でした。






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2012年04月09日

☆☆☆☆ 「後悔しない転職 7つの法則」石山恒貴著

現在、節目の時期ということもあり、頭を整理するために、本書を読んでみました。

本書の構成は以下のとおり
1 転職するか、それとも会社に残るか、どこで判断するのか?
   誰でも転職は、迷って当たり前
   プロたちは、こんな人には転職を勧めない
2 転職市場のプロたちが教える成功法則
   転職市場のプロたちは、あなたの「ココ」を見る
   後悔しない転職7つの法則
3 意外に知られていない転職の本当のリスク
   有名大企業には、「生え抜き」と「外様」の間に高い壁がある
   新興企業・外資系企業は、リスクの内容が事前につかみにくい
   最初の半年は、誰でも成果を出せない
   転職するもよし、いまの会社に残ることも立派な決断


本書のタイトルにもなっている「後悔しない転職 7つの法則」は、いずれも納得できることばかり。
成功法則1 とことんやりきったという自信と実感を持つ
成功法則2 社内・社外を問わず、大勢の人から助言をもらう
成功法則3 身につけるべきは、資格よりも「仕事を回すコツ」
成功法則4 専門性に関連したスキルの横の掛け算ができることを目指す
成功法則5 「スレ―ジ替え」で、成長の可能性を切り拓く
成功法則6 転職する前の会社の悪口は、絶対に言わない
成功法則7 失敗して最悪の事態になることも想定する


特に響いたのは以下
これは、ホント、その通りだと思う。自分が思っている強みと、外から客観的に見てもらった強みって、全然違うからね。
成功法則2とは、「転職を選択肢として考えるなら、その前に越境学習に参加し、他社の情報を把握し、また社外のメンタ―から自分の市場価値について客観的な助言を受ける」ということになります。

助言をしてくれる業界の先輩方に感謝です!♪

成功法則4のコレは、しっくりきたね。思わず、こないだ若手と飲んだ際に、話してしまったほど。
成功法則である軸を意識してキャリアを歩むとはどういうことでしょうか。一言で言えば、専門性の方向性をいつも考えてきたということなのです。つまり、固定的なキャリア目標を目指して努力するというよりも、自分の専門性の方向性を意識し、それを高めることに集中してきたということなのです。
(略)
ここでいう専門性とは、軸、すなわち「やりたいこと、できること」ですが、その範囲はあまり狭いものではありません。専門性の範囲があまり狭すぎると、固定的なキャリア目標と変わらなくなってしまいます。そして、専門性を「いつも」考えるという点を見過ごしてはいけません。
「いつも」というのはどういう意味でしょうか。これは、専門性を取り巻く環境の変化を見逃さないということなのです。これだけ環境変化が激しい時代になると、専門性というものは、すぐに陳腐化してしまうリスクを秘めています。たとえば、コンサルティング手法にせよ、IT技術にせよ、流行していたものが、あっという間に使われなくなってしまうことはよくあることです。それなのに、もう使われなくなった手法・技術にこだわっていては、自分の専門性の価値が下がってしまいます。
そのため、成功法則に当てはまる人々は、「いつも」取り巻く環境から要請されることは何かということを考えつつ、専門性の能力開発を行うのです。これについて「自分のやりたいこと、できることと、世間のすり合わせ」と表現する人もいました。

この「すり合わせ」を自分一人でやると、うまくいかない。
冷静に、外からの意見を頂くことで、強みがよくわかるんだな。ホント、実感してます。感謝♪

コレ、大事!!今まで、個性的なキャリアを歩むことが出来たのも、コレのおかげ。
成功法則に当てはまる人々は、会社から「やりたいこと」をやるという指示が自分に出るように、事前にうまくコントロールしていたのです。

当然、上司や斜め上が応援してくれるから可能になるんだけど、そういう環境を作っていくのって、自分にとっても、会社にとっても重要なことだと思う。過去の応援してくれた方々に感謝だな。

過去の経験上、この考え方は、しっくりくる。
雇用にこだわるよりも、自分のキャリアを財産と考える。

「キャリア権」では、「雇用が財産」ではなく「キャリアが財産」と考えます。不確実性が増し、環境変化のスピードが速まる時代において、いくら企業が終身雇用を保証したくとも、事業自体がM&Aなどで売却されてしまうかもしれません。そうした前提に立てば、一社での終身雇用に固執するのではなく、自分の専門性を高めていき、自分自身のキャリアそのものを財産と考えたほうが、個人の戦略としても妥当なわけです(もちろん、結果的に生涯で一社の勤務で終わったとしても、それは素晴らしいことでしょう)。
自分自身のキャリアを財産とする以上、他責的な態度ではキャリアを形成できません。本人が自発的にキャリアを形成していく必要があります。また、何も方向性がなければ、キャリアは拡散してしまうでしょう。ですから、明確な軸を持ち、方向性を持って専門性を高めていく必要があります。さらに環境変化が激しい時代ですから、成長を止めることはできません。常に成長していく必要があります。


この言葉はイイね。
転職を活かすも殺すも、転職後のがんばりにかかっているわけで、最大のメリットは未来の可能性を買ったということになるわけです。


新しい可能性に向かって、頑張ろう!
後悔しない転職7つの法則

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2012年03月25日

☆☆☆  「すごい女子会」勝間和代責任編集

タイトルに惹かれ?読んでみました。というのもあるし、サイバラも出てるしね。

構成は以下のとおり
1 「女とお金」について西原理恵子さんと話してみよう
 仕事は、自由に生きていくためのもの
 女も仕事を持たなくちゃ!
 人生、たいていのことはお金でカタがつく
 女が働くのは自分を守るため
2 「女の武器」について倉田真由美さんと話してみよう
 「活躍する女性」には2つのタイプがある
 女の武器=「可愛げ」は使わないと損!
 自分にとっての「できる男」は、こう選ぶ)
3 「女の時間の使い方」について小室淑恵さんと話してみよう
 ワーク・ライフバランスで、女性の働き方が変わる
 「朝メール夜メール」で仕事の効率を上げる
 いつも全力、それがやりたい仕事への近道)
4 「出産と育児」について小島慶子さんと話してみよう
 自分の「やりたい仕事」は、ここにあった!
 出産と育児が自分を変えるきっかけに
 アナウンサーという仕事を辞めてわかったこと
5 「女と仕事」についてみんなで話そう 大江麻理子さん・大橋未歩さん・松丸友紀さん
 華やかに見える女性アナウンサーという仕事
 女性アナウンサーは出産後も続けられるか
 私たちが仕事のやりがいを感じるとき


小島慶子さんのこの言葉は素敵だな。
小島 「自分なんて他人のなかにしかなくて、自分探しや自分磨きが必要なときもあるけど、自分が誰かなんてことは相手が決めるものだから、自分ではどうにもできないや」と思ったら、かえって気がラクになりました。


と、クラタマって、女の武器とかを語っちゃうポジションにいたのだね。
サイバラの、斜め後ろだと思っていたのだが・・・・

すごい女子会

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2012年03月10日

☆☆☆  「あなたがデキる人か否かを決めるのは、人事部です。」三冨圭著

いくつかの書評ブログで本書を取り上げており、気になり読んでみました。

本書は、人事(会社)の建前と本音を物語形式で描いた本。
私、最初に勤めた会社が良い意味で特殊すぎて、建前と本音に気付くのが遅かった。
ナイーブだったのです・・・。
35歳を過ぎ、よーやっと、本音が見えるようになったかな。

本書の構成は以下のとおり
 「経営3大資源」の中核を担う人事部
 嘘をつかずに人を騙すのが人事の説得
 「ヒトを幸せにする人事」が会社を発展させる
 「縁でつながり情で動く人間」は理で騙される
 サラリーマンは勝ち残れない時代
 「私の給与は公平ですか?」年収は時価、マーケットで決まる
 持続的な努力が給与を上げる近道
 出世には二つの法則がある
 手を挙げなければチャンスは生まれない
 日本の会社の問題児が外資の人事を務める〔ほか〕


もっともらしい教科書的な人事のやりとりと、裏を知り尽くした女性による本音の解説が、読んでて楽しい1冊でした。特に、この出世に関する本音は読んでて笑った。
出世は二つの条件が重なったときに起こるということ。
条件1 あなたを出世させることのできる人間が存在する。
条件2 あなたを出世させることによって、その人間に都合のいいことが起こる。

違う角度から言うと、そういう二つの条件を揃える環境作りが重要なんだよね。
本書ではわざといやらしい書き方をしてるけど、「この人だ!」って思う人が条件1に当てはまる人なら、これほどハッピーなことはないよね。
これまでは、そうだったし、これからもそうありたい。

活字中毒の自分にとって、あと書きのこの言葉は、嬉しいね。
これからの時代、真の読書は特権です。
何しろもっと厳しい世の中になると思うから。
断言しますが、読書ほどコストパフォーマンスが良い知見の上達・訓練方法は存在しません。今も、昔も、これからも。


厳しい時代、しっかり読書して、会社の建前に振り回されず、本音を見抜き、Win-Winになるよう、会社と上手に付き合わなきゃね♪


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2012年02月25日

☆☆☆☆☆「まじめの罠」勝間和代著

勝間さんの本って、あざとさを感じて読むのをためらうんだけど、読み始めると、やっぱりイイんだな・・。
本書もスゴ本でした。

構成は以下のとおり
第1章 「まじめの罠」とは何か、そして、なぜ「まじめの罠」はあなたにとって危険なのか
 「まじめの罠」とは何か
 「まじめに生きる人生」は「幸せな人生」か?
第2章 あなたが「まじめの罠」にハマってしまうメカニズムを理解しよう
 「まじめの罠」を生む外部要因ー日本社会式エコシステムの存在
 「まじめの罠」を生む内部要因ー「まじめ」に特化したことによる大局観不足
第3章 「まじめの罠」の害毒
 「まじめの罠」が当事者に与える害毒
 「まじめの罠」が社会に与える害毒
第4章 「まじめの罠」に対する処方箋
 失敗を恐れるな
 問題設定そのものを疑え ほか


電車の中で、思わず吹き出したのがこの文章。
与えられた枠内で最大限の努力をしてしまう人、その枠自体が間違っているのではないかという発想のない人、そういうことに疑問を持つ人間はふまじめだとしか物事を捉えられない人―そうした人がまさしく「まじめな人」の典型です。
では、なぜ、そういう人たちは「まじめ」を追い求めてしまうのでしょうか。それは、その人たちにとって「まじめ」であることは正義であり、成功体験にもなっているからです。
そのため、まじめである自分、努力する自分が一番の正義であり、一番の価値があることだと考えてしまうのです。そして、そういう人は「ふまじめな人」が基本的に大嫌いです。
何故か、自分の事を毛嫌いする人が時々いたけど、確かに、このタイプだわ・・・。
自分が、なるべくラクして成果を出したいと本気で徹底的にアプローチや手法を研究する「ふまじめな人」ってのは、確かにそうだ。おもしれぇ。

ムハハハ。学生の頃、よくこんなことを考えてた。俺、完璧に後者だわ。
3ヵ月勉強して100点を取る人と、2日だけの勉強で80点取る人がいたとしたら、どちらを評価するでしょうか?

後者は、「ふまじめ」みたい。

といっても、一方で、自分にも「まじめ」な部分があるから、このまじめの罠には気をつけよう。
@ どんなにまじめに努力しても、努力が成果に結びつかない。
   ↓
  被害者意識の肥大化
   ↓
A 常に被害者意識を持つため、まわりに攻撃的になる
   ↓
  自分を正当化する習慣
   ↓
B 自己欺瞞に陥り、自己を満たすために他者を差別するようになる。


コレだね。コレ。
自分がまじめに努力をするよりは、自分の努力が報われる環境選びや環境作りにより努力をすべきだというわけです。

仕組みがうまくできちゃえば、変なストレスなく回るのです。
減量が今のところ上手くいってるのも、仕組みや環境がうまくハマったから。
 
この意識が大事。
多くの人は、すべての枠組みは人から与えられるものであると考えて生きているからこそ、それに無理やり自分を合わせようとして苦しくなるのです。そうではなく、枠組みというものは自分の力で構築していくmのだという視点が大切です。

自分が属しているシステムの内側でばかり行動するのではなく、その外側でどれくらいの時間を使っているのか、しかも、本当に純粋に、目的もなしにどれだけ遊べるかで幅広い視点を得ることができるようになります。


ほんと、この本はいいね。
危うく「まじめの罠」に「ふまじめ」な自分も呑み込まれそうだったので、助かった。
まじめに合わせるのではなく、もっと「ふまじめ」に頑張ろうっと♪

まじめの罠

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2012年02月19日

☆☆☆  「職人暮らし」原田多加司著

職人に惹かれます。家具、皮細工、大工等々・・・。
息子を職人の道へ・・ってな妄想もしつつ、茅葺職人である筆者が書いた本書を読んでみました。

構成は以下のとおり
序章 職人学事始め
第1章 職人の住まいと生活
第2章 職人の技
第3章 職人の経済学
第4章 職人を育てる
第5章 職人の掟
第6章 職人、旅に学ぶ
終章 職人の引き際


職人っていっても、人間関係の中で生きていくのは、同じだね。
職人の仕事というのは、自分の腕が一種の社会保険のようなもので、年をとってっも腕が上がればますます尊敬されるし、経験を積めば今日より明日がよくなるという単純かつ明快な「積み重ねの効用」がまだ機能している社会でもある。半面、職人というのはこれで結構嫉妬深いところもあるし、施主や監督との関係は神経を擦り減らすことも多い

職人っていうのは、もしかしたら心の持ちようで、どの業界でもいいのかもしれない・・。

職人暮らし

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2012年02月11日

☆☆☆☆☆「幸福の商社、不幸のデパート」水野俊哉著

あちこちで話題になっていた本。先日の出張の移動中に読んでみました。
会社員から、経営者へ。上場目前で、転落。30代半ばで借金3億という壮絶な著者の体験を書いたスゴ本。

構成は以下のとおり
1 欲望とカネの世界
    (借金の泥沼で見た光景/人生の分岐点はどこにあるのか? ほか)
2 こうしてお金の流れは止まる
    (天啓のごとく降りてきた「完璧なアイデア」/私財を投じてでもチャンスに賭ける ほか)
3 脱出不能の借金の穴
    (どうすれば脱出できるのか?/金があったら幸せになれるか? ほか)
4 地獄で知った「お金のからくり」
    (世の殺人事件はほとんどが女か金に起因する/カモになったら嬲り殺し ほか)
5 幸福の商社、不幸のデパート
    (「『思考は現実化する』なんてバカバカしい」と思っていた/成功本の成功法則を全部やったらどうなるか? ほか)


著者の体験に比べると、自分が抱えている悩みなんて、小せぇ〜なと。
年明けから、つまらないことで、ウジウジと悩んでいたことが、馬鹿らしくなってきました。

視野を広く、「自分」のキャリアをトコトコと進んで行こう!

幸福の商社、不幸のデパート

幸福の商社、不幸のデパート
著者:水野俊哉
価格:1,365円(税込、送料込)
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2012年01月15日

☆☆☆☆☆「「権力」を握る人の法則」ジェフリー・フェファー著

正直、本書に書かれている「権力」を巡る競争は嫌いだし、避けていたところもある。

ただ、逃げまわっていると、大きな仕事も出来なくなるし、そもそも逃げ切れるもんでもないって事が、よーやくわかってきたこともあり、「権力」に関し、しっかり理解しておきたく、スタンフォード大学教授である著者が書いた本書を読んでみました。

結論:あまり周りの人に読んで欲しくないくらいのスゴ本でした。

構成は以下のとおり
はじめに 「権力」を握る準備を始めよ
1.いくら仕事ができても昇進できない
2.「権力」を手にするための七つの資質
3.どうやって出世街道に乗るか
4.出る杭になれ
5.無から有を生み出すーリソースを確保せよ
6.役に立つ強力な人脈を作れ
7.「権力」を印象づけるふるまいと話し方
8.周りからの評判をよくしておくーイメージは現実になる
9.不遇の時期を乗り越える
10.「権力」の代償
11.権力者が転落する原因
12.権力闘争は組織とあなたにとって悪いことか
13.「権力」を握るのは簡単だ


この言葉は響いたね。
権力や影響力を手にする方法を理解し、その知識を賢く使うためには、まずは三つの邪魔物を退治する必要がある。最初の二つは、思い込み―世の中は公正だという思い込みと、この思い込みが強く反映されたリーダーシップ本の教えである。そして三番目は、ほかならぬ自分自身である。


いろいろあるけど、こういうことだ。
「権力闘争や政治的駆け引きといったものは自分のキャリア形成にとってはよいとしても、果たして組織にとってはよいことなのか」という疑問を提示した。一つの答えは、会社は社員一人ひとりのことなど気にかけていないのだから、生き残りたい人や上をめざしたい人は自分で自分の面倒をみなければいけない、というものである。もう一つの答えは、疑問そのものが成り立たない、というものだ。人の集まるところには必ずヒエラルキーが出現するし、それが期待されてもいる。したがって、より上の階層をめざす競争が起きるのは避けられない。三番目の答えは、複雑で相互依存性の高い現代の組織では、政治的手腕を備えていることが任務の遂行には欠かせないというもの。そして四番目の答えは、パワーポリティクスを通じた意思決定の方が、ヒエラルキーに基づく意思決定より効果的な場合もあるというものだった。


しなやかに、やっていきたいね。

スゴ本でした。

「権力」を握る人の法則

「権力」を握る人の法則
著者:ジェフリー・フェファー
価格:1,890円(税込、送料込)
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2011年10月29日

☆☆☆  「ブレイクの「瞬間」」R25編集部

本書は、フリーペーパーR25のインタビュー連載をまとめたもの。
インタビュー集はグッと来る言葉が含まれることが多いから、好んで読んでいるのですが、本書にも、多くのグッとくる言葉がありました。

本書でインタビューした方々はこんな人達
「自分」との出会い
  伊坂幸太郎、西村雅彦、姜尚中、筒井道隆、小林武史、田口トモロヲ、石原慎太郎
  オダギリジョ―、内田樹
迷い、遠回りしながら
  西田敏行、吉田照美、堤真一、大沢在昌、本木雅弘、小堺一機、仲村トオル、品川ヒロシ、ル―大柴
転換点は「あの時」だった
  東国原英夫、槇原敬之、デーモン小暮閣下、古谷徹、押井守、フィリップ・トルシエ
  島田洋七、ウド鈴木、蝶野正洋 
愚直に、一直線に
  岩井俊二、浅田次郎、安藤忠雄、井上康生、草野仁、寺脇康文、夢枕獏、マギー司朗、ゴリ  
楽しむことが「原点」
  北野武、イッセ―尾形、谷村新司、蛭子能収、浅野忠信、所ジョージ、中村獅童、山田五郎、原田泰造
いつか輝ける時が来る
  佐野元春、アントニオ猪木、藤田まこと、市川團十郎、中村雅俊、吉村作治、温水洋一
  トム・ヨーク、中曽根康弘


今回、特にグッときたのは、内田樹先生のこの言葉
どうもみんな、想定外の幸福よりは想定内の不幸の方が好きらしくてね。だから、最悪の事態を考えて準備すると、だいたいそっちに舵を切る。でも、そこを見ると吸い寄せられるんですよ。自分の身に起こる悪いことは絶対に考えちゃいけない。強く念じたことは、それがプラスでもマイナスでも必ず実現する。「取り越し苦労はするな」ということを、僕は多田先生から教わりました。(略)
新しい人と出会って、新しいことを経験して、自分自身がガラッと変わって、生活空間も交友関係も変化して、目の前の霧が晴れるようにすごく楽しいことが起こるんじゃないか、というふうに前向きに思わない。逆に、こんなことが起きたらイヤだ″っていう不幸な未来をありありとイメージして、そのリストを長くしている。
でも、そうすると必ず、起こって欲しくないこと″が起こる。こんなことが起きたらいいな″というリストを長くする方が、はるかに効果的な生き方でしょう。

その通りだと思うのだ。

さて、明日は、イモ掘り。大きい芋がたくさんとれたらいいな!
ブレイクの「瞬間」

ブレイクの「瞬間」
著者:R25編集部
価格:1,680円(税込、送料込)
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2011年10月15日

☆☆☆  「日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方」山本敏行著

今更ですが、新しい会社に入って使い始めたGoogleカレンダーの使い勝手の良さに驚きました。
そんなこともあり、会社って仕組みが、世の中の変化についていけず、非効率な仕組みや制度が多く残っているよなぁって事を考えつつ、本書を読んでみました。

本書の構成は以下のとおり
第1章 「社員第一主義」の非常識な働き方
第2章 社員の満足度がアップする非常識な制度
第3章 小さな会社が成功するための非常識な戦略
第4章 小さな会社の利益を増やす3つのIT戦略
第5章 モチベーションと利益が劇的に高まるITツール活用法


コレには、激しく共感
社員のモチベーションはどうやったら上がるのかというと、まず、「自分の得意なこと」や「やりたいことがやれている」状態であるということが大切です。反対にモチベーションが下がる原因は「会社からやらされている感が強い」仕事であるということです。
人はロボットと違って感情があり、感情によって仕事へのモチベーションや生産性は大きく左右されます。もちろん、すべてがその人の得意なこと・やりたい仕事である必要はなく、やらざるを得ない仕事もあって当然です。
ここでポイントになってくるのは、やりたいことができている仕事の割合であったり、上司が自分の意見を聞いてくれたり、採用してもらえるかもしれないという可能性を感じることができる組織の状態を作りだしておくことが重要であるということです。

当たり前だけど、これが出来ていれば、放っておいたって仕事はバリバリやるもんです。

社員を信じて、会社はその環境を整えることに集中している。だからこそ、本書で紹介されているような制度や、グーグルの活用等といったユニークで効率的な仕組みが出来ているのだと思います。

既存の制度・仕組みにとらわれずに、本質を見極め、本当に必要な仕組み・制度を作る会社だと、社員も効率的に働けますね。
効率的に楽しく働くために、Google等のサービスをもっと使いこなさねば。

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☆☆☆  「54歳引退論」布施克彦著

定年後もマイペースで好きな仕事をしてる素敵な人達に接する機会が多いこともあり、本書を読んでみました。

本書の構成は以下のとおり
第1章 なぜ五十四歳引退なのか
第2章 戦えないジャパニーズ・ビジネスマン-ピカピカでなかった国際人
第3章 五十四歳引退の決意とタイミング-五十歳引退のはずが…
第4章 引退して何をすればいいか-的を絞るのは得策か?
第5章 まずは自分探し-「自分探し」は「自分晒し」から
第6章 めざせ海外駐在員-日本で得られないものを得る
第7章 個人力の磨き方-サラリーマンだからこそできること
第8章 引退準備としての転職-大転換の前の小転換
第9章 引退に向けての周辺強化-セーフティネットは自分で張ろう
第10章 五十四歳までに引退しよう-最後の本音のメッセージ


「定年後の人生を充実させるためには、54歳でギアを変えるための準備を前もってしておく必要があるよね。」という本書のメッセージに、共感。

転職したばかりだということもあり、この言葉はしっくり来たなぁ〜。
今までの職場で評価されてきたものをすべてと思い込んではいけない。本当の評価、自分の相対化は未完成だと考えたほうが正しい。自分をもっと違う空気に晒して、自分自身に対する再検証、再評価が必要だと思う。
今の職場で評価されていて、その部分に自信があると思っていても、世間で通用しないことはいくらでもある。その一方で、自分の弱点と思っていたことが、外の世界ではむしろ逆で、強味だったりすることを発見する場合もある。


こういうことだ。
働きながら、自分の強みと弱みをあぶり出し、引退後何をするかを決める基礎としよう。

54歳引退論

54歳引退論
著者:布施克彦
価格:735円(税込、送料込)
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2011年10月01日

☆☆☆☆ 「「本物の営業マン」の話をしよう」佐々木常夫著

週明けから新しい会社で、営業やります。ということで、固め読みのテーマにしている「営業」関連本。
著者の佐々木氏の経歴はこちら

また、40過ぎで初めて営業を経験した著者の言葉は、響くものが多かった。

構成は以下のとおり
第1章 あなたは本物の営業マンか
 事業を営むことが仕事
 生産財と消費財のマーケティングはまったく違う ほか
第2章 事実をつかむことからはじめよう
 「五年先」のニーズは読める
 競争相手が同業他社とは限らない ほか
第3章 鍛えるべきは社内営業力
 会社の司令塔を目指せ
 力の半分は社内に向けよ ほか
第4章 “人柄のよさ”だけでは戦えない
 相手目線の「顧客対応力」を磨け
 愛されるだけの営業マンはいらない ほか
第5章 顧客を幸せにして、自らを磨ける仕事
 どこまでも真摯であれ
 お客様は「神様」ではない ほか


特に響いたのは以下
一般に営業マンはどれだけ商品を売ったかで評価されます。売上の多い営業マンほど優秀であると評価されますが、どれだけ売ったかは、実は会社にとってさほど大きな問題ではないのです。商品が売れたのは営業マンの努力以上に、その商品を作った人のおかげです。あるいは、その商品が売れると見越し、作るように働きかけた人のおかげです。
売れるのが当然の商品は誰でも売れます。そういう商品が売れている間に次に売れる商品を見つけ、開発し、販売ルートを築いたり、世の中に知らしめていく。それこそが真に営業マンに求められる仕事なのです。
では、売れる商品はどうすれば見つけられるかというと、一つはエンドユーザーが何を考えているかキャッチすることです。そして同時に、営業を行うにあたって取引先のライトパーソンを見つけ、そこに向かって売り込むことです。

営業マンはこの情報を誰に持っていくのが一番よい条件で売れるか見極めることが大事で、さもなくば、せっかくニーズのある商品であったとしても世に出なくなることがあるのです。

これをやるためには、ネットワークと情報が必要。コツコツと信頼を積み上げていかねばならんです。

これも、身体に沁み込ませておきたいね。
商品の品質や納期にいろいろ難くせをつけてくる人は、営業マンにとってありがたい存在です。その商品をよく理解してくれて、もっとよくしてもらいたいと考えているからクレームをつけるのであって、何も言わない人よりずっとありがたい存在です。


この立場は常に意識しておきたい。
会社で開発したり、生産した商品を世に送り出す部署が営業です。
顧客や市場から求められているものは何かということを開発部門に伝え、どの程度の品質とコストであれば取引先に認めてもらえるかを生産部門に伝えます。
また、送り出した商品が世の中でどんな評価を受けているのかを会社の中のあらゆるセクションに知らしめるのも営業の仕事です。
したがって、営業部門というのは、いわば会社の司令塔(ヘッドクォーター)なのです。その商品に関する事業損益の責任は営業部門が負っていると考えたほうがいいでしょう。
そう考えたとき、営業の機能を十全に発揮させるには、営業マンが自社や自分の扱う商品について、できるだけ多くの情報に通じている必要があります。


これは新鮮。そういえば、前職で法務をやってたころ、よく営業の先輩方に飲みに連れて行ってもらった。
交際費というと取引先を接待するときに使うイメージが強いですが、前でも述べたように接待で得られる取引などたかが知れています。大事なのは商品自体で、商品さえよければ接待などしなくても勝手に売れます。技術部門の人によい商品を作ってもらうことが大事で、そのために接待費を使うのです。


読む前と後とでは、「営業」の仕事の輪郭が違って見える、良書でした。
「本物の営業マン」の話をしよう

「本物の営業マン」の話をしよう
著者:佐々木常夫
価格:840円(税込、送料込)
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2011年09月18日

☆☆☆☆☆「華僑流 おカネと人生の管理術」宋文洲著

節目のこの時期に、諸々を棚卸ししたいと思い、本書を読んでみました。
著者は、ツイッターやメルマガでも、厳しくも温かい言葉を発信している宋文洲氏。

本書の構成は以下のとおり
プロローグ はじめから屈強な「華僑」なんていない
第1章 「和僑」的生き方のすすめ
第2章 「失敗」と思い込んでいる日本人
第3章 「成功」とは自分のためのものである
第4章 「理財」をするから、華僑は生き残れる
第5章  最悪の事態に備えて「小瓶」をつくれ
第6章 「個人」の成功と「会社」の成功は別物
第7章 「最大のリスク」は自分の心の中に潜んでいる


この文章には、グラっと来ました。
華僑の中にも、「他人にとっての成功」を追い求めている人もいますが、その割合は多くはありません。「人は人、自分は自分」「他人なんて関係ない」という考え方が強いので、他人評価を気にする考えが薄いのです。逆に言えば、日本人ほど、他人評価を気にする人々は世界的に見れば珍しいといえます。これは、島国という隔絶された環境の中で生きてきたからかもしれません。
では、華僑が考える「自分にとっての成功」とは何か。これは人それぞれですが、多くの人の話を総合すると、ある共通のキーワードが浮かんできます。
それは、「自由」です。
自由というと、資本主義か社会主義か共産主義かといった国の政治・経済体制をイメージする人がいるかと思いますが、そういうことではありません。
「毎日、自分の好きなように暮らせる」「自由にモノを買えるだけのお金がある」「人間関係の窮屈さがない」「世界中を飛び回れる」。
そんな自由を得たいがために、華僑は日々商売に精を出しているといえるでしょう。

有名になっても、偉くなっても、自由さが制限されてしまうのであれば、それは「成功」ではない。今まで、漠然と思っていた価値観が、この1文でよりクリアになりました。
いかに自由な環境・状況にいられるかという基準は、自分に取り入れていきたい。

他にも、心身共に癒される「小瓶」を持つ大切さ等、島国からフラットな世界に変化していくなかで、しなやかに生きるためのコツが書かれたスゴ本でした。
先日、友人と焼き鳥屋で飲んだ際、本書の話を熱く語ってしまったくらい、グラッときた本でした。


華僑流おカネと人生の管理術

華僑流おカネと人生の管理術
著者:宋文洲
価格:1,575円(税込、送料込)
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2011年09月17日

☆☆☆  「即戦力は3年もたない」樋口弘和著

来月から新しい会社に勤務するということで、気を引き締めるために読んでみました。
樋口氏の著書は、これまで、「新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか」「社長の人事でつぶれる会社、伸びる会社」を読んできましたが、いずれも良書。
本書は、人事関係者のために書かれた本ですが、人事はどのように見ているのか、という視点で読んでみました。

本書の構成は以下のとおり

第1章 「即戦力」幻想が会社を潰す!
 採用にコスト管理は馴染まない?
 「即戦力」には賞味期限がある ほか
第2章 人材の“見える化”が人事を成長戦略にする
 「人材ポートフォリオ」で人的資源を有効に
 組織に必要な縦軸と横軸をつくる ほか
第3章 「伸びる即戦力」はこうして見抜く
 「未経験者採用」に目をつける
 「他責体質」と「名ばかりリーダー」は要注意 ほか
第4章 組織を強くする「ワーク・ライフ・バランス」
 誤解されたワーク・ライフ・バランス
 ハンディへの理解が自社の文化になる ほか
第5章 人材市場の二〇一〇年代を勝ち抜けるか
 賃金デフレ時代がやってきた
 「賃金は毎年上がる」と信じられた時代 ほか


中途社員は即戦力である半面、賞味期間が短い場合も多いとのこと。長く貢献するには、学び続けていかねばならないのだな。
頑張らねば。

即戦力は3年もたない

即戦力は3年もたない
著者:樋口弘和
価格:760円(税込、送料込)
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2011年09月14日

☆☆☆  「世界は仕事で満ちている」降旗学著

仕事モードへの切り替えのために、読んだ本。
ちょいと変わった仕事に就いている人達に対する取材をまとめたもの。

本書で紹介されている仕事は以下のとおり

あなたの“日常と仕事”を支える人たち
 ゴキブリ駆除研究者
 タバコブレンダ― など
あなたの“食”を支える人たち
 缶コーヒーブレンダ―
 養豚場長 など
あなたの“娯楽”を支える人たち
 CGクリエイター
 アルバイト兼ラッパー など
あなたの“旅立ちと永遠”を支える人たち
 庭師
 霊柩車製作者
あなたの“性”を支える人たち
 AVモザイクオペレーター
 コンドーム研究者
あなたの“街”を支える人たち
 流しのはんこ屋
 焼イモ屋


響いたのは冒頭のこの文章
最初からその仕事を与えられて、不本意ながらもやってみたら面白かった―、あるいはその仕事を続けるうちにコツをつかみ、経験を積んでようやく奥の深さを知り、初めてそこにやりがいや生きがいは見出されるものなのだ。
あなたはその仕事を選んだつもりかもしれないが、実は、あなたが仕事に選ばれているのだ。私はそう考えている。仕事というのは、選ぶものではなく、選ばれるものだと。出会うものだと言ってもいい。


仕事ってイイな。さぁ、頑張るぞ!!

世界は仕事で満ちている

世界は仕事で満ちている
著者:降籏学
価格:1,575円(税込、送料込)
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